こんにちは、2児育児+ワンコ1匹の基本テレワークで日々あがいているぽんです。いつも訪問ありがとうございます(ブックマーク・スターもありがとうございます)。ブログ更新の励みになっています
「生きることは、捨てること。」
そんな言葉が最近の私の頭をよぎるようになりました。
暮らしの中には、思い出、モノ、感情——さまざまな「手放すべきもの」があります。
今日は、その中でもとりわけ小さなけれど、私にとっては意味のある「断捨離」をひとつ実行しました。
テーマは、子供のおけいこワークブック。
やり残されたページを前に、しばらく手が止まりました。
小さな積み重ねが、大きな気づきをくれる
断捨離といっても、いきなり家中をひっくり返すような大きなことをしたわけではありません。
棚の中から見つけた数冊のワークブックを、静かに開いて、やり残しのページをチェックして、そして…ビリリ、と切り取りました。
「え、全部終わってないのにもったいない」
「あとちょっとなのに、やらせた方がいいんじゃ…」
そんな気持ちが頭をよぎります。親なら、きっと誰しもが感じる感情ですよね。
でも、その一方で私は気づいていました。
このワーク、もう何ヶ月も手に取られていない。
興味もフェードアウトして、今や子供の世界はまったく別の場所にある。
つまり——これはもう、“現在”の子供には必要ないものなのです。
「全部やらなきゃ」からの解放
親である私は、つい「やりかけを放っておくのは良くない」と思ってしまいがちです。
最後までやり切る力を育てたい、という気持ちももちろんあります。
でも、それが「親のための完遂」であって、子供の気持ちがそこに置いてけぼりになっているなら、本末転倒ですよね。
そう自分に言い聞かせながら、私は潔くやり残しのページを切り取り、残りは資源ごみへ。
思い出が詰まったワークブックの表紙は、少しだけ写真に残して、静かにさようならをしました。
これも立派な断捨離。部分断捨離は、心の整理でもあるのです。
断捨離に“正解”はない
最近の私は、物を捨てる基準を「今、使っているか・必要か・ときめくか」で判断するようになりました。
有名なこんまりさん方式にも似ていますが、それに自分なりの感情やタイミングも加えています。
今回のワークブックのように、「もったいない」と思ってしまうモノこそ、ふと気づけば“罪悪感”と“過去への執着”の象徴になっていることもあります。
本当はとても頑張っていた子供。
その姿を思い出すと、なかなか手放すのが難しかったけれど、
でも、だからこそ、「ありがとう」の気持ちと共に手放したかった。
未来に進むための「小さな別れ」
断捨離は、大掃除でも整理整頓でもなく、未来へ進むための選択だと、私は思っています。
子供は日々成長します。
昨日の「好き」は今日の「飽きた」になるし、今日の「苦手」が明日の「得意」に変わることもある。
そんな変化を受け入れ、応援するために、「いま」を軽やかに整えておきたい。
そのための一歩が、たとえ小さくても、捨てるだけの作業にとどまらず、家族全体の空気を変える力を持っていると感じます。
日々進むことの大切さ
断捨離は一気に完了するものではありません。
むしろ、少しずつの積み重ねの方が、無理なく、心にも体にもやさしい。
「今日はこれだけ」
「これができたから、よし」
そうやって小さな“できた”を積み上げていくと、不思議と心の風通しがよくなっていきます。
今日はただ、数冊のワークブックと向き合っただけかもしれない。
でもその裏には、子供の成長を見守る私の覚悟や、過去を整理する感情の動きがあったのです。
最後に:断捨離は、暮らしの哲学
毎日の暮らしは、選択の連続。
何を持って、何を手放すか。
それを自分の軸で決められるようになると、不思議と生活にリズムが生まれてきます。
今日の私は、ほんの少し前に進みました。
子供のワークブックを通じて、自分自身の心のあり方にも向き合えた気がしています。
断捨離は、単なる片づけじゃない。
これは、生き方のリセットボタン。
日々の中で自分を取り戻すための、やさしい習慣なのです。
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