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雑食系のブログです。ミニマリスト、ゼロウェイスト、アニメ、ブログ作成のポイント、イラストなど。うだつの上がらないブロガーたち、自分に向けて書いています。箸休めになれば幸いです。

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【ミニマリスト】自動販売機型おもちゃとのお別れ(2/100)【1日1捨】

こんにちは、2児育児+ワンコ1匹の基本テレワークで日々あがいているぽんです。いつも訪問ありがとうございます(ブックマーク・スターもありがとうございます)。ブログ更新の励みになっています

「これは、いる? いらない?」

今日も朝から子どもと一緒におもちゃ箱の前で、プチ断捨離タイムを始めました。

最近の我が家では、「モノを減らす」ことではなく、「今の自分たちに合ったものだけを持つ」ことを大切にしています。でも、子どものおもちゃには、たくさんの思い出が詰まっていて、親のほうがなかなか手放せないという矛盾もあったりして…。

その中でも、今日手放すことになった「自動販売機型おもちゃ」は、ひときわ心に残るものでした。


コンビニでの偶然の出会い

あれは数年前のこと。子どもと一緒に立ち寄ったコンビニで、レジ横の棚にひっそりと並んでいた、カラフルな自動販売機型おもちゃ。

電池式ではなく、ボタンを押すと内部のスライド構造でお菓子(ラムネやガムなどの小さなパッケージ)が出てくるという、シンプルながら子ども心をくすぐるおもちゃでした。

「これ、やってみたい!」

そんな一言に、思わず手が伸びたのを覚えています。価格も300円程度で、ちょっとした“ごほうびおやつ”としては十分すぎる魅力。プラスチック製の自販機には、3つのボタンがついていて、何を押すと何が出るかは子どもが自分で詰めて決めることができるようになっていました。


繰り返し遊んだ日々

家に帰ってすぐ、私は引き出しにあった個包装のラムネや小さなゼリーをいくつか詰めてみました。

子どもは夢中になって、「いらっしゃいませー!」「どれにしますかー?」と、ごっこ遊びを始めました。

「これ、押していい?」

「どれが出るか、ドキドキ〜!」

押すたびに、カラカラッと音を立てて中からお菓子が転がり出てくる。シンプルな構造なのに、子どもにとっては立派なマジックのような体験だったのだと思います。

「またお菓子入れてね!」

この一言に、私は毎回うれしさとちょっとしたプレッシャーを感じつつ、補充担当としての任務を楽しんでいました。


気づけば、触れられなくなった存在に

でも、子どもは日々成長します。ある時から、いわゆる“仕掛け系”のおもちゃではなく、工作や絵本、カードゲームの方に興味が移っていきました。

棚の上に置かれた自動販売機のおもちゃは、数か月経っても誰にも触れられず、ふと見ると、うっすらとほこりをかぶっていました。

それを見たとき、私は一瞬「どうしてあんなに夢中だったものを、こんなにもあっさり卒業してしまうんだろう」と、少しだけ切なくなりました。でも同時に、あの時間が確かにあったからこそ、今の子どもがいるんだなとも感じたのです。


「もう、いいよ」の一言で背中を押された

断捨離の朝。私はおそるおそる、あの自販機を子どもに見せながら聞いてみました。

「これ、まだとっておく?」

すると、子どもは少し考えてから、こんなふうに言いました。

「もう、使ってないし。誰かが遊んでくれたら嬉しいよ。」

ああ、そうか。

成長しているのは、おもちゃから離れられない私のほうじゃなくて、前を向いている子ども自身なんだ、と気づかされた瞬間でした。


メルカリにも出せないけれど

このおもちゃは電気も使っていない、軽くてコンパクトなもの。でも、コンビニ限定のプチおもちゃだったから、箱も説明書も残っていません。

メルカリに出そうかと思いましたが、発送や状態の説明などを考えると、現実的ではありませんでした。そうなると、次の行き先は「資源ごみ」か、「ありがとう」の気持ちを添えて手放すしかない。

私はティッシュでほこりを拭き取り、「ありがとう、楽しかったね」と小さく声に出して、お別れをしました。


手放したそのあとに、残るもの

不思議なもので、モノを手放すと同時に、記憶が一層鮮明になることがあります。

自動販売機型のおもちゃを処分したあと、私はスマホのカメラロールを開いてみました。そこには、かつてこのおもちゃで夢中に遊んでいた子どもの姿が、何枚も残っていました。

ボタンを押して、笑顔でこっちを向いている写真。

「それで十分なんだな」と思えました。


今日の断捨離の意味

断捨離は、ただモノを減らすことじゃない。その裏には、成長や、卒業や、次へのステップがある。

子どもが自動販売機型おもちゃを通じて得た“しかけを楽しむ力”や“選ぶ楽しさ”は、形を変えてこれからも生き続けるはず。私はそれを見守りながら、そっと背中を押していきたいと思います。

そして、私はまた一つ、思い出を“記憶”という形に整理して、前に進むことができました。

 

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