こんにちは、ぽんです
いつも訪問ありがとうございます
ふと気になった映画を機のままに見るっていいですよね
ここ1年間100本以上も映画を見ていました
記事にしたものだけでも100本以上ありますが、記事にしていないものを含めるともっと多いでしょう
今日はそんな映画ライフの中で見つけた、なかなか衝撃的な1本のご紹介です
見た目はハートフルな映画に見えて、中身は結構奥深い
そんな隠れ名作のご紹介です
お子さんがいる方、お子さんに関わるお仕事をしている方、これからお子さんを持つ方は必見かもしれないです
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『タリーと私の秘密の時間(邦題)』あらすじ
「わたし、ひとに頼れないの」──仕事に家事に育児と、何ごとも完璧にこなしてきたマーロだが、3人目の子供が生まれて、ついに心が折れてしまう。そんな彼女のもとに、夜だけのベビーシッターがやって来る。彼女の名前はタリー、年上のマーロにタメグチで、ファッションやメイクもイマドキ女子だが、仕事ぶりはパーフェクト。荒れ放題だった家はたちまち片付き、何よりマーロが笑顔と元気を取り戻し、夫のドリューも大満足だ。さらにタリーは、マーロが一人で抱え続けてきた悩みの相談にのり、見事に解決してくれる。だが、タリーは何があっても夜明け前に姿を消し、自分の身の上は決して語らない。果たして彼女は、昼間は何をしているのか? マーロの前に現れた本当の目的とは──?
Amazon Prime Videoより引用
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『タリーと私の秘密の時間(邦題)』感想・レビュー
これが産後&育児だよ、現実よ
この作品って、仕事バリバリやってきた女性が育児と産後の疲労に悩まされつつも、希望を見出すというハッピーエンドであって欲しいのですが、その話をする前に、育児&産後の生活がとてもリアルすぎて怖いくらいです
思わず笑ってしまうほどリアル
産後、まずはトレイが怖い(笑)
排尿をするってこんなにも恐怖を伴うものなんだと実感させられますし、産後は身の振りなんて構ってられないので、下着なんて適当ですし、むしろ授乳のために、着ないこともあったり、産後直後は大きなおむつを履かせられたり(大事なんですがね)、結構リアルです
産後も赤ちゃんの夜泣きと夜間授乳、おむつ替で1日が終了
もはやどこからどこまでが1日?というくらい
第一子だけでも手一杯なのに、上の子がいても手はかかる
だるだるに弛んだ体
起きない旦那、テレビゲームする旦那、手伝ってくれない旦那
子供の癇癪、思春期
全ての育児の要素が、国籍も関係なく、日本と同じなんだと思わされます
私は共感するところが多くて楽しく見られましたが、人によってはリアルすぎて直視できない人もいるので、ここで結構見解が別れる映画だとは思いました
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(ネタバレ)タリーの正体に息を呑んだ
未視聴の方は、ここから先は気をつけて読んでいただきたいのですが、夜だけやってくる謎多きベビーシッターの存在を知ると、この作品が怖くなります
視聴者的には、2つの見解だと思います
一つは、昼に秘密を抱える謎多き女性、もう一つは、実は存在しないんじゃないかという女性
この答え合わせは、物語後半で分かりやすく展開されます
個人的には「あ〜やっぱり」という展開でしたが、だからこそ恐怖でしたね
だって、産後うつでメンタルをやられてしまって、本来はいないはずの幻想の自分を作り出していたってことですよね?
これは二重人格的なものだと思いますし、最終的には「みんな笑顔でハッピー!」みたいな終わり方でしたが、一歩間違えると人一人の命が失われていたわけです
理想から遠い現実を乗り越えるために、かつて輝いていた若き日の自分を目の前に置いた現実逃避
割とポップな展開で、明るい色調の画面なので楽しい雰囲気にさせてくれるのですが、やっていることは『ミッドサマー(邦題)』と一緒でガチのホラーだと思います
母はまだ授乳が必要な子供を一人残して飲みに行ったり、見たこともないベビーシッターに育児を任せる旦那とか、結構な状況じゃないですか?
でもそこまで追い込まれていたのは確かですし、旦那が家事・育児を手伝っていなかったのも事実ですし、ありのままの世界なのは否定もできない事柄です
この作品は、暗にそうした機器的状況への警鐘なのかもしれないですね
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ラストはハッピーエンド?
最終的には、命も助かりましたし、家族の問題もなんだかよく分かりませんが、解決したのでハッピーエンドなのでしょう
奇跡的な展開なので、最後は楽しい気持ちで身終えることができましたが、主人公がもしも助かっていなかったら、正真正銘の悲劇的作品です
そのくらい、育児や出産は命がけものであり、紙一重ってことなのかもしれませんね
タイミング的にも今第二子を妊娠している身として、明日は我が身だなと感じました
一人目で乗り越えられた障壁も二人目で必ずうまくいく保証はありません
そんな反面教師的な作品でもありました
我が子が可愛いはずなのに、可愛く見えないときってやっぱりありますよね?
こちらも完璧な母ではないですし、子供を産んだからといってすぐに母になれるわけではないですし、世の中には”母はこうあるべき”といった固定観念が往訪していて、自分との理想ともかけ離れていく現実に息が苦しくなることってよくある話だと思います
母である上に、ひとりの人間であり、女性であり、妻であるということを忘れてはいけないと感じた作品でした
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最後に
以上、『タリーと私の秘密の時間(邦題)』の感想・レビューでした!
思った以上に闇深いというか、奥深い映画で、結構印象的でした
また視点を変えて見ても面白いと思うので、時期を開けて見てみようと思います
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます
お楽しみいただけましたら幸いでございます
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