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アクセシビリティアドバイザーBASIC 悲願の合格!2回目の挑戦を振り返って

こんにちは、2児育児+ワンコ1匹の基本テレワークで日々あがいているぽんです。いつも訪問ありがとうございます(ブックマーク・スターもありがとうございます)。ブログ更新の励みになっています


アクセシビリティアドバイザーBASIC 悲願の合格!2回目の挑戦を振り返って

2025年6月、ついに「アクセシビリティアドバイザー BASIC」試験に合格しました。点数は430点。合格点の350点をしっかり上回る結果に、自分でも驚きつつ、「やっと終わった……」という安堵の気持ちでいっぱいでした。

この試験、実は2回目の挑戦です。1回目のスコアは310点。わずか40点差で不合格という悔しい結果に終わっていました。点数だけを見るとそこまで大きく外しているようには見えませんが、その中身は私の「弱点」がはっきりと浮かび上がったものでした。

この記事では、合格までの道のりと、自分なりに取り組んだ勉強法、そして試験を通して感じたことをまとめておきたいと思います。これから受験される方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。


■ 1回目の不合格と向き合う

1回目の試験結果は以下の通りでした。

  • 総合点:310点(合格点350点)
  • 分野別得点率:
     1章(総論・背景):71%
     2章(ガイドライン・制度):77%
     3章(OS・支援技術):53%

当時の私にとってこの試験は、「やればどうにかなるだろう」という軽い気持ちで受けたものでした。もちろんテキストには目を通しましたし、模擬問題も数回やりました。でも、今思えば「理解」ではなく「記憶」に頼っていた部分が多く、本質的な内容が自分の中に定着していなかったんです。

とくに3章の「OS標準機能や支援技術」の分野。専門用語が多く、機能の比較や特徴の理解に時間がかかる章です。私は「ナレーター」や「VoiceOver」などの用語を、名前だけで覚えたつもりになっていて、試験では「この機能はどのような対象者向けか」といった問いに全く対応できませんでした。

実際、自己採点では合格していたつもりだったので、不合格の通知を見たときは、正直ショックでした。「あんなに勉強したのに」「もう時間がない」と焦りばかりが募り、一時は再受験を諦めようかと思ったほどです。


■ 苦手をつぶす戦いの日々

でも、やっぱり諦められませんでした。仕事でアクセシビリティの知識が必要になる場面も増えていたし、何より「逃げたくない」という気持ちが強く残っていたんです。

再受験を決意したとき、まず取り組んだのが苦手だった第3章の克服でした。

● 自分なりの「学び直し」

公式テキストを開き直し、1ページずつ読み込みました。ただ読むのではなく、「これは誰のための機能か」「他のOSとどう違うか」など、自分で問いを立てながら読み進めました。とくに工夫したのは以下の方法です。

  • 図解ノートの作成:OS別に支援技術を表に整理し、視覚的に比較できるように
  • 用語カード作り:VoiceOver、トグルキー、スイッチコントロールなどの機能を、簡潔に説明できるように
  • 音声読み上げアプリを活用:通勤時間や家事の合間に、音声で再確認

同時に、公式サイトにある模擬問題を繰り返し解きました。1回目は「模擬を解いても同じ問題は出ない」と軽視していたのですが、今回は「解きながら理解を深める」ことを重視。間違えた問題はノートにメモし、解説を読むだけでなく、なぜ間違えたのかまで分析するようにしました。

● テキストの読み込みだけでは不十分

実感したのは、「公式テキストだけでは合格できない」ということ。もちろんベースにはなりますが、それ以上に「自分の言葉で説明できること」が求められていると感じました。

例えば、「ウェブアクセシビリティとは何か」と問われたときに、JISの文言を思い出すだけでは不十分で、「それはなぜ必要なのか」「誰のためなのか」を説明できるレベルが必要です。だからこそ、覚えるのではなく“腑に落ちるまで理解する”ことに時間をかけました。


■ 2回目の試験と結果

そして迎えた2回目の本番。今回は不思議と緊張しませんでした。それよりも「やることはやった」という実感のほうが強く、落ちても後悔はしないという気持ちで臨みました。

試験はやはり難しかったです。とくに文章の読み取りや、複数選択の問題では悩む場面もありましたが、最後まで集中力を切らさず解き終えました。

結果は、430点。

  • 総合点:430点(合格点350点)
  • 分野別得点率:
     1章(総論・背景):71%
     2章(ガイドライン・制度):92%
     3章(OS・支援技術):87%

自分でも驚きの点数でした。1回目で苦しんだ第3章が、まさかここまで伸びているとは…。ただ、得点よりも「自分の苦手を正面から見つめ直し、克服できた」という達成感が何より嬉しかったです。


■ 嬉しさよりも「安心」

正直に言えば、「合格した!」という喜びよりも、「やっと終わった……」という安心感の方が強かったです。もちろん嬉しくないわけではありません。でも、何かに必死に向き合っていた時間が終わると、喜びというより「やっと肩の荷が下りた」と感じること、ありますよね。

それだけ、この試験に向けて取り組んだ日々は、自分の中で大きな意味があったのだと思います。合格の証明書は、単なる紙切れではなく、「あの努力が実を結んだ証」として、これからも自信につながるものになるでしょう。


■ アクセシビリティの学びは「通過点」

この試験を通して強く感じたのは、アクセシビリティの学びはゴールではなく「通過点」だということです。

本当に大切なのは、この知識をどう実践に活かすか。誰かの不便さや困りごとに寄り添えるデザインや仕組みをどう作れるか。その入口としてこの資格があるのだと思います。

私もこれからがスタートです。合格後、職場でも「アクセシビリティ担当」としての期待が高まっています。気後れする部分もありますが、学んだ知識を丁寧に生かしていきたいです。


■ 最後に:これから受ける方へ

これから「アクセシビリティアドバイザー BASIC」を受けようと思っている方に、私からお伝えしたいのは以下の3点です。

  1. 苦手分野を見逃さないこと
     とくに第3章は、専門用語の理解に時間がかかりますが、必ず得点源になります。

  2. テキストを「読んで終わり」にしないこと
     自分で説明できるレベルまで理解を深めましょう。

  3. 「合格」はゴールではなくスタート
     資格を取ることが目的にならないように、実務とつなげる視点を大切に。

そしてなにより、「あとちょっとだったから」と落ち込まないでください。私のように、苦手に正面から取り組めば、確実に合格は近づいてきます。

合格した今、心からそう思います。


 

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