こんにちは、ぽんです
いつも訪問ありがとうございます
今回は「ペット 檻の中の乙女（邦題）」の感想・レビュー記事です
いい意味でミスリードが多くて、大どんでん返しを楽しめる映画でした
ジャケット・邦題のタイトルにまんまと騙されましたね（笑）
原題は「PET」だけなので、いろいろ想像できますが、こうも脚色されると、更に盛り上がりますね
この記事ではできる限りグロシーンは省いていますが、閲覧される方は要注意ですよ！
「ペット 檻の中の乙女（邦題）」概要
動物保護センターに勤務するセスは、バスの車内で同級生のホリーを見かけて声を掛けるも邪険にされてしまった。そこで、セスはSNSでホリーのことを執拗に調査する。
ペット 檻の中の乙女 - Wikipedia
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「ペット 檻の中の乙女（邦題）」感想・レビュー
セス、あなたは正常？狂気？
予告編を見て、「面白そう～」と感じて見てみました
もしも予告を見ていなかったら、純粋に意中の女性を追う姿にきゅんとしたかもしれませんが、弱化ネタバレをくらった状態で見始めたので、「主人公のセス=ヤバイやつ」という当初から認識でした
好きな人がいる！落としたい！
↓
Instagramでプライベート覗いちゃお！
↓
デート誘う！練習いっぱいした！
↓
上手くいかなかった…どうしよう…
↓
そうだ！飼っちゃおう！ペット可の家じゃないから、保健所で飼おう！俺、保健所で働いてるし！
といったこの思考がやばい
すべては、獣医師さんの「ペット飼いたいなら飼っちゃえば？」が布石になっていましたね
そこからのセスの気合いの入り方といったら、もう凄まじいですよね
麻痺剤を自分で投薬してから彼女に打つあたり、優しいのかそうじゃないのか、もう分かりません
こういう人って根が純粋な人もいるんだと思います
だから、どう表現をして良いか、上手くできないんだと思います
と思ってたんですよ、途中までは
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でも、大どんでん返しですよ
実はいちばん狂っていたのは、金髪美女の方だったりしたりして、「おー！そっちか！そうくるのか！」と読めない展開に最後まではらはらドキドキしっぱなしでした
クレアの本当の正体が見破られときから、「これ、めっちゃ面白いんじゃない？」とハラハラし始めた私がおりました
だってねぇ？誰だってそう思いますよね？
あのシーンを見るまでは・・・
私の予想では、金髪美女が捕まる世界線とか、セスが殺される世界線とか、二人で刑務所に入るとかいろいろ予想できて楽しかったです
みなさんは、どんなオチを予想しましたか？
結構予告編が良い意味でミスリードで、「セスが一方的な恋心で女性を監禁する」と勘違いさせて、本編を見てどんでん返しさせられるという製作側の意図にまんまとはまったというわけです
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ホリーのセクシーなくびれに注目せよ！
余談ですが、金髪美女のプロポーションがやばいです
出ているところがしっかり出ていて、括れるところはしっかり括れていて、ダイナーの衣装に身を包む彼女の姿に、目が奪われました
私もこんなプロポーションになりたい！と、この映画を見た晩に、少しだけ腹筋と背筋をしました
（背筋が予想以上になくなっていて、からだの衰えを感じました）
このどこからどう見ても完璧な彼女だからこそ、彼女に隠された秘密だったり誰にも言えない過去だったりがより映えてきたのだと思います
これもすべて、製作側の策略のうちということですね
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セスの意図、そしてラストの意味は？
セスは最初狂ったやつだと思っていましたが、実はそうじゃないんだろうなというのが私の感想です
最後まで、ホリー（金髪美女）の愛を求めていた結果だと感じています
セスはどうしようもなかったのだと思います
友達もおらず、家族とも疎遠で（作中には描写がありませんでしたが）、仲の良い同僚もいない不器用な青年だったのです
その不器用でも純粋な青年が最善としたのが、ホリーを物理的に降りに閉じ込めることだったのでしょう
警察につき出せば彼女に会えなくなるし、このまま彼女を野放しにしても彼にとってはいいことはないと判断し、あの結果になったと
しかし、彼女の方が何枚も上手で、被害者は出るわ、セスも同罪になるわで、結局すべてホリーの意図するようになっていったということです
その典型的なシーンがラストで、ネタバレになっちゃいますが、今度はセスがホリーに捉えられていますね
首を切られて死んだはずのセスですが、実は一命を取り止めていて、血だらけになりながらもホリーを求めるように手を差し出すシーンは胸がしめつけられそうでした
セスは普通の愛情を求めていただけなのに、結果こんな感じになっちゃいましたからね
そしてさらにこのシーンを印象づけたのは、指がもう一本切られた場面とセスがもうすでに視力を失っているような場面です
完全にペットになっていましたね
ホリーがいなければ生きていけない
自分がかつて保健所で働いていたときと動物と管理人の立場が逆転しています
どうなんでしょうね？
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セスは純粋にホリーに好かれたかっただけですし、ホリーにシリアルキラーを止めて欲しかっただけなので、セスの希望としては叶ったわけです
恋人の浮気にも目をつむることができましたし、願ったりかなったりで、ホリーもセスがいることでなんだかんだ自費出版をして小説家にもなれましたし、恋人と元サヤに戻ることができましたし、話としてハッピーエンドになるわけです
ここからは私の憶測ですが、作中でセスが切ったのは指一本のはずで、ラストシーンでは２本になっていました
これは、「俺をペットにして良いから、もう“本当の君”に戻ってくれ」とお願いをして、契約を交わした証拠なのかなと
ホリーとどんな話をしてそうなったのかは不明ですが、いずれにせよホリーが絡んでいることは間違いなさそうですね
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最後に
結構面白い映画でした！
アマプラら年齢制限がやや緩いように思え、なかなかにグロテスクなシーンが多かったです
（指の爪がひぐらしのなく頃に、になったり、ガラスでぐさっとなるところだったり、頭をコンクリートでパーンッとなるシーンだったり、解体するところだったり、指を切るシーンだったり）
グロ耐性がない方は夢に出るのでお控えください
グロがなければ、かなり面白い映画だと思いました
よかったら、見てみてくださいね！
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます
お楽しみいただけましたら、幸いでございます
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