今週のお題「最近捨てたもの」
こんにちは、2児育児+ワンコ1匹の基本テレワークで日々あがいているぽんです。いつも訪問ありがとうございます(ブックマーク・スターもありがとうございます)。ブログ更新の励みになっています
物をとことん手放した日——見つけたのは「空間」と「私の大事なもの
先日、ついに「とことん」物を手放す日がやってきました。
以前から断捨離やミニマリズムに興味はありましたが、どこかで「また使うかもしれない」「子どもの思い出だし…」という気持ちが引っかかって、手が止まっていたんです。けれども今回は違いました。ふと「今日なら、手放せるかも」と思えたその朝、思い切って、家の中にある“要らないものたち”と本気で向き合ってみました。
この日は、物理的なスペースだけでなく、心のスペースも広がった日。気がつけば、探しても見つからなかったマイナンバーカードや印鑑証明カードまで出てくるという、まさかの副次効果まで!
この記事では、その日一日の流れと、手放したことで得られたものについて、じっくりと綴ってみたいと思います。
午前9時:まずは“要らない書類”と向き合う
一日のはじまりは、子どもを送り出した後。朝ごはんの片付けもそこそこに、リビングの棚から「書類ボックス」を引っ張り出しました。
中には、保険の案内、昔の光熱費の領収書、数年前に使った保証書や組立家具の説明書など…「これ、なに?」というものがぎっしり。
とくに厄介だったのが「重要そうに見えるけど、実は不要」な書類たち。銀行の案内や、過去に応募したキャンペーンの返信用ハガキなど、取っておいても何の役にも立たないものが溢れていました。
思い切って「一年以上使っていない書類=今後も使わない」と自分ルールを設け、どんどんゴミ袋へ。途中、子どもの予防接種の記録や、家計簿の控えなど「これは残す」と判断したものは、ジャンルごとにファイリング。これだけで棚がスッキリし、心なしか頭も軽くなったような気がしました。
午前11時:思い出グッズとの対話タイム
次に取りかかったのが「子どものおもちゃボックス」。
ここには、成長とともに使わなくなったおもちゃたちがたくさん眠っていました。音の出る絵本、アンパンマンのぬいぐるみ、小さなプラスチックのおままごとセット、100円ショップで買った風船の残骸…。最初は「思い出があるから」と捨てるのをためらいました。
でも、よくよく考えてみれば、思い出は“物”よりも“記憶”の中にちゃんと残っている。写真にも動画にも、あの頃の笑顔はしっかり保存されている。
そう気づいたら、スッと手放せるようになりました。
そして、その中からひときわ目立つものが…黄色の子ども用長靴。底がすり減って、もう履けないくらいくたびれた長靴。でも、雨の日も晴れの日も、子どもがそれを履いて保育園に通った日々が蘇ってきました。
「ありがとう」と心の中でつぶやいて、処分する箱にそっと入れました。捨てることは、過去を否定することじゃない。むしろ「大切だったよ」と見送る儀式のような気がしました。
午後1時:Amazonの緩衝紙、どれだけ溜めてたの…
お昼ご飯のあと、ちょっとひと休み…と思いつつ、視界に入ってしまったのが「Amazonの段ボール箱をまとめたコーナー」。中には、まるで芸術作品のように折りたたまれた緩衝紙たち。
「あ、また何かに使うかもって思って取ってたやつ…」と苦笑い。
おそらく、私のように“包装紙や紙袋をなぜか捨てられない人”は少なくないはず。でも冷静になって考えてみれば、1年のうちで使った緩衝紙の数って、せいぜい1、2枚。それも、たいてい「どこにしまったっけ?」となって、結局また新しく調達する羽目になっていたのが現実。
思い切って、残しておくのは一番キレイな1、2枚だけに絞り、あとはまとめて資源ゴミへ。
シュレッダーのようにガサガサ音を立てて紙を詰めていくたび、「あ〜、空間が戻ってきた〜!」という爽快感が押し寄せてきました。
午後3時:まさかの“お宝発見”タイム
それまで気づかなかったのですが、段ボール箱の陰から出てきた小さな引き出し。
開けてみると…
出てきました、探していたマイナンバーカード!
さらに、印鑑証明カードまで!!
ずっと「どこいったんだろう…」と探し回っていたけど、まさかこんなところにあったとは…。自分でも軽くツッコミたくなりました(笑)。
でも、これもきっと“手放し効果”。余計なモノが減ることで、見えなかったモノが見えるようになる。頭の中も同じで、考えがクリアになるから、大事なことに気づける。
まさに、物理と心理がリンクしている瞬間でした。
午後5時:部屋に残ったのは“空間”と“心地よさ”
日が暮れるころ、部屋を見渡してみて感じたのは「空間って、こんなに気持ちいいんだ」という感動でした。
何かで埋め尽くされていた場所が、ぽっかり空いている。風通しがよくて、子どもが自由に走り回れるスペースも生まれている。
以前は「物多いよね…」なんて文句を言っていた夫も、仕事から帰るなり「なんか今日、部屋広くない?」とびっくり。
やっぱり、モノを減らすって、家族全員にとってもいいことなんだなと実感しました。
まとめ:手放したことで手に入れたもの
今回の「とことん手放し」は、思っていた以上に私に大きな気づきを与えてくれました。
- 物が減ることで、探し物が見つかる
- 思い出はモノではなく、心に残る
- 空間が広がると、気持ちも整う
- 家族との会話も増える
- 「持たない」ことが、自分を自由にする
そして、何よりも大きかったのは「自分にはこんなに決断力があったんだ」と気づけたこと。過去にとらわれず、未来に向かって身軽になる選択ができた自分を、ちょっと誇らしく思っています。
もし今、あなたの家にも「なんとなく手放せないもの」が溢れているなら、一日だけ本気で向き合ってみてください。
そこに眠っているのは、不要なモノだけじゃないかもしれません。探していた“何か大切なもの”が、ひょっこり顔を出すかもしれませんよ。
※この記事は実体験に基づいて書かれています。感想や共感エピソードがあれば、ぜひコメントで教えてくださいね
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