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【映画】劇場版「ほんとうにあった怖い話~変な間取り~」想像以上に引き込まれる・・・解説・感想記事

こんにちは、2児育児+ワンコ1匹の基本テレワークで日々あがいているぽんです。いつも訪問ありがとうございます(ブックマーク・スターもありがとうございます)。ブログ更新の励みになっています

【映画】劇場版「ほんとうにあった怖い話~変な間取り~」

劇場版 ほんとうにあった怖い話~変な間取り~ 公式サイト

概要

一般投稿に寄せられた恐怖体験をもとに、或る家で起きた出来事を3種類の映像記録とドラマによって構成した新奇なオムニバスホラー!
外から一目見ただけでは、極めて平凡な家に見えるだろう。
しかし、隅々まで注意深く視ていくと、家の中のいたるところに奇奇怪怪な違和感の数々が見えてくるはず…。
その違和感が積み重なることで現れる“事実”は、あなたの想像を絶するものとなる…。(公式サイトより引用)

https://honkowa-hennamadori.broadway-web.com/

 

エピソード1:禁じられた部屋

2022年の出来事

物語は、どこか懐かしさが感じられるホームムービーから始まります

お姉さんの誕生日に一緒に旅行なんて、なんて素敵な姉妹なんでしょう

美人姉妹が訪れたのは一棟貸しのどこにでもありそうなお家です

古民家サンガーデン白浜

ここが地獄の始まりだろうとはつゆ知らずに・・・

姉妹は部屋を探索して回りますが、2階にいかにも怪しい部屋が(外から完全に封鎖されて内側から決して開かないようになっています)

「リフォーム中かな?」なんて呑気なことを言いながら、映画「リング」に出てきそうな鏡の前でポージングを取って後を去るのでした

そして、初日の夜から異変は起き、翌日にお姉さんはおうむ返しのように言葉を、まるで幼い子供のような話し方をして、2階に妹を誘うのでした

すると昨日空いていなかったあの封じされた部屋が空いているではないですか

そこには笑みを浮かべる女性の写真が(この時の女性の視線は左を向いています)

突然お姉さんが後ろから姿を現すとどうでしょう・・・女性の写真はこちら(正面)を向いているのでした

ビデオはここで終わりです

姉妹は無事だったのでしょうか?

エピソード2:話し相手

2023年の出来事

今度は人が代わり、男性のパートへ

男性は何やら新居に引っ越してきたようですが、何やら雰囲気があまり明るくないです

明るい家庭を築く”はずでした”と

部屋の内装は、何やら見覚えがあるところですよね・・・

男性は寂しさを紛らわすために、たまたまテレビで見たAIと会話できるアプリをスマホに入れるのです

そしてそのAIの名前を”みすず”と名づけました

AIみすずは「りょうたくん」にたくさん話しかけていきます

まるで、本当の人のように・・・

 

最初は半信半疑だった男性も、いつの間にか本当の同居人のようにAIみすずと会話を楽しむようになりました(ひじきが入った卵焼き、食べてみたい)

そこで、事実が明らかになります(不妊症というのは、男性が鎌をかけたってことですかね)

(※ここで声がデジタルからアナログになるの結構ドッキリしますよね)

生まれた子供は”ちはる”さんと名づけられ、大切に育てられました(はずでした)

(ちゃんちゃん!おしまい、となればいいのですが、物語は続きます)

男性は父になりましたが、時に子供に”しつけ”と称して、やや強い当たりを行います

母が止めるも父は「俺も父さんから叩かれた時があるから」「甘やかせすぎ」とみすず(母)にいうのでした

 

別の日

仕事から帰るりょうた(父)

みすず(母)の姿がなく、2階にいるちはる(娘)に問いかけます

この時、チラチラちはる(娘)の姿が映るのですが、もはや言葉にならない容姿になっています

日常的に何かしら暴力が行われていたことが伺えます

その時にちはる(娘)が描いた絵に、見覚えのない”いいパパ”の存在を知り、りょうた(父)は何かを確信し、植えた木を無惨に蹴るのでした

その場に帰宅するみすず(母)

「りょうたくん?」の問いに「誰だよ、そいつ。そいつがちはる(娘)の父親か?」と問い詰めます

そして、さらに行動はエスカレート

りょうた(父)は、ちはる(娘)を追い詰めます

その結果、ちはる(娘)は文字通り、痛ましい姿となって発見されるのでした

その後、みはる(母)にも手をかけ、二人をお風呂場へと運びます

りょうた(父)は二人を眺めながら後を追おうとしますが、できかねて風呂場から出るのでした

 

そして、現実

りょうたが見ていたのは、どうやら嘘?夢だったようです

ちはるさん(現実)は不妊で、実際には離婚したとのこと

つまり、名前が同じ二人の過去回想をりょうたは生きていたってことですかね・・・?

怖いのが、りょうた(現実)には、りょうた(父)思念があり、「また二人に会いたい」と思っているとのことです

完全に引っ張られていますよね

 

エピソード3:林に埋まった映像

2018年の出来事

「かげろう調査団」と呼ばれるオカルトをテーマに調査する一般の団体への調査依頼から始まります。

劇場版「ほんとうにあった怖い話~変な間取り~」が面白いのは、複数の世界(話)が最終的には全て一つにつながり、最後には「え?そういうこと?」と思わせてくれるところです

ここから早速ネタバレになりますが、誰が予想したことでしょうか?「かげろう調査団」

youtube風の動画がなんだか親しみやすさを感じますね(笑)

そして、急に鳴り響くスマホの着信音!これがホラーたる所以です(個人的にはホラーは音で半分くらいは驚かされる大事な演出です、音がないホラーって意外と平和な気がします)

さらには、いかにも怪しそうな家と怪しそうな家主(男性)(のちに家主ではなく、本当の家主は女性だということが分かりましたね)

この自称家主の男性は、「人がいると家が喜ぶ」という理由で、家族に相談もしないで勝手に民宿的に貸し出していたとのこと(この話が後の伏線になります)

 

本当の家主(女性)は一見つっけんどんですが、実は話せば分かる人、しかも庭のお手伝い(草取り)で心を開いてくれるいい人でした(人は見かけによらない)

そしてこの家にまつわる奇怪な現象だったり、前の持ち主の件だったり裏拍手の件だったり、物語の伏線をたくさん作ってくれます

 

尼の逆手(古事記に出てくる)ものは、相手を呪うために行う儀式(?)所作だそうで、動画に隠された謎をみんなで解き明かしていきます

そして自称家主の男性は、実は女性AD(フミちゃん)のことをジロジロ見ていたようで・・・(ここも後述の話につながりますが、フミちゃんがこの作品の核だったりするのです)

そんな彼らですが、数々のオカルト現場で死線を乗り終えてきたのでしょう

この話は作り話だ〜とかボツネタだ〜など半分軽い気持ちで、家の中を取材していきます

そして家は本性を剥き出してきました

2階に上がると変な音がするのです

そしてフミちゃんの意味深な発言「この家に来た時から実家にいるみたいな・・・」と

まさにその通りなのです

フミちゃんこそがこの家とかなり重要なつながりを持った人物だったのです

 

シーンの盛り上がりは、増していきます

自称家主の男性とフミちゃんが、急にいなくなります

家中を探しますがどこにも見当たりません

家の外まで出てもいないので、電話をかけますが不気味極まりないです

そして、家の中で捜索をつづけるかげろう探偵団の一人

 

このタイミングで物語が大きく動きます

この家で亡くなった夫婦はご懐妊されていたようで、家主(女性)がこの家を元々持っていた家族の写真を送ってくれます

そこには「文香 命名記念」と

実は亡くなったのは夫婦ですが、もうひとりこの家にはいたらしいです

そしてその女の子は、養子に出されたとのこと

生きていれば、20歳くらいだそうです

ここでフミちゃんが帰ってきます(コンビニに行っていたようです・・・一言言ってよ!笑)

 

そして、この章は華僑を迎えます

おかしくなるフミちゃん

そしてそのフミちゃんの後ろにある無数の黒い手

「私じゃない」と言って、手にした刃物でフミちゃんは血飛沫を出し、その場に倒れます

その場に残っていたカメラマンも病院に運ばれましたが、容態は良くないです

 

ここからネタバレです

実はフミちゃんは養子だったそうで、過去と決別するために名前を変えて生きていたそうです(フミちゃんは過去のことを知らないそうです)

つまり、フミちゃんは一家心中したこの家の家族の生き残りだったのです

ここで発言が全て繋がりますよね

 

そして、意味深な発言でシーンは幕を閉じます

「足りない」と

 

昔のビデオを見直すかげろう探偵団の金髪(お名前失念)さん

「ここに手がある」と言っていますが、そこには何もありません

詳細を確かめるべく、かげろう探偵団の同僚に電話をかけますが、実はすでに亡くなっていると

詳細は伝えられないくらいの死因って、怖いですね

同僚がなくなり何か違和感を感じ始める団長

家に帰ると同僚のカメラが玄関のドアノブにかけれています(意味深すぎる)

そして一人になった団長

カメラの持ち主の男性に電話をかけますが、団長は危機感を感じます

同僚は「なんか疲れちゃった」と高速道路の上から電話に答えます

「そこから離れろ」といった忠告も無念、そこには悲しい結末が

 

まずい状況を察した団長はまたあの家へ

すると音信不通となった同僚(先ほど電話していた彼が)意味深に庭から手を振るのです(このシーン結構不気味極まりないです)

すると2階、庭の反対側にも手を振る人の影が・・・

流石にもう取り返しのつかない状況を察した団長は最後のビデオメッセージを残します

「全て作り物だった」と

そう言わないと納得というか心の整理というか落ちどころを見出せなかったのだと思います

感想

全体的に引き込まれる内容でした!

B級のホラーかなと思いきや、時間軸や話の流れなどがしっかりと作り込まれていました

王道の超有名人たちが出ていないのも、リアル感があっていいと思いました

伏線も、この記事に書いていないものでたくさんあるので、実際に見てみるとより奥深さを感じることと思います

一番怖いのは、お化けでもなく、やっぱり生きた人間なのですかね

元々呪いなども生きた人間が作り出しものなので、生きた人間が何かと厄介なのでしょうか

そんなことを考えさせられるのです

そして、この映画の最大の魅力(?)は不幸はまだ続いている、ということです

時系列としても、かげろう探偵団(2018年)→りょうたくんとAI(2022年)→姉妹宿泊(2023年)といまだに話が終わっていないことを示しています

呪いが呪いを呼んでいる負のループです

誰かこの呪いを止めれくれる人はいないのでしょうか・・・

また見て魅力を発見してみようと思いました

最後までお読みいただき、ありがとうございます

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