はじめに
5th SHOT「色彩都市の少女」に引き続き、6th SHOT「不死の街リヴァイヴァ」のレビューを行う。見る人を魅了する「王ドロボウJING」の世界観は、何度見ても色あせることがない。毎回登場するジンガール(ボンドガールようなような女性達)にも注目だ。今回は不死の街の話である。
「王ドロボウJING」とは?
本作は“王ドロボウ”であるジンとその相棒キールが、目的のモノを盗むための冒険を描いた物語。「ドロボウの都編」「第七監獄編」といったように、数話ごとに構成される独立した物語の連続となっている。
物語の舞台は各エピソードごとに、「世界中からドロボウが集まっている」「時間に支配されている」など全く異なる世界観を持つ。そこでジンは、ボンドガールのように毎回「ジンガール」と呼ばれる、舞台や盗む対象と何らかの関わりを持つヒロインと出会い、目的のものを盗むべく一緒に行動する形でストーリーが進む。
王ドロボウJING - Wikipedia
6nd SHOT「不死の街リヴァイヴァ(前編)」を徹底レビュー
とある国でおめでたい祭典が行われている
伝説の王子に薄気味悪いドクロの数珠の授与を行っている
都をケーキに見立てて、ローソク塔の炎をこがらし笛で吹き消すのだそうだ
しかしこの祭典には王ドロボウの予告が届いており、数珠玉を奪うのだとか・・・そうしたアナウンスがあるやいなや、大きなプレゼントボックスから出てきたのは、ジンとキール
そう、大ドロボウの二人からの予告だったのだ
キールは大きな紙飛行機を操って王子から数珠玉をあっという間に奪いさっていったのだった
そして、無事にお宝を盗んだジンたちは丘にたどり着く
すると、見知らぬ少女がいきなり「いい儲け話がある」と話しかけてきた
少女はベルモットという
さらに少女は「不死が手に入れられる」と不思議な昔話をしたが、ジンもその話を知っているようで、「不死を研究するリヴァイヴァという町がある」という話に乗ってきた
しかしジンは勘繰って「どうしてそのうまい話を独り占めしない?」と少女を疑うのだった
そこへちょうどよくポスティーノがやってきた
彼はリヴァイヴァの場所を知っているそうだが、「リヴァイヴァからは死亡通知1通すらきてない」と言い残し去っていくのだった
ジンは少女と共にそのリヴァイヴァに行くことにした
しかし、ジンたちの跡を追う怪しげな影がふたつ木の影から覗かれるのだった
何時間も歩いた末に、ベルモットはようやく立ち止まる
「のらくらアーサーがここに関係がある」と言われた場所には無数の剣が丘に刺さっており、どれがアーサー王のものか全くわからない
そのとき同じくリヴァイヴァに行きたいという不死を得たいペルノーという金髪の青年が登場し、我こそがリヴァイヴァにふさわしいと剣を抜くが外れてしまう
ジンが抜いた剣はボロボロのものだったが、よく見るとやすりがかけられていて、突然動き出した怪物の動きを止めたのであった
その怪物(ロボット)は何も言わずにジンたちを両手に乗せてどこかに向かって休みなく歩き続ける
しばらくすると月夜の背景に城が浮かび上がり、怪物(ロボット)はジンたちを下ろしてどこかに行ってしまう
どうやらここが謎解きのヒントの場所のようだ
「蛇のアクロバットをためつすがめつ」が謎解きのヒントだそうだ
「ためつすがめつ」はあらゆる角度から見ることを意味するようだ
そのとき、ペルノーも同時に到着をして、ジンたちよりも早く謎解きをしようと試みるが時間切れで天井から多くの骨が降ってきてしまう
ベルモットは崩れたヒントに悲しむが、ジンはすでに答えを知っているようで、「古代リヴァイヴァの人たちは紐で記憶していた」と解説までしてくれて、紐を登りながら次なるヒントへ向かって進んでいくのであった
次のヒントは「おばあちゃんが森の奥で待っている」とのことだった
森に行くと家があり、少女がジンたちに話しかける
しかし、すでにおばあさんは何年も前に亡くなっており、八方塞がりになってしまい、ジンたちはその家に一晩お世話になることに
その晩、ジンは「眠れる老女」を見つけたとベルモットに言ったのだ
実は風景そのものが老女の横画をを指しており、「眠れる老女の唇を盗んだ果てなき旅の手向として」はその老女の唇にあたる場所に行けばいいということがわかった
その場所に向かうが、そこには骸骨がひたすらに酒を浴びるものの胃に入ったお酒はカラクリですぐに樽に戻ってしまう
酔っぱらいたいその骸骨はジンたちを無作為に攻撃をしてくる
ジンたちはキールロワイヤルで応戦するも骸骨の肋骨をすり抜けて、奥にある酒樽に命中してしまう
しかし、その骸骨は「ようやく酒樽がなくなった、ありがとう。これでやっとアルコールの牢獄から脱出できた。これで2000年ぶりにゆっくり眠れるぜ」と言って剣を下ろし、大きく伸びをする
すると、骸骨がマントを大きく広げて、船の帆のようにしてジンたちを次の場所へ導くのだった
2nd SHOTの登場人物
ジン&キール
ドロボウの中のドロボウ。ドロボウの王のジンと、付き添いのキール。二人の合わせ技はキールロワイヤル。
ポスティーノ
物語の重要な局面に必ず登場する郵便配達員。情報通。
ベルモット
謎の美少女
「不死の街リヴァイヴァ」に非常に詳しい
どんなに歩いても疲れない強靭な体力を持つ
ペルノー
不死を手に入れたい青年
キナ・リレーという画体がいい用心棒をうまいように使っている
頭は良くなさそうである
ヴィラール(怪物・ロボット)
ミッション1のアーサー王の剣の場面で出てきた機械仕掛けのロボット
ジンたちをミッション2の城まで運んでくれた
今回盗んだお宝は?
今回盗んだお宝は、冒頭の街で赤ちゃん王子から盗んだドクロの数珠玉である
最終的にはキールが冠のようにして頭につけていた
そして物語が後半に続く「リヴァイヴァ」の街で「不死」を盗みにいくのであった
果たして「不死」とはどのようなものなのか
無事にジンたちはたどり着くことができるのだろうか
感想・レビュー
今回は、そこまで大きく話が動く回ではないが、王ドロボウJINGらしい世界観を十分に味わうことができる
ジンの生かしたセリフた伏線も回収しながら、見ることができるので、二度三度見ることをおすすめしたい
街の名前である「リヴァイヴァ」は英語の「revive」すなわち「復活する」からきているのはシンプルに解釈ができる
この「復活」が今回のテーマであり「不死」につながるキーワードになるので、意識しながら見ていただきたいポイントである
「何が復活するのか」はぜひ後編を見ていただきたい
また、ジンの世界ならではの「不死」の解釈も実物である
ベルモットという少女の正体は?なぜ一人ではなく誰かを道連れにして街に向かうのか?その答えは、後編に凝縮されている
しかし、前編にも伏線は多く張り巡らされているので、前編の伏線の回収も含めて後編をお楽しみいただきたい
ポスティーノが言った「不死の街リヴァイヴァからは死亡通知1通さえもきていない」の意味とは?
後編をぜひ見て答え合わせてをしてみていただきたい
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