こんにちは、ぽんです
いつも訪問ありがとうございます
今回はAmazon Prime Videoで降下中の「JUNK HEAD」のレビュー記事です
いつもはライトなラブコメディを見る派ですが、気になっていたこともあり、CMでも推していることから、試しに見てみることにしたら、なんと最後まで見切っていました
さらには、旦那も一緒に途中から見初めて、結局最後まで見てしまい、公式サイトを見るまでに情報を欲していたくらいにハマりました
画面がCGではなく、人形を使ってのコマ撮り映画ということもあり、「ショーンザシープ」のような手作りの温かみもありつつ、現実世界ようのな精巧に作り込まれた背景に目が話せず、ストーリーも斬新で「ラストはどうなる?」と見ているこちらをどんどん引き込んでいく作品でした
話になるのは、映画だけではなく、作者にもあります
なんと、お一人で作成されたのだとか
おいおい・・・本当かよ・・・と、気が遠くなりそうな作業をやってのけられた監督への称賛も含んでの感想・レビュー記事です
「製作7年」「独学での映画製作」「本職は内装業」というパワーワードばかりの映画、ぜひご堪能いただきたいです
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「JUNK HEAD」概要
人体を無機物に転化する技術により、人類は生殖機能を代償に不老不死を手に入れた。しかし、新種ウイルスの発生によって人類は存続の危機に陥ってしまう。
そんな中、遥か昔に創造した人工生命体「マリガン」に生殖能力の可能性を見出し、調査を開始する。
主人公パートンは地下調査員に応募し、マリガンと協力して地下の探索を始める。
JUNK HEAD - Wikipedia
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「JUNK HEAD」感想・レビュー
ギャップ萌えとは、まさにこのこと
まずいちばん最初に印象に残ったのが、画面の綺麗さです
「こらCG ?」とはじめは思ったものの、そのリアルさにすぐにクレイアニメか人形アニメかのコマ撮りだと気がつきました
ちなまに見始めた段階では、制作者が一人だったとか、独学だったとか、本職は内装業だとかそういった事前情報はまったくありませんでした
だからこそ、多くの人はそのギャップで驚くのだと思います
「おいおい、独学かよ…」
「これ一人で作ったのかよ…」
「どんなハイパースキルを持つ内装業なんだよ…」
「七年の歳月ってまじかよ」
って思うんです、きっと
そして「自分にはできない」と同時にその凄さを実感するので、この映画への評価もさらに高まっているのかなと
もしもこの映画が、製作陣100人で有名な制作会社でできたものなら「あ、そう、ふーん、企業の息がかかった作品なのね」と評価も頭打ちしてしまうはず
その囲いがないからこそ、きっとここまで有名になっていったのだと思います
製作者の変態に近いような執念と愛着の評価が、数々の賞を受賞した結果に現れていると感じています
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キャラクターへの愛情が半端ない気がする
さらにJUNK HEADを面白くさせているのは、それぞれのキャラクターが持つ持ち味だと思います
登場するキャラクターがどれも愛らしくて憎めなくて、魅力的です
特にみんなも思うのが、「三人トリオ」だと思います
このキャラ絶対またどこかで出てくると思っていましたが、再度登場するときには、あんなことになってなってしまったなんて・・・
みんなもあのギャップには、きっと心をくすぐられたことだと思います
あの三人トリオのキーホルダーとかあったら買ってしまいそうです(笑)
三人トリオ意外にも個性的なキャラクターは、まだまだたくさんいて、まずは主人公とかタンゴの先生だったし、その教子の横乳は完全に製作側の趣味だと思ったし、キノコのような謎の食べ物をなんとか奪おうとして最後には奪われてしまった関西弁のおっちゃんとか、ボイラー室を完備する筋肉ムキムキの女性とか(グルメツアーとかあの地下世界でどこにあんねんってツッコミはどこにしたらいいのか)、赤いフードの少女とか、キャラクターへの愛情がとても感じられるものばかりです
きっと、キャラ設定は本当に楽しみながらしていたんだなというのが、手に取るように伝わります
キャラごとのスピンオフとかも見て見たいですね(笑)
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クリーチャーから目が離せない
なんかこう、怖いもの見たさというか、異質なものとか少し現実世界と離れているものを見たい欲望というかそうした欲求って、人間誰しも持っていると思っています
「JUNK HEAD」はそうした欲求をうまいことくすぐってくる作品だなと思います
登場するクリーチャーは、ほとんどが見た目がのっぺりとしていて、毛も生えていないツルッと系ですが、だからこそより「触ってみたいな」とか「どんな触りごと地なんだろう」とか想像ずるのが楽しかったです(笑)
「なんだあれ?」って二度見したくなるクリーチャーは物語の中に何回も登場するので、私は面白いな〜と思って見ていました
どこかで見たことがあるようなキャラクターですが、それぞれに個性があって、どれも見ていて面白い
どのクリーチャーも歯並びいいですしね(笑)
ラスボスもラスボス感あっていいですよね
個人的に衝撃的だったのは、前半部分の唯一?モザイクがかかっていたシーンで、嘔吐をしていると思ったら、実はトイレ中でした、というシーンが一晩寝ても鮮明に覚えていました
あのギャップというか、いい意味で裏切られた感、悪くないですね(笑)
子供には見せたくないシーンでしたが、大人のユーモアというか製作者の遊び心がたくさんあって、愉快なお話でした
キャラクターを一瞬見た感じ、ゲームや映画の「サイレントヒル」に出てきそうなクリーチャーとか「サイレン」にも出てきそうなので、キャラクターデザインから製作者の趣味・趣向が覗けるのも面白かったですね
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既視感がある、だから良い
アクションシーンは、どこから見たことがあるような戦闘シーンで、これもなんだか笑ってしまいました
製作者はきっと、ハリウッドのアクション映画とか好きなんだろうなと思わせるシーンが後半にはてんこもりで、旦那と一緒に見ていましたが「このシーンって、あの映画のオマージュかな」とか予想しながら見るのも、楽しかったです
きっと相当の映画好きで、好きが高じて、制作側になっていい典型例だと思います
視聴者も映画をたくさん見る人なら、きっと「あの映画のこのシーンじゃない?」とワクワクしながら見られると思います
子供には刺激が強いシーンも
全体を通してですが、前年例対象のわりには、グロテスクなシーンもあり、なかなか子供見せるには勇気がいる作品だと思います
特にこのテーマにもなっている「生殖機能を探すために塚にもぐる」に関連するシーンは、大人にはいいかもしれませんが、子供にはまだ早いなぁと思うこともしばしば
表現が直接的すぎるというか「いや、それ、まんまやん」と突っ込みをしたくなるシーンがほぼ前半ですが、そこそこ出てきます
あまり触れることも控えますが、逆に子供(男の子とか)はこういうの好きだったりしますよね
特に対象年齢とかを考慮して構想されたわけでもないと思いますが、お子さんと一緒に見るときは、気を付けてくださいねとお伝えしたいと思います
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最後に:現在公開は、3部作の第1弾!ファンアートも開催中(2022年4月29日まで)
現在公開されている作品は、全3部作中の第1部だそうで、確かにかなり微妙なところで、話が終わりました
ほどんど確信に迫らないまま、終わっていますので、これからの展開が楽しみですね
また、公式サイトでは「ファンアート」のイベントをやっているそうで、3人トリオのネイルアートだったり、嗜好を凝らしたイラストたちが多く寄せられています
やっぱりぱっと見て、あの3人トリオがいちばん人気っぽいですね
イラストを見るだけでも面白いですし、みんなに愛されている作品なんだなと感じることができます
今後の進展については、未だ発表されていませんが、ラストが楽しみな映画ですね
メイドインアビズのようにどんどん深くに行く作品、好きです
以上、「JUNK HEAD」Amazon Prime Videoで話題【あそこのブラブラを求めて地下世界へ…一番カオスなのは制作者かもしれない】でした!
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