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【ライブレポート】WANDS Live Tour 2025 ~TIME STEW~ 東京公演ツアーファイナル 体験記
2025年5月30日、東京ガーデンシアター。
この日、私はWANDSのツアーファイナル公演に参加しました。
あの夜の記憶は、熱を帯びたまま今も胸の奥に残っています。ライブに行くのは決して初めてではないけれど、ここまで“音楽が人生の記憶を引き出し、再構築してくれる”と感じたライブは初めてでした。
この記事では、一観客として目撃したWANDSの現在(いま)、そして未来への意志を、心からの敬意を込めて記録しておきたいと思います。
会場に満ちる“WANDS愛”。開演前からただならぬ空気
開場は18時、開演は19時。私は少し早めに東京ガーデンシアターへ向かい、入場列に加わりました。
会場周辺にはすでに多くのファンが集まり、それぞれが想いを胸に開演を待っていました。
お揃いのツアーTシャツを着た人、過去のグッズを大事そうに抱えた人、手作りのうちわやメッセージボードを掲げている人もいて、皆がWANDSという存在に支えられ、愛し、そしてこの日を迎えたことが伝わってきました。
会場に入ると、舞台中央には“時計”をモチーフにしたステージセットが構えられていました。光と影のバランスが絶妙で、まだ誰もいないステージなのに、そこにすでに物語が存在しているかのよう。まさにツアータイトルである「TIME STEW」の世界観が息づいていました。
一曲目から全開。「天使になんてなれなかった」で始まる物語
開演時間になると、場内が暗転。大きな歓声とともにメンバーが登場。
一曲目は「天使になんてなれなかった」。イントロが鳴った瞬間、鳥肌が立ちました。まるで時を超えて過去の記憶が呼び起こされるような感覚。
上原大史さんのボーカルは、CD音源以上の熱量と表現力で、まさに“今この瞬間”を生きる声でした。感情の揺らぎを大切にしながらも、芯のある力強い歌唱に、心を奪われました。
柴崎浩さんのギターが入ると、空気が一変します。まるで空間に色彩が加わったように、音が踊り出す。彼のギターには“語る力”があり、曲ごとにまったく違う表情を見せてくれました。
そしてライブを支えるサポートメンバーたちの演奏も素晴らしく、ステージ全体から伝わってくる音の厚みに圧倒されました。特にキーボードやベース、ドラムのバランスが緻密で、音響面でも文句のつけどころがありません。
セットリストに込められたメッセージ
この日のセットリストは、まさに「過去・現在・未来」の時間軸を旅する構成でした。
「世界が終るまでは…」や「もっと強く抱きしめたなら」といった90年代の名曲たちは、ただ懐かしいのではなく、今のWANDSのフィルターを通すことで、まったく新しい命を得ていました。
中盤には新曲「夜が明けるまで」や「記憶の糸」など、現体制で紡がれた楽曲も多数披露されました。どの楽曲もWANDSの“現在地”を誠実に映し出すようなクオリティで、「変わらないもの」と「進化するもの」が同時に息づいていると感じました。
演奏の合間にはメンバーのトークもあり、特に上原大史さんの誠実な言葉が印象的でした。「この時間が、皆さんにとっても特別なものになりますように」と語ったその一言に、彼の“歌う理由”が詰まっている気がしました。
ファンとともに創り上げた時間
ライブ終盤、「愛を語るより口づけをかわそう」や「錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう」など、観客が一体となって声を重ねるナンバーが続き、会場の熱気はピークに。
ツアーファイナルという特別な日だからこそ、客席の応援も凄まじく、MCの合間にメンバーが何度も「ありがとう」と言葉を重ねていたのが印象的でした。
アンコールでは、ファンへの感謝を込めたような選曲が続き、最後の一音が鳴り終わったあとも、誰一人として立ち去ろうとしませんでした。
幕が下りたあとの静寂の中で、拍手が長く、長く続いたあの時間。あれこそが、このツアーがどれほど多くの人の心を動かしたかの証だと思います。
進化し続けるWANDS。その姿に未来を感じた
今回のライブで、私は改めて「WANDSというバンドは今も進化を続けている」と実感しました。
柴崎浩さんが紡ぐギター、上原大史さんの圧倒的なボーカル。そこにサポートメンバーの確かな演奏力が加わることで、ライブバンドとしてのWANDSの完成度は極めて高いものでした。
かつての“伝説のバンド”という枠を超え、“現在進行形の表現者”として、未来を切り拓いている姿に、心を強く打たれました。
終演後も消えない余韻。心に刻まれた“WANDSの時間”
ライブが終わり、会場を後にしてからも、胸の奥にずっと音が鳴っているような感覚が続いていました。
ふとした拍子に思い出すのは、あの一体感、あの言葉、あの音、あのまなざし。
私はあの空間の一部であり、あの夜をともに生きたひとりだったのだと、静かに誇らしい気持ちにもなりました。
WANDSの音楽は、単に“聴く”ものではなく、“人生とともにあるもの”だと、あの日確かに思いました。
最後に:ありがとう、WANDS
このツアーは「TIME STEW=時の煮込み」という名の通り、さまざまな時間が混ざり合い、熟成されて、深い味わいとなって響いてきました。
過去の名曲が今の言葉として鳴り、新しい楽曲が未来への道を照らす。
WANDSは今、「生きたバンド」として、これからも多くの人の人生に寄り添っていくのだと思います。
東京公演、そして全国を回ったこのツアーに、心からの拍手と感謝を。
私の中で、あの日のライブは間違いなく“宝物”になりました。
ありがとう、WANDS。
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