こんにちは、ぽんです
いつも訪問ありがとうございます
今回は1990年の隠れた名作・もっと評価されるべきアニメをご紹介します
この時代はそこまで今では主流になっているコンピューターグラフィックス(CG)もまだまだなところで、基本的に手書きで描かれた作画です
当時の作画技術・アニメーターのレベルの高さを体感できる“神作画”をとことん堪能できます
また、制作元が「新世紀エヴァンゲリオン」のガイナックスだったり、キャラデザも「新世紀エヴァンゲリオン」の貞本さんだったり、脚本が少女アニメの金字塔「少女革命ウテナ」の楠戸ようじさんだったりするので、お互いの良いとこ取りもできちゃう一度で二度美味しい作品です
ワンクールで終わってしまうにはもったいなすぎるくらいのOVA(オリジナルビデオアニメーション)です
この素晴らしさを私の語彙力で表現しきれるかは不明ですが、思いの丈を吐き出して、ご紹介したいと思います!
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「フリクリ」概要
地方都市・疎瀬に住む小学5年生のナンダバ・ナオ太は、ある日、謎の女が乗ったべスパに引かれしまう。“すごいことなんて何もない”はずだったナオ太の周囲が、その日からあり得ないことだらけになる。ナオ太の頭から角が生え、さらにはロボットが出現。元凶の女・ハル子はケロリとした顔でナオの家に家政婦として登場。この女、いったい何者なのか?・・・(C)1999 I.G / GAINAX / KGI
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「フリクリ」感想・レビュー
作品の雰囲気がどこまでも、どこまでも生きている
このアニメ、会社の同僚から教えてもらったのですが、今まで知らなかった・見たことかなかったことを後悔しました
自分はアニメに関しては、そこそこ見てきたつもりだったのですが、そんなこと全くなかったんだなと
原点回帰できるくらい、衝撃的な作品でした
フリクリは、アニメ制作会社が作ったいわばOVA と呼ばれる分類です
だからこそ、アニメ制作会社が好きなように、原作にとらわれずに好きに自由に作った結果がフリクリなんだと思います
いきなり破天荒な女性がスーパーカブみたいなものに乗って、おでこをベースでぶたれる!
こんなとんでもアニメ、最高じゃないですか
画面に写し出されるものは、無駄なものはないです
背景ひとつをとっても、とても洗練されています
背景描写も、さすがガイナックスといった感じで、「この信号機、エヴァで見たな」と思い出されるものもあったりして、ワクワクしました
また、「少女革命ウテナ」のようなシリアスな回があったと思えば、コメディの回もあって、楠戸さんが絡んでいるというのが納得の作品です
エヴァやウテナの良いとこ取りの雰囲気がたまらないですね
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背景の全体的な色合いも淡い感じで、あえて色のトーンを落として、各キャラクターたちがとても映えています
夕日に照らされる川の描写がとても美しかったです
同僚に教えてもらったとき「川で起きるSF」と聞いていて、「荒川ザアンダーブリッジかな?」と思っていましたが、まさにそんな感じでしたね
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日本の作画の本気を見た
このアニメが制された時代はまだまだ手書きの作画が主流でした
なのにも関わらず、あの作画!
今では“神作画”なんてよく言われますが、フリクリにもたくさん“神作画”が存在します
例えば、個人的にやっぱりおすすめなのは、あの作中冒頭の漫画カットのシーンと最終話のハル子のアクションシーンですよね
あの漫画カットは、今でこそどのアニメでも見られますが、当時はかなり斬新だったんじゃないかなと思います
アニメなのに漫画、私は何を見てるんだという不思議な気持ちにさせてくれます
さらにテンポのよいシーンの切り替わりには、並々ならないアニメーター達の努力の影を感じてなりません
ウテナもそうですが、「商業的に面白い作品」と「製作陣的に面白い作品」って、絶妙に違いますよね
フリクリが他の作品と違って独創性があって、斬新だと感じるのは、そうした製作側のやりたいことが如実に詰まっているからなのだと感じました
全六話なのに、情報の詰まり方が異常です(良い意味で)
さらに言えば、最近のアニメはオープニングやエンディングありきのものが多数ですが、フリクリはそうした一種の“媚び”的なものがなく、純粋に見てほしいアニメを流しているように思えます
「売れるアニメ」ではなく、「魅せるアニメ」だからそこ、大衆向けではなくて知る人ぞ知る作品であり、人を選んでいるのかなぁと思いました
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作中歌が本気で染みる
最後のポイントはこちらです
歌が本当にいいんです
もうこんなに歌が良いアニメって、私は「マクロスF」以来でした
「マクロスF」は歌のためのアニメ感じはしますが、「フリクリ」は歌のためのアニメ感はしないんですよね
歌とアニメがそれぞれ存在していて、それらが絶妙なタイミングで偶然的に重なったという言い方の方が私にはしっくりきます
歌も歌で存在感はあるし、アニメはアニメでも存在感はあるので、それぞれの良いところが純粋に足し算された形なのでしょう
歌もアニメも喧嘩せずに、その空間にしっかりと収まっているのは、まさにシンデレラフィットです
誰もが触れるのは、「Funny Bunny」だと思います
「Funny Bunny」と言えば、アニメの「スケットダンス」を一番に思い浮かべる人もいれば、四人組ロックバンドのELLEGARDENを一番に思い浮かべる人もいるでしょう
私はELLEGARDENの印象が強かった「Funny Bunny」ですが、本家the pillowsの「Funny Bunny」はお恥ずかしながら初めてしっかり聞きました
当たり前ですが、ELLEGARDENのそれとも違いますし、本家は本家の良さがある
本家の方がフリクリには合っていますよね、雰囲気的に
このアニメがきっかけで、私はthe pillowsを聞き始めました
素敵なバンドなので、ぜひ聞いてみてください
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最後に
以上、アニメ「フリクリ」の感想・レビュー記事でした
ちなまに見終わってからほぼ一ヶ月以上経ってからのレビューになってしまいましたが、それでも鮮明に覚えていられるのは、そのくらいフリクリが印象的だったからなのだと思います
全六話なので、一日でもさっくりと見終わってしまうのに、余韻はそれ以上に長く続く作品です
きっと人生の中で、ちょっとしたスパイスになると思います
まだ見ていないカは、ぜひチェックしてみてくださいね!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます
お楽しみいただけましたら、幸いでございます
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