こんにちは、2児育児+ワンコ1匹の基本テレワークで日々あがいているぽんです。いつも訪問ありがとうございます(ブックマーク・スターもありがとうございます)。ブログ更新の励みになっています
最近、RPAを考えるのが楽しい 〜手作業ばかりの職場で気づいたこと〜
ここ最近、「RPA(Robotic Process Automation)」という言葉が、自分の中で妙にしっくりくるようになった。
もともと私は、特別ITに強いわけでもなければ、プログラミングが得意なタイプでもなかった。けれど、毎日のように繰り返される手作業の中で、「これ、自動化できたらどれだけ楽だろう」と思う機会が増え、それを考える時間が密かに楽しみになってきている。
手作業が多すぎる毎日
私の仕事は、いわゆる「デスクワーク」だ。Excelのファイルを開き、データを入力したり、資料を作成したり、メールで送ったり…。一つ一つはそこまで難しくない。でも、その「簡単な作業」が何十、何百と積み重なることで、気づけば1日が終わっている。
たとえば、毎朝届く報告メールを開き、そこから必要な情報を抜き出して一覧にまとめる作業。あるいは、特定のExcelフォーマットに売上データを転記して、さらにPDFに変換して共有フォルダに保存する作業。
どれもマニュアル通りにやれば済む話。でもそのたびに、ちょっとした「待ち時間」が発生したり、数字の転記ミスが起きたりして、「ああ、またやっちゃった…」と落ち込むこともある。
そんな毎日を送っているうちに、「この繰り返し、本当に必要?」という疑問がふつふつと湧いてきた。
RPAという光
最初にRPAという言葉を知ったのは、社内のIT部門が行った勉強会だった。
「RPAを使えば、定型業務をロボットが代行してくれるようになります」
その説明を聞いて、まっさきに思ったのは、「え、そんなこと本当にできるの?」という半信半疑な気持ち。でも同時に、もし本当にできるなら、自分の毎日が劇的に変わるのではないかという期待もあった。
さっそく簡単なRPAツールを使って、社内で実験的に導入してみた。最初はマクロの延長のような感覚で、「この作業をこの順番でやってね」とロボットに教えてあげるような感じ。
試行錯誤しながら作った初めてのロボットが、実際に自分の代わりに作業をこなしてくれたときのあの感動は、今でも忘れられない。「あれ、私の仕事をこの子がやってる…!」と思って、つい画面の前でにやにやしてしまった。
コーディングって、意外と楽しいかも?
それまでは「コードを書くなんて、自分には無理」と思っていたけれど、いざ触ってみると、意外と面白い。
たとえば、Pythonを使ってExcelを自動で開いて処理させるコードを書いたり、条件分岐を設定して「この場合はこうしてね」と命令を加えたり。動かなかったコードが、ほんの少しの修正で動き出す瞬間は、ちょっとしたパズルを解いたときの快感に似ている。
自分が手を動かすのではなく、「どうすれば機械にやってもらえるか?」を考える。すると、仕事の見え方も変わってくる。ただ作業しているときは見えていなかった「パターン」や「無駄な動き」に気づけるようになり、それをどう効率化するかを考えるのが、だんだん楽しくなってきた。
「作業をなくす」ことは、仕事をなくすことじゃない
たまにこんな声を聞く。「自動化したら、自分の仕事がなくなっちゃうんじゃないか?」と。
たしかに、RPAは一部の作業を「人間から機械へ」と置き換える。でも、実際にやってみて思うのは、「手作業が減った分、考える時間が増えた」ということ。
たとえば、今までは「作ること」にばかり時間を取られていた資料も、自動で更新できるようになったことで、「中身をどう良くするか?」に集中できるようになった。ルーチン業務に使っていた時間を、より価値のある仕事に回せるようになる。これって、むしろ「仕事の質が上がった」と言えるのではないだろうか。
小さな改善が、大きな喜びに変わる
最近では、社内のちょっとした作業を見つけては、「これも自動化できないかな?」と考えるのがクセになっている。
・フォルダ内のファイルを一括でリネームするスクリプト
・定期的に届くメールの添付ファイルを自動保存するBot
・複数のExcelファイルを結合してグラフを自動生成するツール
こうした「ちょっと便利」な仕組みを自分で作れるようになると、「仕事に対する主導権を持てている」という実感が湧いてくる。仕事に追われるのではなく、自分から仕組みを作ってコントロールしていく感覚。
そして、同僚から「これ便利だった!ありがとう」と言われたときのうれしさは、何にも代えがたい。
おわりに 〜好きじゃないけど、嫌いじゃないこの感覚〜
正直に言えば、私は「RPA大好き人間!」というわけではない。パソコンの前に座って一日中コードを書くのは、性格的に向いているとも思わない。でも、「どうしたらもっと楽できるか?」「もっとスマートにこなせるか?」を考えるのは、ちょっと好きだ。
「効率化」というと冷たい印象を持たれることもあるけれど、実際は「人間らしい仕事に集中するための、温かい手段」だと思う。
今後も完璧を目指すつもりはないけれど、小さな自動化の積み重ねで、「自分の時間」を少しずつ取り戻していきたい。
そう思えるようになった今、「RPAを考えるのが楽しい」と感じるのも、自然なことかもしれないですね
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