こんにちは、ぽんです
いつも訪問ありがとうございます
今回は日本の映画の『子宮に沈める』の感想・レビューです
と、まぁ、ここまではいつもの流れなのですが、他の作品のレビュー記事とことなるのは、私が最後までこの作品を視聴し終えていないことです
正確には、“最後まで見られなかった”が正しいです
辛すぎて、最後まで見る気力と精神力ではなく、断片的に見て、視聴し終えたというものです
不完全ながら、それでも抱いた感情はぬぐいされず、ぐるぐると心の中でいびつに渦巻います
感想・レビュー記事を書かないつもりでいましたが、あまりの衝撃さゆえに、断片的に見たシーンでも頭から離れられず、日常生活に良い意味でも悪い意味でも影響が出始めました
これではいかんということで、感想・レビュー記事を書くことで、私のモヤモヤが晴れるのではないかと期待しています
まだ視聴されていない方は、ネタバレにご注意ください
▼親子・母親の物語を描いた作品はこちら▼
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『子宮に沈める』あらすじ
Amazon Prime Videoより引用
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『子宮に沈める』感想・レビュー
こんなの、最後まで見れるわけない
この作品との始めの出会いは、Amazon Prime Video上でした
気になる作品をウォッチリストに入れているのですが、あらすじをぱーっと見ただけで、「あ、これ見ておこうかな」とその時は思いました
しかし時がすぎ、他に見たい作品もたくさんあり、後回しになっていたところ、ふとこの作品のタイトルをどこかで見つけて「そういえば、見ていなかったな〜」くらいで、ちょっとだけネタバレをくらいに行こうとネットで検索してみたのです
すると、この作品は実話をベースにしているらしいと
ふむふむ、そうした類の作品は今までたくさん見てきたけれども、今回は何やら様子が違う…
そうなのです、大阪で起きたある事件を元にして作られたのです
そこからもう恐る恐るですが、映画を飛ばし飛ばしで見てみたんです
見たシーンでいえば、本当に1分ほど
30分単位くらいで、飛ばしてみていたのですが、その落ちにかなりの衝撃を受けました
それからというもの、その事件をずっと検索してしまう自分がいました
見ると後悔するのをわかっていましたが、どうも自分の指を止められませんでした
今まで数多くの映画を見てきましたが、こんなにも悲しくて切なくて痛くて苦しい作品なかったと思います
それに、全部見てもいないのにこんなにトラウマになるのって、本当に衝撃作です
そして何よりも一言でまとめると、”事実は小説よりも奇なり”です
あくまでも事件をベースにしているだけで、本物の事件とはかなりの相違点があるらしいですが、それを踏まえても救えない
もっと言えば、事実はさらに残酷であるということ
自分が今母である身なので、余計に感情移入をしてしまい、今この瞬間も苦しくてなりません
映画自体は部分的な視聴での感想になりますが、定点カメラで主に二人の子供の様子を写したものになります
ただそれだけなのに、何故こんなにも苦しいのでしょうか
私が犠牲となった二人のことをいくら思っても救われるものはないですが、どうか安らかにと願ってなりません
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他人事ではない、でもどうしても遠くなってしまう
そう言えば、こんな事件あったなと思うくらいに私も非人間的だったのかもしれません
ニュースで心を痛める事件があっても「ああ…」と思うだけで、結局は他人事として捉えていました
こんなにも残酷な事件があるのに、テレビの中の世界な気がして、どこか遠くの国で起きた事件のことのようにまた自分の世界に戻っていました
自分のことでいっぱいいっぱいなのは確かにそうなのですが、それでもあまりにも自分自身が残酷な存在なのかなとも追い詰めてしまいました
こうした事件って、定期的にニュースで大きく取り打たされますよね
よく「日本は先進国なのに」と言われますが、そんなの理由になっていないですよね
つまり、あくまで氷山の一角なのだと思い知らされました
明るみに出ていないだけで、こうした事件はいままさに私がこのブログを書いている瞬間にも起こっているのです
そう考えると、考えが一人歩きして、本当に自分の胸が苦しくなっていきます
自分も、明日は我が身だったのかもしれません
初めて1人目を生んだ時、産後の寝不足や夜間授乳の疲れ、うまく寝てくれないことなど本当に自分の人生でも壮絶なくらいの時期がありました
幸い、両親や旦那がいたので今まで特に警察などの世話になることなく生きてこられましたが、もしも一歩何かが違っていたら、きっと私の名前がニュースで載っていたのかもしれません
この作品での救いを求めていろいろ探したのですが、”子供は親に課題を与えるために生まれてくる”や”子供は苦難を受け入れてその親の元に生まれてくる”といった考えが目につきました
本当かどうかはわかりませんが、そうであったとしても悲しすぎる、辛すぎる、苦しすぎる
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何もできない自分とモヤモヤ
最近育児をしていてよく思うのが、小さい子ほど”お母さんは絶対的””何があってもお母さんが大好き”だということです
叱っても、次の瞬間には「ママ大好き」と抱きついてくれる子供
ダメなことをして、ママに嫌われたくないと必死にしがみついてくる子供
子供って、残酷なまでに母親が大好きなんですよね
だからこの子供たちも、大好きなママがくるのを今か今かと待っていたんですよね
普段あまりテレビを見ることがなく、映画から事実を学ぶことが多い私は、この作品を一生忘れないと思います
この映画を見てから、子供への接し方が変わりました
自分で言うのもあれですが、優しくなったと思います
時にはちょっと感情的に叱ることもありますが、前は感情的になっていたことが、ちょっとだけ可愛く見えるようにもなってきました
叱ることを許してくれたのは、子供なのだと感じさせられました
私を母親にしてくれた子供たちに感謝の気持ちでいっぱいです
そして私のもとに生まれてきてくれたことに、それだけで愛情を感じることができています
疲れて横になりたい時でも「絵本読んで」と言われれば、一呼吸置いて絵本を読んだり、「ママ抱っこ〜」と求められれば肩こりがひどくても「きっと今だけなんだよな」と思うようになりました
また、子供に言葉で直接「大好きだよ」「大切だよ」「宝物だよ」と伝えるようになったり、ハグをしてぎゅっと抱きしめることが多くなりました
映画の影響が大きいですが、こうしたきっかけがないと自分の行動も変わらなかったのかと思うと、それはそれで切ないのでした
でも、自分が子供と向き合える映画になりました
それでも、自分ができることがない無力感は拭えないです
この映画を見たから世界が変わるとは思えないですし、私の力だけではできないことの方が多いです
それでもこうしてこの映画を記事にすることで、何かが変わるのではと奇跡を願ってやみません
どうか、世界中の子供と母親、そしてその家族が幸せなときを過ごせますように
亡くなられた子供たちに、ご冥福をお祈り申し上げます
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最後に
基本的にブログは楽しくて、時間があればずっと書いていたいくらいなのですが、この記事だけは本当に辛いです
書いている時ですら、映画でちょっとしか見ていないシーンが頭を駆け巡ります
鳴き叫ぶ子供達の声がずっと脳裏に焼き付いています
でも、映画には罪はないです
誰にも罪はなかったはずです
気になる方は、覚悟の上でご視聴ください
そして、改めてですが、子供たちに幸せな時間が訪れますように
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます
お楽しみいただけましたら幸いでございます
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