寝ても、覚めてもブログ

雑食系のブログです。ミニマリスト、ゼロウェイスト、アニメ、ブログ作成のポイント、イラストなど。うだつの上がらないブロガーたち、自分に向けて書いています。箸休めになれば幸いです。

スポンサードリンク

ドラマ『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』痒いところに届きすぎるドラマ 感想レビュー

こんにちは、2児育児+ワンコ1匹の基本テレワークで日々あがいているぽんです。いつも訪問ありがとうございます(ブックマーク・スターもありがとうございます)。ブログ更新の励みになっています


ドラマ『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』感想レビュー


🧺 生き方に“正解”がない時代を生きる、すべての人へ

🌼 1. 穏やかな日常に潜む“違和感”

TBS火曜ドラマとして2025年春に放送された『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』。家庭の中にある“当たり前”を静かに揺るがすような物語で、派手な事件は起きませんが、じんわりと胸に響く場面が多い作品でした。

主人公は専業主婦・詩穂(多部未華子)。夫と娘に囲まれ、穏やかに暮らす日常の中、ふとしたきっかけで「私のままでいいのだろうか?」という問いに向き合いはじめます。

日々の中で感じる小さなモヤモヤ。その積み重ねが「生き方」や「選択」の重みを浮き彫りにしていく――そんな繊細なテーマが、丁寧に描かれていました。

👩‍👧 2. あらすじと登場人物たち

物語は、育児支援センターでの一言をきっかけに動き出します。「専業主婦は時代遅れ」。そう言い放ったキャリアママ・礼子(江口のりこ)と出会ったことで、詩穂の中に眠っていた違和感が目を覚まします。

そこから、詩穂は「対岸」の立場にいる人々と次々に出会っていきます。

・育休中で家事育児にフルコミットする中谷(ディーン・フジオカ)
・共働きで夫婦関係に悩む今井(松本怜生)
・家事も仕事も全力でこなすが、自分を見失いかけている礼子

それぞれが、自分の“正しさ”を信じて懸命に生きていて、でもどこかで立ち止まりながら、手探りで前に進んでいる。その姿がとてもリアルでした。

🎭 3. 多部未華子が演じる“等身大”の女性像

主演・多部未華子さんの演技は、本作の核とも言える存在です。詩穂は特別でも派手でもない、どこにでもいる主婦。でもだからこそ、観ている側の共感を呼びました。

夫にイラっとしながらも感謝している。
娘に手を焼きつつも、毎日愛おしい。
母親としても、妻としても、「わたし」がどこにいるのか見えなくなる瞬間がある。

そんな微細な心の動きを、笑顔の裏や沈黙の中に自然に表現していた多部さんの演技に、何度もハッとさせられました。

🏠 4. 家事は「仕事」?「愛情」?

ドラマのタイトルにもある「家事」。これは単なる掃除や料理の話ではなく、「家の中での役割」をどう捉えるかという問いでもありました。

効率的に家事をこなす中谷は、「家事はタスク」として扱います。対して詩穂は、家族の好きな味、気分、タイミングに合わせて暮らしを整えるタイプ。

どちらも「正解」ではなく、どちらにも“思いやり”がある。家事をどう扱うかが、その人の価値観や人間関係を浮き彫りにしていくのです。

🔁 5. 対岸にいる人々の“正しさ”と苦悩

💼 礼子:完璧を求めるキャリアママ

礼子は、自分を支えるものとして「仕事」を選んでいます。でも本当は、誰かに甘えたかったり、肩の力を抜きたかったり。詩穂に辛辣な言葉をぶつけながらも、心の奥には孤独がありました。

📋 中谷:ルールに支配される育児パパ

効率的で合理的、育休中もタイムスケジュールをきっちり決める中谷。でも、妻との会話に温度差があったり、子どもに“完璧な教育”を押し付けてしまったりする場面も。彼なりの不器用さがリアルでした。

👨‍👩‍👧 今井:悩みながら父になる

育児と家事に積極的に参加する若いパパ・今井。だけど「正解」が見えないまま、葛藤も抱えています。何気ないセリフや沈黙の中に、社会的なプレッシャーや男性側の葛藤が描かれていて印象的でした。

🌀 6. 「自分で選ぶ」という勇気

ドラマの終盤、詩穂は自分なりの生き方を見つけていきます。仕事をする・しないではなく、「自分の意志で選ぶ」という感覚。

家にいても、働いても、家事をしても、してなくても。「わたしが納得していること」が一番大切なんだ、と気づいた詩穂の姿に、静かな感動がありました。

礼子も、中谷も、今井も、完全な答えは出ないまま、それでも自分なりの“いま”を受け入れて前に進もうとする。その姿勢がとても誠実で、あたたかかったです。

✍️ 7. 印象に残ったセリフたち

この作品には、SNSで反響を呼んだ印象的なセリフが多く登場します。とくに、今井の「クソゲーやらされたままゲームオーバーになっちゃダメ」という一言は、多くの人の胸を打ちました。

ほかにも、夫がふとこぼした「俺の給料は、詩穂とふたりで稼いでるようなもんでしょ」というセリフに、普段口にしない思いやりを感じたり。

何気ないひと言の中に、その人の人生観や関係性がにじんでいるのが、このドラマのすごさだと感じました。

🧩 8. 生き方に“正解”のない時代に

『対岸の家事』が伝えてくれたのは、「どの生き方が正しいか」ではなく、「自分の声を聞いて、自分で選ぶことの大切さ」でした。

選択肢が増えた時代は自由だけど、その分迷いやすくもなる。そんな現代において、自分を取り戻すプロセスを描いてくれた本作は、多くの人にとって癒しや励ましになったと思います。

家事に疲れた日、子育てに迷った日、夫婦の会話がうまくいかなかった日。そんな日にそっと寄り添ってくれる作品。『対岸の家事』は、これからも語り継がれていくのではないでしょうか。


 

▼▼ドメイン取るならやっぱり▼▼ Xserverドメイン ▼▼ナウでヤングなドメインがいっぱい▼▼ ロリポップ! ▼▼はてなブログでもお馴染み▼▼ お名前.com ▼▼ブロガーの強い味方▼▼ A8.net ▼▼ランキング参加しています▼▼にほんブログ村 ライフスタイルブログへ にほんブログ村

スポンサードリンク