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【徹底レビュー】王ドロボウJING 7th SHOT「不死の街リヴァイヴァ(後編)」【ネタバレ・感想含む】

はじめに

6th SHOT「不死の街リヴァイヴァ(前編)」に引き続き、7th SHOT「不死の街リヴァイヴァ(後編)」のレビューを行う。見る人を魅了する「王ドロボウJING」の世界観は、何度見ても色あせることがない。毎回登場するジンガール(ボンドガールようなような女性達)にも注目だ。今回は不死の街の話である。

「王ドロボウJING」とは?

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本作は“王ドロボウ”であるジンとその相棒キールが、目的のモノを盗むための冒険を描いた物語。「ドロボウの都編」「第七監獄編」といったように、数話ごとに構成される独立した物語の連続となっている。

物語の舞台は各エピソードごとに、「世界中からドロボウが集まっている」「時間に支配されている」など全く異なる世界観を持つ。そこでジンは、ボンドガールのように毎回「ジンガール」と呼ばれる、舞台や盗む対象と何らかの関わりを持つヒロインと出会い、目的のものを盗むべく一緒に行動する形でストーリーが進む。

王ドロボウJING - Wikipedia

 

7nd SHOT「不死の街リヴァイヴァ(後編)」を徹底レビュー

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飲んでも飲んでも酔えない骸骨との戦いに勝ち、船になった骸骨とともにリヴァイヴァの街に向かうジンたち
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キナリレーたちも、ジンたちのマネをして跡を追う
 

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船は進むと、潮の香りが強くなり、いつしか雨も上がり、雲も腫れ、目の前に島が現れた
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ぺルノー曰く「かつて錬金術を極めた人工の島は、いつしか不老不死へと技術を伸ばしていった」と。
 

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しかしそこにはキール曰く「骸骨の街だ」という表現があっているかのように、繁栄を極めたという街は海底深くに沈み、幸せな人で溢れかえっているはずの島には人の気配が全くなかった。

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「1時間幸せになりたかったら、酒を呑みさい。3日間幸せになりたかったら、結婚しなさい。永遠に幸せになりたかったら、釣りを覚えなさい」という謎の声とともに、キールが人と間違えた大きな銅像から王冠を被った小柄な老人が機械の椅子でジンたちに姿を見せた。
 

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老人は「試験は合格じゃ吟遊詩人くん。ゼロが四つつくほど待っておった」と熱烈歓迎をする。
 

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しかしその瞬間老人の釣竿が大きく引かれ、ミスターリヴァイアサンと言われる巨大な魚がジンたちを襲う。
 

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鱗を弾丸のように飛ばすミスターリヴァイアサンに対し、ジンたちはキールロワイヤルで応戦し、無事に障子を収めた。
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安堵は束の間、気を失ったベルモットの顔は青白く、呼吸が止まっている。そこに老人が寄ってきたが「心配はいらん」と言われ驚くキールたち。「不死王に任せよ」と老人が得意げにいうのであった。
 

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そのころ、ペルノーは引き続き不死の町リヴァイヴァの物語を語る。「永遠の不死はこの街の中でしか存在しない。島を出たものは皆死んでしまう。この島がどこにあるか誰も知らない」と復唱する。
 

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ジンたちは、不死王の家にお世話になっていた。次の不死王は君だと、ジンに話しかける。不死王と名乗る老人は「永久に動くもののとその意味」を長年研究していたらしい。
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不死王が過去の失敗作を楽しげに紹介する。片目ずつ開けると倍生きながられると牛で研究したが、生き延びたのは見事に目だけだった体が骸骨の牛や、メビウスの帯で作ったゼンマイの車はぴくりとも動かなかったそうだ。ライオンの立髪に永久機関を入れたが、生きられずに獅子死となったものだ。
 
わずかな成功例として挙げられたのは、ヴィラール と呼ばれる、旅の始めにアレキサンドロスの剣の選別を見事に突破したジンたちを次のエリアに届けてくれたロボットだった。その肩に乗る白鳩のそれはベルモットが旅の途中で飛ばしていたものでもあった。
 
 
そのころ、ペルノーたちもリヴァイヴァに到着
したが、やはり人気のない街に驚き、「ながらえ水」を探しにいくのであった。
 

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ベルモットの心配するジンたちをよそに、不死王はベルモットのメンテナンスを始める。
 

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なんとベルモットは不死王をキングコアントローと呼び、自分がキングコアントローとグルであることやロボットであることを知られたことを少し申し訳なさそうに見せるのであった。
 

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ベルモットは伝説の話をジンたちに伝えた。伝説の話は次の不死王を継承する特徴を示しており、ジンがその特徴にうりふたつだったのだという。ジンは不死王が見つけられなかったものを見つけてくれるはずと、コインを投げ渡した。
 

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そこにヴィラールが「スープ・・・」と持ってくるが、それはただの水だった。
それは、不死になった王がけじめとして食事の決まりのために飲んでいる水だった。
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そして徐に不死王は胸から古ぼけた瓶を取り出した。これこそが、「ながらえ水」と呼ばれる水であったのだ。
 

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しかし、そこでキールは不死王に核心をついた質問をする。「このながらえ水はじいさん(不死王)以外にも飲んだはずなのに、なぜじいさん(不死王)しかいないのか」と。
 
不死王は「全員が不死を置いて行ったのだ」と答える。そして不死王はかつて繁栄していた街を思い出す。キングコアントローは「そろそろあの世に行ける」と本気で話すのだった。
 

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そのとき、ペルノーがキナリレーを改造して、不死王の家に乗り込んできた。そこに立ちはだかるのはヴィラール 。しかしヴィラールは一撃でやられてしまう。ジンたちはキールロワイヤルで応戦し、なんとかことなきを得た。それでもキナリレーは倒れない。ベルモットが持っていた傘で応戦し、ようやく勝つことができた。
 

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無事に勝つことができ、不死王に話しかけるが、なんとキングコアントローは本当に亡くなっていた。王位の継承はまた、命をつなぐ連鎖だとジンは言う。生と死は一枚のコインの裏表。コインの表は始まりの街コルプス、そして裏面は終着の街リヴァイヴァだったのだ。
 

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ヴィラールは、ボロボロになった体でキングコアントローの脇で話を続けた。なんとキングコアントローが夢の中でも退屈しないように寝るまでお話しを続けるのだと言う。
 

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ジンは思い立ったかのように永遠の灰色よりも一瞬でも輝く七色の方が美しい、とつぶやき幕は落ちるのだった。
 

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2nd SHOTの登場人物

ジン&キール

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ドロボウの中のドロボウ。ドロボウの王のジンと、付き添いのキール。二人の合わせ技はキールロワイヤル。

ポスティーノ

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物語の重要な局面に必ず登場する郵便配達員。情報通。

 

ベルモット

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謎の美少女

「不死の街リヴァイヴァ」に非常に詳しい

どんなに歩いても疲れない強靭な体力を持つ

キングコアントローが作ったロボットであることが判明

ペルノー

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不死を手に入れたい青年

キナ・リレーという画体がいい用心棒をうまいように使っている

頭は良くなさそうである

ヴィラール(怪物・ロボット)

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ミッション1のアーサー王の剣の場面で出てきた機械仕掛けのロボット

ジンたちをミッション2の城まで運んでくれた

キングコアントロー(不死王)

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不死の街リヴァイヴァで唯一生き続けた不死の王。

後継者が来るのを心待ちにずっと街で一人で研究をしながら待っていた。

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今回盗んだお宝は?

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今回ジンたちがゲットしたのは不死の命を得られるという「ながらえ水」である

 

これは今回奪ったというよりも、不死王のキングコアントローからいただいたものだ

 

そもそも今回の旅でのジンたちの目的は、コルプスでの骸骨の王冠であるので、棚ぼた的にゲットできた代物である

 

しかし、この「生きながらえの水」は、この不死の街リヴァイヴァの地のみでの力であり、街を出てしまうと無くなってしまうという効果になっている

 

無論ジンたちは次に狙うお宝があり、アニメではまだはっきりと言及されていないが、「ジンの母に会う」という目的がある以上、このリヴァイヴァの街に留まり続ける理由はない

 

以上から、ジンは生きながらえ水を海に流してしまうが、ジンとしては永遠に続く命よりも一瞬でも輝く命の方が美しいという考えをもっていることが分かる

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感想・レビュー

今回の7th SHOT「不死の街リヴァイヴァ(後編)」のテーマは「生と死」であることは明白であろう

 

明確には明言されておらず、全体的な構成として「不死」に焦点が当たっているが、「生と死」の対比が至る所で見られ、今回のテーマがより浮き彫りになっている

 

まず、始まりの街コルプスは「生」終着の街リヴァイヴァは「死」を意味していると考えられる

リヴァイヴァでは「不死」とあるが、生きながらの死=不死と捉えることができる

 

コルプスの街で何が行われていたかを思い出すと、そのテーマがより深く理解できるが、コルプスの街では生まれたばかりの王子の生誕祭・戴冠式が行われていた

 

コルプスの街は色鮮やかで活気に満ちており、この王子がなんと言って生の象徴である

高くそびえた煙突に燃える炎も、命の鼓動や激しく力強く波打つ生命を表しているように思える

 

皮肉なことだが、この王子が本来体感させられるのはずだった冠は、ドクロのかたちをしていた

幼い王子であっても死は逃れられず、すぐそこにあるというのを暗示しているのではないだろうか

 

また、ジンがベルモットととのに訪れる場所でも生と死の対比を感じることができる

 

アレクサンダーが眠る丘は墓場(死)を暗示しているように思える(刺さった剣が墓場のひとつひとつ)

剣が奪うものは基本的に命である

相手と戦うときに用いられる剣は命を奪いそして死に至る

 

さらに第二の場所は、骨が多く登場するが、骨が意味するのも死である

眠れる老女の場所も、眠れるはただの睡眠ではなく永眠と捉えると死につづくイメージとなる

この眠れる老女の場所では実際に老女が亡くなっており、墓場が直接的に映る

しかし、この場所で命は繋がれ、孫が生活をしている

 

骨も場所そうであるし、王子の戴冠式もそうだし、眠れる老女の場所も同じであるが、「命が繋がれている」という解釈も可能である

 

王子は戴冠式で王様から王子へ命が繋がれ、骨は亡くなった祖先のものがつぎつぎと繋がれて今の自分に至るとも解釈され、眠れる老女は老女から孫へと命のリレーがされると考えることもできるだろう

 

不死については、これもジンたちは尽きないお酒を飲む骸骨との戦いから読み解くこともできる

骸骨にとってはお酒を飲むことが生であり、お酒を飲み終わって眠ることが死である

キングコアントロー(不死王)も同じように眠りたかったので、骸骨と同じような解釈もできる

 

骸骨もお酒を飲み切るという目的を果たして眠りについた

キングコアントローも、永久に動くものとその意味について自分なりの答えを見つけ、後継者を見つけるという目的を果たしたと思い、眠りについたということである

 

キングコアントローによって作られたベルモットやヴィラールは、不死の象徴である

長らくリヴァイヴァにいたキングコアントローは、「永久機関を研究するという目的」でこの街にいたことが分かる

しかし、最終的に永久に動くものとその意味も知りたいと思うようになり、この意味がようやくわかったので、眠りについた

ジンが終盤で言った言葉がこれを読み解くヒントになると考えるが、「永遠の灰色よりも、一瞬の虹色」というのがキングコアントローとしても府に落ちた答えなのであろう

 

かつてリヴァイヴァの街の住人は、不死でいることに幸せを感じていた

キングコアントローのフラッシュバックでその様子が映し出されるが、写さだれる後継は色鮮やかで幸せそうな人々である

 

しかし、その色鮮やかな景色はフラッシュバックでも一瞬で終わってしまう

永遠の命よりも一瞬でも輝きたいという気持ちを持った人々が街から出ていってしまったことを指すのである

現に、命が有限であるコルプスの街並みは色鮮やかであるが、リヴァイヴァの街は灰色一色である

リヴァイヴァの住人は永遠の命よりも大切なものを見つけたのか、見つけにいったのかは不明だが、一瞬でも輝く命の方が生き生きと楽しそうに見えたこともあり、その話が他の住人に伝わったのか、ひとり、またひとりと姿を消して行ったのかもしれない

 

最後に、キングコアントローが目を覚ますかどうかであるが、私は目を覚ますと考えたい

それは、残されたヴィラールやベルモットが不憫であることもあるが、この街の名前の由来からまた再び目を覚ますと信じたい

 

街の名前「リヴァイヴァ」は英語の「revival」から来ていると考えることができる

「revival」の意味は、「復活」「再生」「生き返り」である

このことから、「再び目を覚ます」=「生き返る」という解釈もできるのではないかと思う

しかし、それはキングコアントローの体かまた別の体かは不明だが、その方が幸せな最後だと思える

 

ちなみに始まりの街のコルプスは、ラテン語の「体」を意味している

少々行きすぎた解釈になるかもしれないが、「生」=体という器を持ったもの、「死」=魂だけのものと考えると、キングコアントローはコインの表裏一体のようにまた別の体を持って生まれ変わることができるのかもしれない

そのときは、ぜひリヴァイヴァにいるベルモットとヴィラールを迎えに行って欲しい

 

 

 

以上、王ドロボウJING 7th SHOT「不死の街リヴァイヴァ(後編)」の徹底レビューである

 

今回も非常に解釈の深い作品であり、何度見ても引き込まれる魅力的な作品であった

ぜひ見直してみていただいて、また新たな解釈などがあれば教えていただきたい

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます

 

 

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