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【統計検定3級】文系が1か月で合格した話【公式は覚えなくても合格できる?!総額いくらかかった?使った参考書・参考になったYouTube・初心者応援】

こんにちは、ぽんです

いつも訪問ありがとうございます

 

昨日、2024年3月10日(日)にテストセンターでの受験(CBT)で、無事合格をすることができました

統計検定3級は、6年前に受験をして、そのとき不合格だったので、絶対に受けないと決めていた試験ですが、この1か月再度奮起して、合格を手にすることができました

 

この記事は、これから勉強される方や統計検定に興味を持っている方の参考になれば幸いです

何はともあれ、合格は合格!一安心です

これでようやく英検1級試験に向けて、本腰を入れて勉強を再開できます

それでは、どうぞ!

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受験結果:70点(合格点65点)

こちらが受験結果です

CBTなので、受験後すぐに合否を見ることができます

点数は合計で70点でした(合格基準点65点)

 

内訳は以下です

  • データの種類・標本調査・実験・統計グラフ:81%
  • データの代表値・散らばり・回帰:81%
  • 確率・確率分布・統計的な推測:41%

各項目で基準の割合に達していなくても合格ができるというこですね

つまり、全体的に65点を超していればよいので、これは気が楽になりますね

 

合格証明書は2〜4週間後に自宅に送付されるそうです(今から楽しみ!)

1か月頑張った甲斐が本当にありました

途中何度も挫けそうになりながらも、とにかく毎日の積み重ねでこの合格を勝ち取ることができて、何よりも嬉しいというよりも安心感の方が強い試験となりました

 

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使用したテキスト(問題集・教科書)

使用したのは2冊のテキストです

しかし、後述するYouTubeの方がかなり効率的に学ぶことができたと感じています

 

他の方も書かれていますが、テキストはかなり硬い書かれ方をしているので、統計学初心者の私にとっては、非常に読みにくいものでした(何度読んでも理解できない箇所がいまだにあります)

 

問題集は最新のCBT用のものを購入しました

こちらは4級の問題も入っているので、ゼロから統計学の基礎を学ぶにはちょうどよかったとは思いますが、肝心な3級の問題がその分少ないので、コスパ的には微妙に感じました

 

これらのテキストは1か月で5週ほどして、分からない問題や苦手な問題を繰り返し解いていきました

ただ、ここからは個人的な感想になるのですが、こうした問題集の問題はあまり本番では出題されませんでした

このようなテキストや問題集は、あくまでも傾向を見るには最適ですが、実試験ではあまり高い効果を発揮しにくいと感じたので、これから受験される方は、全体論として統計の知識を深めていくことをお勧めします

一般的に、資格試験は過去問やテキストをある程度解いていくと、順調に合格に近づいていくものだとは思いますが、統計検定に関しては、あまりテキストや問題集・過去問頼りにすると危ないものがあると感じた次第です

 

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過去問もフルで使用

過去問はインターネットにあるものを4回分見つけたので、そちらを何度も解いていました

実試験と過去問は、そこまで類似性が高いものではないですが、やや似たような問題は出たので(質的・量的は特に)全く意味がないものではないと思います

 

ただ、注意が必要なのが、統計検定3級は2020年に出題範囲の改定がされているので、新しく追加された箇所(推測時計等)も問題は過去問でカバーできないので、自ずと他のツールが必要になってきました

 

統計検定の公式ホームページに2021年の問題が掲載されていますので、こちらは漏れなく解いて、実際の60分の試験時間の体感や、苦手分野の発見、電卓の使用方法を確認するのはもってこいなので、必ず解いて欲しいものではあります

 

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参考にしたYouTube

学習にあたって、やはりテキストだけでは補いきれない理解力をカバーしてくれたのがYouTubeでした(良い時代になりましたね)

私が実際に参考にしたチャンネルをご紹介します

Stardy -河野玄斗の神授業 

www.youtube.com条件付き確率などピンポイントで分からない問題がでたときに、視聴していました

私の分からない点をどんぴしゃで解説してくれて、分かりやすい説明なので、試験門番でも活用することができました

数スタ~数学をイチからていねいに~

www.youtube.com

分かりやすいイラスト多めで、解説も平易なコメントが理解を深めてくれました

高校や中学で統計を通ってこなかった者としては、かなりありがたい解説が多かったです

スタビジ【誰でもAIデータサイエンス】byウマたん

www.youtube.com

分からない箇所を丁寧な説明で解説してくれた動画です

自分がつまずいたところが、まさにドンぴしゃで動画化されており、苦手分野の理解を深めるのに役立ちました

とけたろうチャンネル

www.youtube.com

統計検定2級を目指すチャンネルですが、「2級の内容が解ったら3級なんて余裕じゃない?」と思い血迷いながら見ていましたが、見ていて良かったチャンネルです

不明点を解消するにはぴったりでした

田中嘉博

www.youtube.com

このチャンネルがあったからこそ、私は最後まで諦めずに合格できたかもしれません

数式や公式が出るたびに、テキストを閉じていたので、このチャンネルの動画を見ることで、出題範囲を網羅することができ、体系的な知識を獲得できたと本気で感じています

統計チャンネル

www.youtube.com

一番最初に見た動画です

ちょっと私にはとっつきにくいものでしたが、サムネで興味があるものから順番に見ていきました

50動画全ては見ていませんが、復讐の意味を兼ねて視聴することで、さらに理解を深めることができました

 

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参考にしたサイト

統計学の時間

言わずとしれた有名なサイトですよね

統計検定2級をベースにしたサイトですが、3級でも十分に活用できます

各チャプターに問題演習があるので、さっくりと復習もできますし、例題にネコが使われていたりととっつきにくい統計をマイルドに解説してくれるサイトです

用語集はかなりお世話になりました

bellcurve.jp

なるほど統計学園

おそらく社会人向けではないものの、統計学もとい数学が苦手な私にとっては救われたサイトでした

小学生でもわかるくらいなシンプルな説明なので、基礎的な用語などを学ぶにはもってこいのサイトです

「分散って何?」「偏差って何?」と言われたときに、説明できるくらいにインプットできたのは、このサイトがあったからだと思っています

www.stat.go.jpスポンサードリンク

 

総学習時間

1か月で、おそよ40時間ほどだと思います

自分は統計検定を1回受験していますが(2018年)、そこから統計に全く触れることなく6年間生きてきたので、情報はゼロに等しいです

高校や中学でも、統計の学習はしてきませんでしたし、センター試験では数1・Aは確か60点くらいしか取れなかったほど、数学が苦手です

今も業務はシステム管理なので、統計を使うことはなく、完全白紙の状態からのスタートでした

 

英検の勉強を早く本腰を入れてしたかったのと(並行して行っていました)、育休が3月が終わるので、それまでになんとしてでも合格したかったので、1日1時間は行っていました

最後試験前1週間は1時間半は行っていたと思います

 

数学や統計の前知識がある方は、10時間ほどで合格される方もいらっしゃると伺っております

そんな方々と比較をすると(比較するものでもないとは思いますが)かなり時間がかかったとは思いますが、合格すれば全部ペイできますし、何よりも知識がついたことで生活にも応用でき、リターンは大きいので、かけるべくしてかけた時間だと思っています

 

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学習の方法

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合格までにかかった費用

合格までにかかった費用は以下です

  • 検定料:6,220円(振り込み手数料220円を含む)
  • テキスト:1,500円(メルカリ)
  • 問題集:2,200円(Amazon)

合計、9,920円でした!

参考動画としては、かなり安く収まった方だと思います

比較対象にならないと思いますが、今目下勉強中の英検1級は受験料だけでも1万を超えますし、簿記検定3級に至っては、4回目で合格したのでなんやかんや21,480円もかかっているんですよね(笑)

沼らなくて本当に良かった…(笑)

資格はお金ではないと思ってはいますが、安いに越したことはないとも思っています

今回はコスパ良く取得できて、家計にも優しい受験となりました

 

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受験の感想&学習のポイント

(30分くらい熱心に書いていた内容がシステムトラブルで消えました(涙)

なので、簡素にまとめます)

 

あくまでも個人的な感想なのですが、実試験と過去問はあまり類似性はありませんでした

基本的に資格試験はテキストを網羅して過去問を何度も解いていけば合格するものだとは思いますが、統計検定3級はちょっと違うのではないかと感じました

 

どちらかといえば、“基礎的な知識をもってを持って、網羅的に問題に回答できる”値からを見ているのだと思いました

過去問では、8割りくらい取れていたので、実際の試験もそれくらい難しくないと思っていましたが、本番では開始3問くらいでつまずき、不合格を覚悟しました

なぜならば、過去問よりも難しかったのと、応用的な問題が多くでてきたからです

過去問では、量的・質的変数の問題が出て、偏差値について問われて、そしてヒストグラムで…なんて平和な感じでしたが、私が受けた回では、いきなり母平均や標本平均について問われたりと「え、嘘でしょ?」と思うくらいに分からない問題でした

 

ただそれでも合格できたのは、意識的に理解を点と点ではなく、線と線で結ぶことを念頭に置いていたからではないかと思っています

タイトルにあるように、私は公式や数式を覚えずに合格しました

それは、覚えないのではなく、覚えられなかったからです

根っからの数学苦手マンなので、数式を見ると恐怖心が沸いてきます

シグマやミューなど、見慣れない記号にざわざわして、ルートを見るだけでも、テキストを閉じたくなるほどの数学恐怖症です

だからこそ、数式に至るまでの過程の理解を深めたり、「偏差値ってこういうことだから、分散もこうなって、相関係数にこう影響して…」といったように、横の繋がりを意識して勉強していきました

 

そうした過程を経たからこそ、40時間もかかってしまいましたが、逆に公式を覚えずとも合格することができました

背景知識があるのとないのとでは、全く世界が違って見えました

例えば、母平均と標本平均の問題では、「確か母平均ってこういうことだよね?つまり、この選択肢はとんちんかんなことを言っていそう…となると、標本平均はこうだから、選択肢はこれ?」のように、自分で咀嚼しながら、選択肢を絞り混んでいくことができました

 

また、「こういう関係だったから、この数値はありえないかな…だとすると、これが近いかな?」と大の苦手な確率の問題でも、感覚値で絞りこめたのだと思います

確率の問題に至っては、一回もサイコロを振ってくれず、難しい問題ばかりでした(笑)

 

つまり、あまり過去問は信じない方が良いと思います

リサイクル問題も中には出てくるとは思いますが、そればかりを期待していたら、本番違ったときに悲惨なのでそれよりも統計の全体論を意識しながら勉強を進めていく方が良いと思います

 

私は“誰かに教えるなら”も意識しながら進め、小学生でも理解できるように説明できたら理解できたうちにカウントしようと心がけてきました

かなり遠回りな勉強方法だったとは思いますが、だからこそ公式がなくても全体的な知識を武器に戦えたと感じています

 

ちなみに、試験前日にやった過去問(2018年6月)は、なんと30問中11問しか正答しませんでした(笑)さすがに旦那にも「やばくね?」と言われました

その日の夜は死んだように寝たのを覚えています

 

基本的には始めは、分からない用語ばかりだったので、用語を見てぱっと意味が分かる→他の語彙との関連性が見えるようになるまで繰り返しやりつづけました

数学が苦手というバイアスがかかっているので、なかなか大変でしたが、「数学をやっているんだ」というよりも「今後役に立つ知識を身につけているのだ」と自分をマインドコントロールさせながらがんばりました

最後に

以上、統計検定3級の感想でした

どこかで悲しくなっている統計検定3級受験者の方に元気を出してもらえれば幸いです 大丈夫です、私でも合格しました

35%も間違って良いのです

もはや最後は数学と言うよりも国語の問題に近いです

自分の知識を信じて前向きに取り組んでください

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます

お楽しみいただけましたら幸いでございます

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