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【アニメ】「不滅のあなたへ」涙腺クラッシャー?!あなたはこの”死”を乗り越えられるか?【人の死に寄り添う時、刺激は起こる】感想・レビュー

こんにちは、ぽんです
いつも訪問ありがとうございます

今回はNHKにて2019年に放送された「不滅のあなたへ」の感想・レビュー記事です

予告編を見てからずっと気になっていたものの、なかなかまとまった時間ができずに、見逃してしまっていたアニメです

8月末までの期間限定でAmazon Prime Videoで配信されていたので、「いまだ!」と思い、先日ようやく一気見をすることができました

見て損なし、もっと早く見るべきだったと思わせてくれる記憶に残る名作でした

悲しく切ない展開なので、ポップで弾ける展開を期待している場合には違うとなると思いますが、ぜひ見て欲しい作品です

アニメは全20話ありますので、気合があれば1日で見ることができますよ!

それでは、感想・レビューです

「不滅のあなたへ」概要


観察者によって、地上へ"球"が投げ込まれた。その"球"はありとあらゆるものの姿をうつし、変化することができる。"それ"は石、コケへと姿を変え、南方から現れたレッシオオカミへと姿を変える。あてもなく歩き続けると、一人の少年に出会う。雪に包まれ、地平線がどこまでも続く世界で少年は一人で生活していた。少年は豊かな土地に夢を馳せ、旅を始めるも挫折。志半ば命が尽きる。"それ"は少年の姿を獲得し、あらゆる刺激を求め、歩きはじめた。その様子を、観察者は常に俯瞰していた。
不滅のあなたへ - Wikipedia

www.youtube.com

「不滅のあなたへ」感想・レビュー

生きることは、死ぬこと

この作品は、死を迎える全ての人へともあるように、死がテーマになっている作品だと思います

死をテーマにしたり、モチーフにしている作品は数多くあると思いますが、その中でも結構印象深い作品になるのではないかと思います

死という刺激を受けて成長するフシという謎の生命体(少年)

この少年がいろいろとな人と関わって生きていく様や成長していく様は、とても見ていて感慨深いものです

やはり死はどんな場合においても、永遠の別れを意味しているので、悲しさや切なさがどうしてもついて回ります

生きることは死ぬこと

死ぬことは生きること

不死身の生命体であるフシが、死を通して見る世界を私たちも体験することができます

作品上では、色々な死があります

個人的には全員死んで欲しくないくらいの感情移入してしまうキャラクターたちばかりですが、OPを見る限り「あ・・・きっと、そうなのだとう・・・」と覚悟をして見る必要があると感じました

アニメを見終わって数日経ちますが、私はまだマーチ(第5話)から心の整理ができていません・・・

作者よ、なぜマーチを・・・と思いましたが、マーチはきっと私たちのすぐそばにいてくれると信じています(次のキャプチャーで語ります)

誰にでもいつかは訪れる死

どんな形にするかはあなた次第ですが、死と向き合うひとつの形としてお勧めできる作品です

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生きることは、誰かの中にいるということ

フライングしましたが、生きることは誰かの中にいることだと思いました

また、同じ意味で、死ぬことも誰かの中にいることなのだと思います

これは物語全体を通じてと、ピオランが言っていたセリフに込められていると思います

誰かの心に記憶としてでも残っていれば、その人は肉体は死んでもまだ生きている

完全に記憶から消えた時、それが本当の死になるのかもしれないと感じます

この意味では、フシはたくさんの人の死を経験しますが、フシが記憶として残している限り、その人々は生き続けるのです

フシと関わった人は永遠に亡くならない、という意味になりますね

自分も亡くなっても、誰かの中にいる限りは生き続けると思れば、死はちょっとだけ怖さを還元してくれそうですね

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生きることは、泣くこと

泣きました

そりゃあもう、主要人物のターニングポイントで涙しました

じわじわくるんですよね

泣けるアニメとして、以前実際に私が泣いた作品の中から10選を書き出しましたが、ここにも追記したいくらいの作品です

クラナドや神様になった日などの感動系ではなく、あのはなのように「よかったね、メンマ」というわけでもなく、ただただ悲しいです

「どうして・・・」と問いたくなる悲しい涙です

でも、フシが彼らをいい意味で蘇らせてくれるので、その涙は決して後味の悪いものではなくなります

ただ、個人的にマーチとグーグーとパロナとピオラン(オニグマ以外か)は、もう完全にトラウマです

特にマーチのところは、「マーチ、オニグマに食べられなくてよかったね!」と思った矢先のことだったので、そりゃあもうどん底です(今でも)

同じくらいの歳の子供がいるので、より一層感情移入しました

幼女のむちむちした体の書き方とかすごいな〜と思いながら、あの命が細くなっていく感じの演出、本当にきついですね

一瞬ホタルの墓を見ているかと錯覚したくらいでした

ピオランのところは、最近祖母が亡くなったこともあり、ボケていくピオランの様子や、死を目前に整然と振舞うあの姿にゾッとしました

シーズン2では、ピオランも活躍間違いなしですね

泣きたい方、今いちばんのお勧め作品がここにありますよ

www.udablog.com

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最後に

以上、「不滅のあなたへ」の感想・レビューでした

なんとこのタイミングで第2シーズンのアニメ化も決まっているようです

2022年秋(10月)から始まるようなので、まだ見ていない方はチェックしてみてくださいね

確かに、意味深なラストで終わったので「これは続編あるでしょ」と思っていたところもあり、期待を裏切らない展開でした★

ぜひ原作と合わせて楽しみたい作品です

誰かの死に寄り添う時は必ずあります

そのときのヒントになるかもしれない作品でしたね

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます

お楽しみいただけましたら幸いでございます

(この行を消して、ここに「お題キーワード」について書いてください)

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