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【映画】『RUN(原題)』人間に服用できない薬?車椅子の正体とは?母の思惑とは?【歪んだ親子の形が産んだラスト】感想・レビュー

今週のお題「かける」

こんにちは、ぽんです

いつも訪問ありがとうございます

 

今回は気になる映画があったので、さっそく見てみました!

何やら不穏な雰囲気が流れる親子…

服用される薬にも何かありそうですが、車イスやそもそも出生にも何か意味がありそうです

 

実際に起きた事件を元にもしているような気がして、日常に起きるサイコスリラーを感じました

 

やはり、事実は小説より奇なり、なんですかね

見ごたえある作品でした!

 

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『RUN(原題)』概要

ワシントン州パスコ。ダイアン・シャーマンは一人娘のクロエの面倒を熱心に見ていた。低体重児で出生したこともあって、クロエは複数の病気(糖尿病不整脈鉄過剰症など)を抱えており、足の麻痺のために車椅子での生活を余儀なくされていた。そんな状況下でも、クロエはワシントン大学への進学を目指して必死に勉学に励んでいたが、ダイアンは「娘の好きにさせてやりたい」と言っている。

RUN/ラン - Wikipedia

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『RUN(原題)』感想・レビュー

歪んだ母の愛の形、しかしそれは事実になるまで明るみに出ずー

当たり前に見える家族、しかしそこには何か隠されているー

 

そんな不穏な日々の裏側の真実を見たときに、視聴者は「なるほど」となるのでしょう

 

初めは普通の家族に見えましたが、徐々に違和感を感じていくのです

急に増える薬や換金状態の娘、携帯も持たせられず友達もいない

大学の通知は待てど暮らせど来ず、母が車のドア半開きで郵便を受け取っているようにも見える

 

挙げ句の果てには何か“トリゴクシン”(本当は別の薬)と呼ばれる謎の薬を処方され、母の名義での薬である

しかしこの薬はラベルが張り替えられ、主人公のクロエ宛になっている

 

ネットも急につながらなくなり、最終的には部屋のドアが開かなくなる

そして車イスを移動させる自動エレベータの電線は無惨にも切り裂かれる

 

こんな状態では、母を信じられない

母は何かを隠している

 

きっとひとつやふたつではなく、全部

 

信頼が疑心に変わる瞬間や真実を目の当たりにしたときの感情が手に取るように伝わる作品です

 

“知らぬが仏”という諺がありますが、まさにそれだなぁと感じました

もしもクロエが事実を知らなかったら、きっと母の手中で幸せに暮らしていたことでしょう

 

脱走を試みた彼女の勇気を称え、理由はどうにせよ、悪いことをするとよくないことを改めて感じさせてくれる作品です

 

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代理ミュンヒハウゼン症候群”を元にした作品?

この映画でひとつ学んだことは、“代理ミュンヒハウゼン症候群”という精神疾患があることです

 

今回は、どちからというと愛娘のクロエを自分のものにしたい、常に自分の支配下に置きたいという意図が強いので、“代理ミュンヒハウゼン症候群”の本質とは異なるかもしれません

 

しきりに、シーンで登場する、家の庭のシーンがそれを醸し出していると感じました

 

手塩に育てはするものの、庭の外からは出ない、出さない、出させない、出したくない

 

その気持ちの方が強いかもしれませんね

 

でも、やはり「車椅子の子供を育ててすごいね」「大変でしょう」と言った言葉も少なからずあると思うので、そうした意味では母の自尊心を高めていたことは間違いないでしょう

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%A3%E7%90%86%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%B3%E3%83%92%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%BC%E3%83%B3%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4

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ラストは復讐か?遺伝か?

意味深なラストで締め括られたのは、この映画の大きなメッセージでもあると思います

 

反面教師として、“監禁されたから、仕返しに同じことをしてあげる”と、口から例のブツを取り出したので復讐かともとらえることができます

 

逆に、母の歪んだ愛情がクロエにも侵食していて、“今度は私がお母さんを大切にしてあげるね”と遺伝したことも考えられます

 

物語全体的には、“復讐”路線が強いと思います

 

何故ならば、母のバックボーンがあまり描かれていないからです

 

母が家でシャワーを浴びているときに、背中に傷が写し出されるシーンがあるのですが、ここはただシーンとしてあるだけで、ここだけでは母の壮絶な人生が視聴者に伝わりません

 

裏側には祖母から続く虐待があったのですが、それ故に母が歪んだことは作中では言及されないのですよね

 

完全に母が悪者になっていましたが、母も母で被害者だったわけです

 

元恋人からの暴力とも捉えられますが、そのシーンがあまりにも薄すぎるがゆえに、視聴者も誤解してしまう、いい意味でのミスリードでしたね

 

これが、言い換えると、“私たちも表面でしか物事をとらえられていない”ことを皮肉的に伝えているのかもかもしれません

 

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最後に

以上、『RUN(原題)』の感想・レビューでした

“RUN”には、走るという意味の他にも、逃げる、助けを求めてかけこむ、病気が蔓延する、時間が経過する何て意味もあります

 

“run”だけだと、映画のメッセージをいろいろと想像しちゃいますね

ほどほどの長さの映画なのでさっくりと見られます!

 

小ネタも多い映画なので映画通はもっと楽しめるのではないでしょうか

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます

お楽しみいただけましたら幸いでございます

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