こんにちは、ぽんです
いつも訪問ありがとうございます
2007年から始まったアメリカのドラマ『スーパーナチュラル』
私の青春時代と共に時間を過ごし、そしていまこうして私の中で完結を迎えました
大好きな作品だからこそ、見終えてしまうと、自分の青春も終わってしまうような気がしてずっと見られず
でも、彼らが迎えたラストを見届けたい気持ちも強く、葛藤の中でのシーズン15でした
初めてハマった海外ドラマで、一番大好きなドラマで、日本見たあらゆるドラマと比べても、群を抜いてナンバーワンです
そんな思い入れの強い作品だからこそ、なんだか生半可に記事にしたくなく、ある意味で逃げていたのかもしれません
けれども、この胸の内を整理しないと、自分も前に進めないと感じるようになり、こうして記事にまとめることにしました
サムとディーン
そして、カスティエルとジャック
世界はどうなったのか?神との戦いはどちらに軍配が上がったのか?
ネタバレ含めての感想・レビューです
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『Supernaturall』あらすじ
1983年11月2日アメリカカンザス州ローレンス、ウィンチェスター家の皆は今夜も何事もなく朝を迎えるはずだった。その夜、メアリー・ウィンチェスターはふと目を覚まし、生後6か月の生まれて間もない息子サムが寝ている子供部屋へ向かう、そこには、寝ているサムの前に父親であるジョンらしき男の人影が見えた。メアリーは状況を納得し部屋を去る。しかし、去り際別の部屋でテレビの前にいる夫の姿を確認する。じゃあ、さっきサムの前にいたのは…メアリーは急いでサムのもとへ駆けつける……
妻の悲鳴を聞いたジョンは子供部屋へと駆け込んだ。しかしそこに彼女の姿はなく、サムがベッドの上で無邪気な笑みを浮かべているだけだった。彼がサムを抱き上げようとした時、上から黒い液体が落ちてくる。そして、それが血であることに気付き、驚いたジョンは上を見上げる。そこには、腹から血を流し天井に磔にされている妻がいた。さらには突如として炎が噴出し、一気にその場は火の海となってしまう。
サムをもう一人の息子であり彼の兄であるディーンに預けたジョン。そして三人はなんとか燃え盛る家から脱出した。ジョンは妻を失ったことで悲しみに暮れる。そして、メアリーを殺したのが超常的なものだと知った彼らは魔物や妖怪を狩る「ハンター」になる。
22年後、ディーンの前から突如として父ジョンが姿を消したため、彼は悪霊や妖怪を狩る生活に疑問を抱き離れて大学生活を送っていた弟サムを「狩り」に連れ戻しに現れる。
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『Supernatural』感想・レビュー
最終決戦!神との対決!軍配はどちらに?
物語はシーズン15で最終章!
初めは“黄色い目の悪魔”たちと戦っていた兄弟も、ついに全知全能で世界の創始者である神と戦うことに!
誰がこの展開を予想したであろうか…
旦那に「今、神と戦ってるんだよ」と教えると「え?そんな話だったの?」と
そうですよね、でも、タイトルは“超自然現象”なので、嘘はついていない
もともと、映画『エクソシスト』とかドラマ『トワイライト』シリーズが好きで、半分怖いもの見たさで見始めた『Supernatural』ですが、いつしか悪魔や天使など、そうした存在を抜いても、ウィンチェスター兄弟の行末や人間性が気になって、いつしかどハマりしていました
今まで、悪魔やヴァンパイア、魔王や大天使など様々な敵と戦ってきた二人
さすがに神の力は強大で、一度は負けを認めてしまったものの、そこからの逆転劇には拍手しかありません
『Supernatural』って、一見どこまで敵になりそうなキャラがいつの間にか仲間になっている逆転劇が多くて、本当に好きです
その大どんでん返しや手のひらコロコロに、いつも心踊らされていました
魔王クラウリーもなんだかんだ言ってウィンチェスター兄弟が大好きでしたし、母のロウィーナも最後は良い終わり方をして、サムと涙の別れで世界を救いましたよね
さすがにアマラまでは説得できても、神は説得できない
けれども、ミカエルをうまく出し抜いたときには「なるほどー!おー!すごい!」と心の中で拍手喝采でした
そして神のラスト
もう普通の存在になってしまったのですよね
神の頑固さは好きです(笑)
神とて、”死”となったビリーが言う通りに終わりがあるものなのですね
ジャックを殺さずにウィンチェスター兄弟と仲良くしていたら、きっと老いや病気の苦しみを味合わずに済んだでしょうに
ジャックは最後に神となったってことですよね?
そして・・・、そのあとの話は後述します
とにかく!神にも打ち勝てるウィンチェスター兄弟
宇宙規模のスケールで、どこまでもファンを誘ってきてくれてありがとう
(アダムも骨をくれてありがとう
貰い損になってしまったけれどもね(笑))
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ハンターとして生きるということ
そして、そして、普通の世界に戻って当たり前に生きていく二人の兄弟
しかし、彼らも一端の人間
やはり終わりはくるのです
その終わりがなんだかとても切なくて、とても印象的でした
ハンターの最後にふさわしいラストでしたね
個人的には、神に勝って、ウィンチェスター兄弟の敵である悪魔たちを一掃して、ハンターが必要ない世界を構築するのだと思っていましたが、そこはやはり世界のバランスを保つために、悪魔とて必要だということですよね
やはり、というか的中したのはディーンから先に旅立つということでした
神や天使など、いままで倒すのが不可能だと思われてきた相手を幾度どなく倒してきたのですが、最後はなんともあっけなかったですね
下級の悪魔だとは思いますが、なぜそこに釘があったのか・・・
本当に釘を恨みたくなるシーンでした
(そして、久しぶりの登場すぎて、「誰?」となったのは私だけではないはず)
調べてみると、シーズン1のエピソード1に出てくる女性らしく、15年も経つと立派なレディになっていましたね
そして、15年前のディーンの記憶力はさすがとしか言えません(現実世界と時間経過が同じかは不明ですが)
つまり、最初と最後の話がリンクするってことですよねー?
これは、やはりシーズン1から見返さないといけないですね
このシーンで忘れてはいけないというか、涙が止まらなかったのが、やっぱりディーンのサムに対する愛情です
たくさんすれ違って、たくさん喧嘩してきたけれども、たった二人の兄弟
ファミリービジネス(家業)として、ハンターを継いできたディーンと、一度はハンター以外の道を見たサムとのすれ違いの日々や、ディーンもサムも「もしもハンターでなかったら」と考えたときの切なさを思うと、とても涙は押さえられませんでした
そして、「愛してる」という言葉に、ディーンの気持ちが溢れていて、15年の集大成でした
不器用なディーンだからこそ、あの言葉の意味が深く刺さりました
サムを大學の寮まで迎えにいった話までされると、ディーンをますます大好きなってしまいます
大事なことを隠してしまうディーンの、かけがえのない思い出ですよね
最後の最後に告白したという重さを感じるのでした
きっとこれからもサムと二人でハンティングをして、人々を救うはずだった未来は、ハンターとして、ハンターらしい最後で幕を下ろすのでした
このときほど、「キャス!なんでいないんだ!虚無から来てよ!」という無謀な私の願いは叶えられませんでした
さすがのジャックも、ここまでは干渉できないということなんですかね
さらに、さらにやりました、やられました
サムのラストにももう胸が張り裂けそうな思いでした
ディーンが亡くなった後、空っぽ同然だったサムが徐々にエネルギーを取り戻していく姿にじーんときました
誰かバディを組むこともできたでしょうに、それをしないというのは、やはりサムのバディはディーンだけってことですよね
そして、いつしか家族もできて、子供にディーンなんて名前をつけていたと気づいたときには、もうこのドラマ最高かよ、と溢れる涙をずっとぬぐっていました
同じくシーズン15で、ヴァンパイアの友達の家にいったとき(サムとディーンの運が尽きて、風邪を引いたり虫歯になったりしたあのエピソードです)、ディーンほ名前だけ、子供につけられていなかったですよね?
そこの話ともリンクしているのかなぁなんて思いました
奥さんは、エイリーンだといいなぁとしみじみ思います
サムが大事そうにインパラに乗るシーンとか、もう過去の話を思い出して、頭の中の処理が追い付きませんでした
ディーンが握っていたハンドルをなかなか握れないあの葛藤
サムはいつもディーンを思っていたのですよね
そして、サムの最後のときです
このとき、息子が悪魔除けのタトゥーをしていたところから、ファミリービジネスは引き継がれていったことが分かりますね
これには、サムとディーンの両親も複雑ながら嬉しかったでしょう
極めつけは、ディーン2世の言葉とサムがつけていた時計です
ディーンがサムにお願いした言葉、「もう、いいっていいよ、大丈夫だよ」という言葉を聞いて、おじいちゃんサムが嬉しそうに目を閉じて生涯を全うしたのです
そしてそして、サムの腕にはディーンの時計が
これは、ディーンと共に時間を刻んできたことや、ずっとそばにいたこと、さらにはサムの時が止まったことを意味しているのだと感じました
ディーンは、サムをハンティングに誘ったことを半ば後悔していたのだと思います
でも、最後にはサムはハンターとしても、父としても全うできたことは、ディーンも嬉しかったのではないでしょうか
ディーンがいれば、もしかしたら未来永劫家族を持つこともできなかったかもしれません
そして、ディーンも叶えられなかった家族を持つことを代わりに叶えてあげたのかもしれないですね
これ、反則ですよね?
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物語のラスト…予想を上回る
本当の物語のエンディングです
天国と地上では、時間の流れが違うと天国ボビーが言っていましたよね
その通りで、ディーンがベイビー(インパラ)に乗って、ドライブをしていたくらいに、サムも一生を終えてやってきます
このとき、ドライブソングとして、kansasの“Carry On”が流れるのです
神タイミングですよね?
そして、この歌詞とサム&ディーンの生きざまが本当に酷似していて、ますますこの作品が好きになってしまいました
世界観にとてもあっていて、まさにテーマソング足る由縁を見せつけられました
ドライブ=道、ということで、サムの人生も表しているであろうこのシーン
ディーンが意気揚々と運転する道は、紆余曲折はありながらも、とてもスムーズでした
これは、サムの人生もとてもスムーズだったことを意味していると思いますし、サムとディーンはインパラでつなかっていることも示唆していると感じました
そして、ドライブの途中から合流するサム
なんとここで着ている服は、シーズン1エピソード1のときの服と同じなんですって
どこまでも粋な演出!ずるい!
ここも、物語はまだ続く、ドライブは途中というエピソードタイトルと合わせた意味もあると思います
確かに現実世界での生涯は全うしたものの、天国では悪魔もいないハンティングもない生活が続けられます
さらには、両親もボビーもおり、なんとジャックとキャスも!
天国ではハンターとしてではなく、普通の人として生きることができるということも表されているように思えました
あえて姿を出さないキャスやジャックですが、二人の笑顔がすぐ目に浮かぶようです
こんなに気持ちが言い終わり方、ないですよね
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最後に
私の青春とともに駆け抜けてきた本作品
ここまできたら、またシーズン1から見直したいです(というか、見直します!)
ボビーが亡くなったときは、この世の終わりだと思いましたが、本当はちょい役だったキャスが加わってさらに物語が面白くなり、二度と会えないと思っていたジャックが大きく成長したりと、救いも見せてくれるいらやしい作品です(大好きです)
作品は終わりましたが、彼らのストーリーがまだまだ続くように、作品もまだまだ愛されて続いていくのです
本当にありがとう
そして、シーズン15は特に字幕が最高に神がかっていたと思います
映画字幕の仕事、ちょっと興味が湧きました
そういえば、自分が英語をがんばろうと思ったきっかけの作品であるとも思い出しました
ちょっとふてくされてやや離れていた英語ですが、今一度原点に戻って、英語に取り組みたいと思います
無論、スパナチュロス真っ最中で、暇があればテーマソングを流して聞いています
今はジェンセン・アクレスを求めて『The Boys』を見始めました
シリーズの『ザ・ウィンチェスター』も絶対に見ます
スーパーナチュラル、改めてありがとう
そして、これからも、よろしく
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます
お楽しみいただけましたら幸いでございます
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