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【映画】『ゆれる人魚』こぼれたのは血か?愛か?絶望か?希望か?見たら絶対忘れられないポーランドのダークファンタジー【人を食うか?泡になって消えるのか?】感想・レビュー

今週のお題「こぼしたもの」

こんにちは、ぽんです

いつも訪問ありがとうございます

 

今回はポーランドの『ゆれる人魚』の感想・レビューです

いやー、また名作に出会ってしまった…!これは、『ブルー・マインド(邦題)』以来の衝撃かもしれません

人魚系の作品って、名作が多くなる傾向があるのでしょうか?

 

グロあり、ラブあり、ホラーありのてんこ盛り作品です

さらに言えば、ミュージカル風で、見れば見るほど奥深い内容になっています

 

あなたの知らない『人魚姫』がここにあります

 

▼人魚映画の名作はこちら▼

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『ゆれる人魚(邦題)』あらすじ

共産主義政権下にあった1980年代のワルシャワ。海から陸に上がってきた人魚の姉妹はナイトクラブにたどり着く。姉妹は、歌を披露し、人気者に乗り上がる。そんな中、姉のシルバーはベース奏者のミェテクと恋に落ちるが、人魚としての本性も目覚めてしまう

ゆれる人魚 - Wikipedia

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『ゆれる人魚(邦題)』感想・レビュー

原題のタイトルの意味を考察

邦題では、『ゆれる人魚』とされていますが、原題では、Córki dancingu、英題では、The Lureとなっています

原題の意味は、直訳すると“ダンスをする娘たち”、英語版の意味は“誘惑、ルアー”となっています

ここから作品への捉え方が変わっていて、面白いですよね

 

原題だと、そのままというかあまり捻りは感じられず、作品で少女たちが文字通り踊るのでそれをありのまま表現したように思えます

実際作中で少女たちはダンスホールで踊るので、そのシーンをイメージさせてくれます

 

英語版のタイトルはちょっと凝っているなぁと感じました

“lure”は、引き寄せるものという釣りのルアーから意味が派生して、誘惑などに意味を広げる言葉なんですよね

ルアーと言えばやはり魚を連想しますよね

魚と言えばこの作品では人魚を意味するでしょう

また、人魚は神話などでは船乗りたちを誘惑して食べてしまうという話があるくらいに魅惑的な存在となっています

その意味で言えばでいえば、結構センスがいいタイトルだなぁと感じます

 

日本語では、“ゆれる人魚”となっています

ここでも、文字通り“ゆれる”のです

ゆれるのは魚の尻尾だったり、心だったり、関係だったり、決断だったりいろいろあります

邦題のタイトルというか煽り文でキレそうになったことはありますが、なかなか秀逸な作品タイトルに配給会社のセンスを感じて嬉しくなりました

 

▼キレそうになった作品はこちら▼

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歌あり、グロあり、ラブロマンスありの

『ゆれる人魚』は、ただの映画ではなく、歌ありのミュージカル風の作品となっています

ダークな展開の中にも、歌があるので、ポップにも感じられますが、やはり生々しい描写は否めず、その違和感がちょっと癖になりそうです

 

ちなみに歌はかなりダークなことを歌っているので、全く笑えません(笑)

しかし、映像が鮮やかだったり、そこまで現実離れしたダンスシーンがあるわけでもないので、そこが絶妙にマッチしていて、また見返したくなる作品です

 

作中では、主人公の二人の姉妹ゴールデンとシルバーの心の声はあまり表には出てきません

彼女たちは独特というか特別な周波数で会話できるようで、心の中が通いあって会話できています

そのため、人間である我らには伝わっていないのかもしれないですね

 

しかしながら、彼女たちの深層心理は人間である私たちにも手にとって分かるほどに伝わってくるのです

変わっていくシルバー、そして嫉妬に近く苛立つゴールデン

もやもやした思春期のような複雑さは人間でも人魚でも変わらないようです

 

舞台化されても遜色はないくらいの起承転結がある作品です

ポーランド作品というだけで、あまり日本で注目されていないだけの勿体無い作品です

ハリウッドの影に隠れて異色を放つ魅惑的な内容となっています

 

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『人魚姫』の話に基づいたもうひとつの結末

作品は、誰もが知る有名な『人魚姫』のストーリーをなぞって展開されていきます

そのため、展開は読めつつも、ラストは感動の終わりです

人によっては涙する人もいるかもいるかもしれません

 

私個人的には、ラストシーンのシルバーが光に当たるシーンがとても美しく、あんなにも穏やかで綺麗な笑顔は比類なきシーンだと思います

数ある作品の中でも、あんなに優しい表情はとても印象的です

あの笑顔があったからこそ、この作品がより魅力的で奥深く、唯一の救いに感じられて、後味を良くしてくれるのでしょう

 

むしろ、あのシーンがなければ、ずーんと重い鬱映画の括りに入っていたかもしれません

 

冒頭の人魚のイラストのシーンが描くように、人魚姫の話となり、恋をしたことで変わる二人の姉妹の運命

本物の人魚姫も、終わりは複数あるようですが、本作もそのひとつとして、もうひとつの私たちが知らない結末を魅せてくれました

 

決してハッピーエンドではない、でもある意味ハッピーエンドの終わりです

こぼれたのは夢か、愛か、絶望か

手には抱えきれない感情を味わうことができます

 

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最後に

以上、『ゆれる人魚(邦題)』の感想・レビューでした

アマプラ最高!まだまだ掘り出し物の素敵な作品がありますね

前評判や偏見なしに、一度はご視聴いただきたい作品です

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます

お楽しみいただけましたら幸いでございます

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