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はじめに
「それでも愛を誓いますか?」は、萩原ケイク原作の漫画をドラマ化した作品で、2021年に放送されました。主演の松本まりかさんが演じる純須純(すみす じゅん)の繊細な感情表現が話題になり、視聴者の心を揺さぶるストーリーとなっています。
本記事では、ドラマの感想・レビューを中心に、特にラストシーンが意味することについて考察していきます。また、「やっぱり松本まりかさんが好き!」という視点からも本作の魅力を語ります。
あらすじと作品のテーマ
純(松本まりか)と夫・武頼(池内博之)は結婚8年目の夫婦。しかし、子どもがおらず、夫婦関係も冷え切ってしまっていました。そんな中、純は職場で年下の青年・真山(藤原季節)と出会い、彼のまっすぐな言葉や行動に心が揺れます。
この作品のテーマは「夫婦の愛とは何か?」という問いに尽きます。結婚生活の中で、時間の経過とともに変わっていく感情や関係性の変化がリアルに描かれ、視聴者に「愛とは?」「結婚とは?」という深い問いを投げかけます。
感想・レビュー
1. 松本まりかの圧倒的な演技力
本作の最大の魅力は、やはり松本まりかさんの演技でしょう。純の悩みや葛藤、心の揺れ動きを繊細かつリアルに表現しており、彼女の一挙手一投足に引き込まれました。
松本まりかさんはこれまでも「ホリデイラブ」や「竜の道」などで印象的な役を演じてきましたが、本作では彼女の演技の真骨頂ともいえる繊細な心理描写が光ります。視線の動きやわずかな表情の変化だけで、純の苦しみや迷いを表現する力には脱帽です。
「やっぱり松本まりかさんが好き!」と再認識させられる作品でした。
2. 夫婦のリアルな問題描写
本作では、結婚生活の現実的な問題がリアルに描かれています。子どもを望むも授からない苦しみ、会話の減少、すれ違う気持ち、他者への心の揺れなど、どれも身近なテーマとして共感を呼びます。
特に、純が真山に惹かれていく過程は、恋愛というよりも「自分を必要としてくれる存在への渇望」として描かれています。現実の夫婦生活の中で愛が形骸化してしまうことの怖さを見せつけられました。
3. 真山の存在の意味
真山(藤原季節)は、純にとって「もう一度女性として愛されることの喜び」を感じさせる存在です。しかし、本作が単なる不倫ドラマでないのは、純が最終的に真山と関係を持つのではなく、彼との関係を通じて「自分の気持ち」に向き合うことになる点です。
真山のまっすぐな思いは純の心を動かしますが、最終的には「自分はどう生きたいのか」という問いに向かわせるための存在であり、単なる恋愛の対象ではないのが秀逸でした。
4. 武頼(夫)の視点
夫・武頼(池内博之)は、一見冷たいように見えますが、彼もまた結婚生活の中で悩み、苦しんでいます。夫婦間での「言葉にできない思い」の積み重ねが、やがて距離となる様子が痛々しく描かれています。
武頼が純を愛していないわけではなく、ただ不器用なだけ。純が真山に惹かれるのと同じように、武頼もまた他の女性・沙織(酒井若菜)と関係を持つことで、自分の気持ちを確認するような展開になります。
ラストシーンが意味するもの
本作のラストシーンは、夫婦の決定的な決裂ではなく、「もう一度向き合うこと」を選択する終わり方でした。
純と武頼は、互いに傷つき、揺れながらも、最終的には「二人の関係をやり直そうとする」決意をします。これは、「結婚はゴールではなく、続けていくもの」というメッセージを強く感じさせるものでした。
ラストで純が「それでも愛を誓いますか?」と自分に問いかけるようなシーンは、本作のタイトルの意味を回収する印象的な場面でした。
愛は一瞬の情熱ではなく、日々選び続けるもの。
この作品が伝えたかったのは、まさにそのことではないでしょうか。
まとめ
「それでも愛を誓いますか?」は、単なる恋愛ドラマではなく、「愛とは何か?」を深く問いかける作品でした。松本まりかさんの繊細な演技、リアルな夫婦の問題描写、心揺さぶるラストシーンが印象的で、観る者に深い余韻を残します。
そして、改めて「やっぱり松本まりかさんが好き!」と感じさせられた作品でした。彼女の演技を堪能できる本作は、多くの人にぜひ観てほしい作品です。
あなたは、この作品を観て「愛」をどう感じましたか?
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