寝ても、覚めてもブログ

雑食系のブログです。ミニマリスト、ゼロウェイスト、アニメ、ブログ作成のポイント、イラストなど。うだつの上がらないブロガーたち、自分に向けて書いています。箸休めになれば幸いです。

スポンサードリンク

映画『バービー』から学ぶ5つの大切なこと|ピンクに包まれた革命の物語

こんにちは、2児育児+ワンコ1匹の基本テレワークで日々あがいているぽんです。いつも訪問ありがとうございます(ブックマーク・スターもありがとうございます)。ブログ更新の励みになっています

今回は、2023年に公開され話題となった映画『バービー』(監督:グレタ・ガーウィグ)を取り上げます。

「ピンク色のドリームハウスに住むお人形のお話」
そんなイメージを持っていた私たちに、映画『バービー』は見事に裏切りと感動をくれました。
一見ポップでカラフルな世界観の中に、「生きるとは何か」「自由とは何か」という深いテーマが隠されていたのです。

この記事では、そんな『バービー』を通して学べる5つの大切なことを紹介していきます。
映画を見た人も、まだ見ていない人も、人生を考えるヒントにしていただけたら嬉しいです!


【簡単あらすじ】ピンクの世界から現実の世界へ

物語の主人公は、完璧なバービーワールドで暮らす"典型的なバービー"(演:マーゴット・ロビー)。
バービーワールドでは、女性たちが社会のあらゆる分野で活躍し、平和で楽しい毎日が続いています。
男性のケン(演:ライアン・ゴズリング)たちは、バービーを支える存在にすぎません。

しかしある日、バービーに異変が起こります。
完璧だったはずの毎日に違和感を覚え、死について考えるようになり、体にも変化が現れるのです。
原因を探るため、バービーは現実世界(リアルワールド)へ旅立つことに。

そこで彼女が目の当たりにしたのは、女性たちが抑圧され、男性優位社会が支配する現実。
バービーは悩み、苦しみながらも、「自分は何者なのか」を探す旅を続けていきます。


1. 「完璧」であることに意味はない

映画の冒頭、バービーワールドではすべてが完璧に見えます。
バービーたちは素敵な仕事に就き、美しく、自由で、自信に満ちています。
でも、バービー自身はそんな完璧な日常に、徐々に違和感を覚えるのです。

「毎日同じように幸せでいることが、本当に幸せなの?」

この問いかけは、私たちにも突き刺さります。

現代社会では、SNSを中心に「完璧な人生」を演出するプレッシャーが高まっています。
理想のライフスタイル、理想のキャリア、理想の家族像…。
でも、本当の幸せは「完璧な見た目」から生まれるわけではない。

むしろ、失敗したり、迷ったり、未完成な自分を受け入れることにこそ、本当の生きる意味がある。
バービーは、それを身をもって私たちに示してくれました。

完璧じゃなくていい。完璧じゃないからこそ、人生は美しい。


2. アイデンティティは「与えられる」ものではなく「自分で見つける」もの

バービーは、最初から「典型的なバービー」という役割を与えられていました。
でも現実世界に触れることで、自分が本当に何を望んでいるのかを考え始めます。

一方でケンも、自分の存在価値を「バービーに認めてもらうこと」に頼っていました。
バービーの隣にいなければ意味がないと信じていたケンが、やがて「自分自身」と向き合うようになる姿も、非常に印象的です。

ここで映画が伝えているのは、
「役割」や「ラベル」は、本当の自分ではない
ということ。

親や社会から期待された役割、会社での肩書き、友達からのイメージ…。
私たちは多くの「ラベル」を背負いながら生きていますが、それに縛られる必要はないのです。

大切なのは、「自分で自分を定義すること」。
他人が決めた型にはまるのではなく、自分の感覚に正直に生きること。
それが、本当の自由と幸福への第一歩だと教えてくれます。


3. 「男らしさ」「女らしさ」という幻想から自由になる

バービーが現実世界で受けた衝撃は、社会の性別による役割分担でした。
さらに、ケンが現実世界の「男性優位社会」を学び、バービーワールドに持ち込んでしまう展開は、ブラックコメディ的に描かれています。

バービーワールドは一時、「ケンワールド」に塗り替えられ、女性たちが男性に仕える存在に変えられてしまいます。
この皮肉たっぷりの描写は、「男らしさ」や「女らしさ」という固定観念が、いかに脆く、作られたものかを鋭く浮き彫りにしています。

本来、誰もが自分らしく生きていいはずなのに、
「男はこうあるべき」
「女はこう振る舞うべき」
という無意識の圧力が、私たちを知らず知らずのうちに縛っています。

バービーもケンも、最終的には「型にはまること」を拒絶します。
「バービーだからこうする」「ケンだからこう生きる」という枠を超え、「ただのバービー」「ただのケン」として自立する道を選ぶのです。

これは、ジェンダー論に留まらず、すべての人にとって「自分らしく生きること」の大切さを思い出させてくれるメッセージだと感じました。


4. 他者と本当の意味で「対等」になるためには

バービーとケンの関係は、最初は依存的で、対等ではありませんでした。
バービーに認められたいケン。
ケンの存在を軽視するバービー。

でも、物語が進むにつれて、お互いが「誰かに認められなくても、自分で自分を愛せる」という境地にたどり着きます。

そして初めて、本当の意味で対等な関係が築けるようになるのです。

このプロセスは、あらゆる人間関係に通じるものがあります。
恋愛でも、友情でも、家族でも。
相手に依存せず、自己肯定感を持った上で向き合うこと。
それが、対等な関係を育むために不可欠なのです。

「君がいないとダメ」じゃない。
「君と一緒にいるともっと楽しい」。
そんな健やかな絆こそ、本当のパートナーシップだと教えてくれました。


5. 「選ぶこと」の勇気

映画のラストで、バービーは大きな決断をします。
それは、「バービーワールドに残るか、現実の世界に行くか」という選択。

完璧なピンクの世界に甘んじることもできたけれど、バービーは自らの意志で、「不完全な現実」を選びました。
それは怖いし、不安もいっぱいある未来です。
でも、自分の人生を生きるには、そこに飛び込まなければならない。

この「選ぶこと」の勇気は、現実を生きる私たちにも深く響きます。

安定したレールの上を歩くか。
誰かに決められた道を行くか。
それとも、自分で道を切り拓くか。

楽な道を選ぶのは簡単だけど、本当に自分の人生を生きたいなら、「自分で選び取る勇気」が必要なのです。

バービーの一歩は、私たちの背中もそっと押してくれました。


【まとめ】『バービー』はピンク色の哲学書だった

一見、おしゃれで可愛いだけに見える映画『バービー』。
でもその中身は、驚くほど深く、鋭く、優しいメッセージに満ちていました。

  • 完璧じゃなくていい
  • 自分を自分で定義する
  • 性別の幻想を超えて生きる
  • 他者と対等な関係を築く
  • 自分の人生を選び取る勇気

この映画は、現代に生きる私たちに向けた、"ピンク色の哲学書"だったのかもしれません。

華やかな世界観に心躍らせながら、同時に自分自身の生き方についても、深く考えさせられる。
そんな稀有な体験を与えてくれる『バービー』。
まだ見ていない人はぜひ、騙されたと思って観てみてください。
きっとあなたの心にも、ひとつ小さな革命が起こるはずです。

 

▼▼ドメイン取るならやっぱり▼▼

Xserverドメイン

▼▼ナウでヤングなドメインがいっぱい▼▼

ロリポップ!

▼▼はてなブログでもお馴染み▼▼

お名前.com

▼▼ブロガーの強い味方▼▼

A8.net

▼▼ランキング参加しています▼▼

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ にほんブログ村

スポンサードリンク