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【映画】「mid90s ミッドナインティーズ(邦題)」真っ白な少年が理想の色に染まっていく姿【時代を反映した90年代半ばを必死に生きた少年たち】感想・レビュー(考察)

こんにちは、ぽんです
いつも訪問ありがとうございます

今回は、当時の時代の色を色濃く反映した少年たちの成長風景を描いた「」の感想・レビュー記事です

なんだかんだ気になって見始めたものの、気がつくと見終わるのに1か月はかかってしまいました(仕事が多忙すぎて)

でも見終わって思うのは、「全部見きることが出来て良かった」ということです

小さな達成感、それが、この映画にも通じるものだと感じました

明確なオチがあるわけでもなく、どちらかというとドキュメンタリーに近いものもありますが、少年たちの感じた心境などを手に取るように分かるので、見ていて興味深いです

それでは、どうぞ

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「mid90s ミッドナインティーズ(邦題)」概要

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「mid90s ミッドナインティーズ(邦題)」感想・レビュー(考察)

憧れたもの・信じたものが、輝かしい

この映画のテーマを考えたとき、何だろうと思いを巡らせましたが、個人的には「束縛からの解放」「幼いということの危うさ」「信じたものが輝かしい」このあたりかなと感じました

人は誰しも抑圧された生活を送っていると、自由を求めたくなるのだと思います

主人公のスティーヴィーは、兄に暴力を振るわれながら日々怯えるように・相手の機嫌を伺うように生活していたからこそ、その世界(兄の趣味の音楽)が妙に輝かしく見えていたのでしょう

そして、町で見かけたギャングたちが、スティーヴィーにとってはとても新鮮で、理由もなく直感的に「これだ!」と何かを感じたんだと思います

信じたものが悪であろうと善であろうと、それが自分にとって都合がつくものであれば、善悪なんて構わないのでしょう

宗教だってそうですし、信仰だって趣味だって、何だってそうなのだと思います

自分にとって少しでも都合が良いものであれば、人はそこに陶酔し続ける生き物なんだと感じさせられました

「幼いということの危うさ」は、やはり物事の前後関係や客観的に自分の行動を振り替えられないことでしょう

お酒を飲むこと、ドラッグをすること、母のお金をとること、ダメだと言われていることをすることのスリルが楽しいかも知れませんが、スティーヴィーは自分が舎弟なっていることすら認識できていなかったり、へらへらと周りに同意されることで安心感を得ているように思えます

帰属意識かもしれませんが、幼いスティーヴィーだからこそ、こうした行動の善悪がわからないままやっていることは、無知の象徴であり、幼さの脆さだと感じました

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目に見えることがすべてではない

これは、映画の後半でレイと話をしてスティーヴィーが気づくことです

スティーヴィーは、ただ漠然と仲間たちを見ていましたが、本当は彼らの裏側には傷や過去があることを知って、目に見えることがすべてではないことを認識したのでしょう

幼いスティーヴィーでも、「靴下が買えないほどの貧乏さ 」は何となくイメージができたのだと思います

楽しく時間を過ごしていた友達たちは、本当は自分よりも辛い環境の中にいて、それに耐えながら過ごしていることを知ると、自分がなんだか恵まれていることを実感しているようでした

合っているかは分かりませんが、井の中の蛙だったと知るんですね

辛いと思っていたのは自分だけかと思いきや、視野を広げると自分はまだ恵まれていて、それでかつ自分がいちばん世の中で辛い存在だと勘違いしていたと知ったのかもしれません

レイの言葉のとおり、「無駄に辛い思いをすることはない」ということですね

個人的には、「お前は俺たちと違うから、俺たちといなくても大丈夫」と言っているように感じました

それはスティーヴィーには母もいて、兄もいて、レイやファックシットたちとは生きる世界が違うというのが理由だと思います

表面的にカッコよく見えたファックシットたちは、実はそうでもなく、ただ強がりで、カッコよく見えただけだったのだとスティーヴィーは感じたのかもしれません

事故の怪我が治ったあと、スティーヴィーはまだギャングたちと過ごすのでしょうか

それとも、元の生活に戻るのでしょうか

私個人の見解は、元の生活に戻るのかなと思っています

多感な幼少期なので、好きなものや興味が湧くものって

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フォース・グレードが見せた映像

映画監督になりたかったフォース・グレイドが撮影した映像を見て、映画は終わりを迎えますが、結果フォース・グレイドは映画監督になったオチなのかと思いました

結構しっかりした編集になっていたので、あれはフォース・グレイドの処女作品になったという流れだと面白いなと感じています

少年たちの儚くも短い期間をフィルムに残しておけば、いつでもあの時期に戻ることができます

自分たちもかつてそうだったように、誰もが幼少期があり、漠然とした悪い物や新鮮なものへの憧れがある時期は、共感できるものがあると思います

どうかこの90年代中盤の彼らが、明るい未来を過ごせていることを願います

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最後に

以上、「mid90s ミッドナインティーズ(邦題)」の感想・レビュー(考察)記事でした

特に大きなビッグオベントが起こるわけでも、映画ならではの出来事が起きるわけでもなく、どこにもでありそうな現実を写した映画にはなりますが、妙に目を引く魅力がありますね

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます

お楽しみいただけましたら幸いでございます

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