【漫画考察】大人気作品『不死と罰』は連載打ち切りになったのか?背景と理由(個人解釈)
こんにちは、2児育児+ワンコ1匹の基本テレワークで日々あがいているぽんです。いつも訪問ありがとうございます(ブックマーク・スターもありがとうございます)。ブログ更新の励みになっています。
今回は、私が大好きな作品『不死と罰』についてご紹介します。「ラブホテル×ウイルス×サバイバル×猟奇事件」という斬新なテーマで、リアルな表現と事件にまつわる真相が暴かれていました。
この作品ですが、実は打ち切りだったのでは?という噂があります。打ち切りだと言われる背景や真相をファンの目線から考察をしてみたいと思います。
概要

かつて連続殺人事件を起こした青年、矢風文人がラブホテルに閉じ込められているあいだ、東京中に感染者が溢(あふ)れ返るようになっていた。犯した罪を背負い続けるため、なにがあっても生き抜くことを誓った文人が、ラブホテル内で生き残っている人たちと協力し、感染者に立ち向かっていく姿を描いたパニックホラー。「別冊少年チャンピオン」2021年12月号から掲載の作品。
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打ち切りと言われる理由3つ
早速ですが、8巻で完結している『不死と罰』ですが、なぜ打ち切りの噂が立ったのでしょうか。個人的には以下の3つが考えられます。
- ラブホテルを抜けた後の”穢土”からの展開が急だった
- ”穢土”上陸から完結までのスピードが早かった
- タイトルの”不死”と主人公矢風文人の関係
こちらがまず思い浮かびます。
ラブホテルを抜けた後の”穢土”からの展開が急だった
この理由ですが、圧倒的な画力とスリル溢れる展開でラブホテル編は漫画史上にも記憶に残るものだったと思います。
- フミトたちがどのようにラブホテルから抜け出すのか?
- フミトの抱えた過去とは?日本はどうなってしまうのか?
- ”穢土”とは?
と今後の期待にページを捲るたびに胸が膨らむものでした。しかし、ラブホテルを抜けて、祥花たちと合流してからの展開が凄まじく、風張さんが無くなったのが、この作品のピークとも言えるかも知れません。(風張さんファンは結構多いはず)
トントン拍子に”穢土”に向かい、色々ドラマはありましたが、尺としては短く気づくと”穢土”に到着。そしてラストに向かうこのスピードは、前半のラブホテルを考えるとかなりの勢いです。
そこまでだらだらと意味もなく引き延ばすこともないですが、もっと深みを持たせられる作品だからこそ、勿体無いなとファンとしては感じるのでした。アニメ化や映画化など映像でも楽しめる作品だっただけに、リメイクもしてほしいくらいです。
”穢土”上陸から完結までのスピードが早かった
ファンが驚いたのはここではないでしょうか。なんだかんだ生存した人がいて、”穢土”に無事上陸でき、生活ができたのは大変良いことだとは思いますが、前半の濃厚な流れがあったからこそ、あっさりとした終わり方に打ち切りも感じる人もいたかもしれません。個人的には、”穢土”と風張さん、そして”穢土”いた老人の話ももっと深掘りができそうなところでした。ここで第二クールを始めても良いのですが、この物語はあくまでもフミトの”死んではいけない”(不死)とその抱えてきた罰を描くのが目的なので、そこまで展開しても良いという制作側の判断だったかもしれません。
タイトルの”不死”と主人公矢風文人の関係
確かにフミトは犯してはいけない罪を犯してきましたし、母親に手をかけたと思いきや祥花が裏で関係していたりと、フミトの奥深さは一言では語り尽くせません。それに、フミトは確かに罪を犯した悪人ですが、フミトによって救われた人々も多く、フミト自身も過去と蹴りをつけるような足掻きを示しているところから、完全に否定できない人間性を持っています。
物語を通じて、フミトが完全に悪いわけはなく、被害者となった女子たちの家庭環境などもあり、フミトの行く末と結末がどうなるか気になって読み始めた読者も多いはずです。
そんな主人公ですが、後半はあれよあれよというまに、”穢土”ではなく、ゾンビが蔓延る日本にとどまり、生き延びた人々のために生き続けるとうオチでした。
ゾンビにも殺させない、祥花たちにも殺されない、生き延びてその罪を背負っていく、それがフミとの罪であり不死である。というのは分かるのですが、欲しがりな読者はこのシンプルな終わり方でおそらく満足できずに、”打ち切り説”を唱えてしまったのかもしれません。
かくいう私もその一人なのですが(声高に打ち切りを言っているわけではないですが)、こうした作品では、主人公の精神世界や気持ちの変わり方、そうしたものを読者は求めているが故に、少し物足りない感が出てしまったのではないでしょうか。
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公式的にも”打ち切り”ではなく”完全完結”
情報を色々と漁ってみましたが、『不死と罰』は打ち切りではなく、完全完結の作品のようです。諸説では、佐藤健太郎先生の過去作である『魔法少女サイト』も後半かなり駆け足だったとのの感想もあるようですが、真意は佐藤先生にしか分かりません。
本当の打ち切りであれば、完結までいかず、もっと中途半端なところで終わるところ、『不死と罰』は物語として最後を迎えることができています。
個人的なわがままで欲を言わせて貰えば、ゾンビになった祥花や風張さんとの対決もあったり、”穢土”での第二開戦もあったり、フミトを引き止めるかのめい、それを振り切って日本本土に残るフミト、そして抗生剤(アンプル)で戻るゾンビ化した人々・・・なんてストーリーも面白かったのではと思いますが、それは私の妄想の範疇です。作者が最も面白いと思った展開がベストなのです。
しかしながら、読者が愛があるが故に、もっと続きが見たいという欲求が「打ち切りなのでは?」と解消しきれなかった欲求を”打ち切り”という概念にぶつけているのかもしれません。真偽は作者本人や制作時にしか分からないのですが、綺麗に終われる作品も多くないこの漫画が溢れる時代で、最後までフミトやかのめいや関連の人々の未来ある終わりを見ることができたのは、佐藤先生の努力の一つなのは忘れてはいけないと思います。
その中でどう思うかは自由だと思いますが、生み出されるものにネガディブなことを言うのではなく、ポジティブに昇華していければ、佐藤先生の次回作の励みにもなるかもしれないなと思います。
私は『不死と罰』が好きなので、また見返して、定期的に応援したいと思いました。本当にいい作品です。
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最後に
以上、【漫画考察】大人気作品『不死と罰』は連載打ち切りになったのか?背景と理由(個人解釈)についての記事でした。個人的にはなんとなく見始めた漫画で、ここまでハマったのは久々なのでどうしても熱を冷ませないのです。
賛否両論あると思いますが、皆さんがどんなふうに感じたのか、よかったらお聞かせください。参考になれば幸いです。
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