今週のお題「小さい春みつけた」
こんにちは、ぽんです
いつも訪問ありがとうございます
今回は、素敵なリゾート地を舞台に繰り広げられるタイムリープ映画『パーム・スプリングス(邦題)』の感想・レビューです
張り巡らされた伏線と考察深いラストは、見ごたえある内容です
繰り返しで退屈な毎日にも大切なものがあると、一気に世界が変わったように思えます
そして、その大切なものを見つけた世界を守るためには、自分自身もやはり変化して、トライしなければならないということを教えてくれたように思えました
それでは、どうぞ!
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『パーム・スプリングス(邦題)』あらすじ
2019年11月9日、カリフォルニア州パームスプリングス。ナイルズは恋人のミスティの隣で目を覚ます。その日、2人は知人のタラとエイブの結婚式に出席し、ナイルズは即興でスピーチを行う。そんなナイルズの姿を見て、花嫁の付添人、サラはホッとしていた。サラも結婚式のための準備を一切していなかった上に、二日酔いで頭が思うように働かなかったのである。結婚式の後、ナイルズはミスティが浮気していることを知る。傷心のナイルズはサラと一気に距離を縮め、そのまま性行為しようとする。盛り上がっている最中、ナイルズの肩に老人(ロイ)が放った矢が命中する。負傷したナイルズがふと周りを見渡すと、近くの洞窟から不気味な赤い光が発せられているのに気が付く。ナイルズはその光の方へと這って行く。サラは「ここで待っているように」とナイルズに言われたが、怪我を負ったナイルズを追って、洞窟に足を踏み入れる。そして、ナイルズとサラは謎の渦に呑み込まれていく。
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『パーム・スプリングス(邦題)』感想・レビュー
"パーム・スプリングス"は
タイトルは原題と同じで、”パーム・スプリングス”そのままの名前になりましたね
春らしい映画が見たいなと思い、”スプリング”で検索したらヒットした作品でした
中身は全く、日本人が思うような春ではなく、むしろ夏がぴったりの作品でしたが、非常に感じるものがあるストーリーでした
ちなみに”パーム・スプリングス”の”スプリングス”は、”春”という意味ではなく、”温泉”の方が意味合い的に近そうです
温泉と深いルーツを持つ地名だそうで、今は観光地になっています
日本ではなかなかお目にかかれない、ザ・海外のような開放的で突き抜けるような自然と空が印象的です
景色がとても素敵なので、まるでちょっと観光している気分にもなれます
現地でこの映画を観たら最高だろうな〜と思いを馳せるのでした
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ロイは最後どうなった?
繰り返しの中で退屈していた主人公ですが、変化を受けて、彼自身も変わっていき、そして偶然にもその場に居合わせた彼女も自分の生き方や考え方を変えて、前向きに進んでいきます
主人公とヒロインは対照的な存在として描かれていて興味深かかったですね
まさか量子力学を学んで、大学教授を論破するなんで思ってもみませんでした(笑)
そのくらい、繰り返しの日々で積み重ねていったということが分かります
彼女のその努力する姿を見て、私も日々少しでも積み重ねて生きていけば、きっと価値ある明日に出会えるのだと思えるようになりました
そんな彼女の姿を見て、主人公も流されてばかりの人生から逆転
自分で自分の行動の決断をして、最終的には大切なものを見つけます
今度はきっと正しい選択だったのでしょう
物語で印象的なのはやはり、ラストでロイがどうなったのかということです
作中では明確に示されていませんが、初対面になった主人公との会話ではとても嬉しそうです
最後の解釈は観客に、というオチになりましたが、私はハッピーエンドが好きなので、ロイにも幸せな人生を歩んでいっても欲しいと思います
ロイはどちらかというと、あのループした世界にとどまっているように思えます
大切な家族がいる世界で、あの時点で十分に幸せを感じていました
娘のバージンロードを見られないのは残念だと言っていましたが、それでも不満そうには見えません
しかし、きっとロイも”明日を生きたくなる瞬間”が必ず訪れると思います
そのときは、サラから教えてもらった方法で箱から抜け出すことでしょう
だって、目の前に成功体験があると分かるだけでも、リスクはあったとしても命をかけて飛び込む勇気は多少持てそうですね
そのくらい、子供の晴れ姿は見る価値があるということです
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あのおばあちゃんは何者?
最後にやってくれました!最大の伏線を回収して、最大の謎を残したのは主人公でもヒロインでもなく、ノーマークだったおばあちゃんです!(ナナ・シュリーフェン)
このおばあちゃんのセリフがなんとも意味深で、ネットでもこの映画を観た視聴者がざわついていましたね
私も、おばあちゃんもタイムリープ説に一票投じたいと思います
あの地震契機かは分かりませんが、主人公のナイルズ意外にも、パラドックスに陥っている人がいてもおかしくはないですよね
それに恐竜がいきなり出現するくらいの世界観なので、おばあちゃんはもしかしたら、ひょっと違う世界線から来た方なのかもしれません(この説は違うか)
いずれにせよ、サラが脱出方法を知るであろうことを示唆していましたし、極め付けは「そろそろ行くんでしょ?気をつけてね」という言葉だったり、今までたくさんの結婚式に出て「あなたのスピーチが一番だった」という発言はまさに第四のタイムリーパーの存在を決定的にしています
何かの拍子でパラドックスに残ったおばあちゃんですが、ずっと結婚式の楽しい雰囲気を味わえたりするのは、きっと悪くないと思っていたんですかね
陰ながらロイ、サラ、ナイルズの変化を楽しんでいたのかもしれません
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最後に
以上、『パーム・スプリングス(邦題)』の感想・レビュー記事でした
実はこの映画を見るのは2回目で、だいぶ前に観たのでおちをすっかり忘れていました
途中まで見て気がつきました(笑)
同じような映画で、Amazonオリジナルの映画があったのですが、そちらもまた見たいな〜(タイトル忘れ)
見たい映画が多すぎてまったく追いついていない幸せを感じています
私の今日が昨日になる喜びを感じながら
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます
お楽しみいただけましたら幸いでございます
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