さこんにちは、ぽんです
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今回は久々にハマった漫画のご紹介です
前情報なしで、ある日まんが喫茶でふと手にとってから読んで、そこから展開が気になって仕方がなくなりました
読む人を選ぶ作品ではありますが、なかなか読みごたえがある作品なので、オススメですそれではどうぞ!(2024年9月時点、コミック6巻までの感想・レビューです)
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『不死と罰』のあらすじ
かつて連続殺人事件を起こした青年、矢風文人がラブホテルに閉じ込められているあいだ、東京中に感染者が溢(あふ)れ返るようになっていた。犯した罪を背負い続けるため、なにがあっても生き抜くことを誓った文人が、ラブホテル内で生き残っている人たちと協力し、感染者に立ち向かっていく姿を描いたパニックホラー。「別冊少年チャンピオン」2021年12月号から掲載の作品。
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『不死と罰』感想・レビュー
生きることが罪、罪は生きること
この作品で深いなぁ、難しいなぁと感じたのは生きることが贖罪になるのか?ということです
物語冒頭では明かされなかった主人公の裏側だったり、主人公を取り巻く人物たちの思惑だったりが巻が進むごとに解き明かされるので、伏線回収が楽しい作品でもあります
主人公は間違いなく取り返しのつかないことをしてしまい、その罪を償うために死ぬことは許されず生きることに執着しています
ただこれがとても対照的でどんどんゾンビ化していく(死になる)者たちと、生きているラブホにいる人たちが極端な位置にいるのが印象的です
死がそこに迫っているのに、なんだかどこか現実味がなく、死んでもいいと自分では主人公は感じているのに、生にしがみついているのが難しいなぁと感じました
無罪の人間が無惨にも死んでいく中で、有罪の人間が生き続けているのは何故か?あくまでも空想の物語であるので、エンターテイメントとして見れますが、正直現実にあったらかなり心臓をえぐられる内容です
自分が生き残るために、周りが犠牲になるとすれば?自分が生き残るためなら、周りの命は無駄にしてもいいのか?極限の状態で自分ならどうするのか?と読み進められるたびに自分とも向き合いながら、自問自答して葛藤するストーリー展開になっています
際緊ちょうど、ウイルス感染のパンデミック映画を見たばかりで、その影響もあり、「人間ってなんなんだろう?」と考えさせられました
歌舞伎町のラブホテルから始まるこの本作
非日常が非日常を生む展開に最後まで見届けたくてしょうがなくなります
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どうなる?脱出編…“EDO”とは?
コミックは6巻ですがまだスタート地点のラブホテルからだったのですが、脱出できていないです
ここが山場ではないですが、大きな局面を迎えているのは確かです
こうした作品、というわけではないですが、基本的に物語は主流のメンツで話が進んで行くのが王道パターンです
その中で、どのキャラクターが生き残るか?がある程度ふるいにかけられたのが、6巻くらいでしょうか
物語の大きな鍵を握る“EDO”
その存在はまだ謎に包まれています
仮に無事にラブホテルから脱出できたとしても、島にたどり着くまでにも必ずドラマがあるでしょう
極限の状態のメンバーも理性を保つのが難しくもなってきますし、何せ世間を騒がせた犯人がいるとなると、話はまた別です
それにまだ明かされていない謎がたくさんあるので、これは目が離せません
主人公文人への復習を誓う二人ですが、彼らもゾンビになるリスクを含んでいる中で復讐を成し遂げられるのか?や、そもそも日本はどうなってしまうのか?(はたまた世界か?)
復讐チームがゾンビになって文人を追い詰めるのか?逆に文人が彼らを逆に救ってしまう展開にならないのか?など気になります…!
文人の秘密を知ったかのめいや美沢さんが今後どう出るのかにも注目ですし、何よりも文人がどう生きていくのか?どう罪を償っていくのか?など知りたいことばかりです
白蛇としての過去の細かい話しはまだこれから展開されると思いますが、ますます注目したい作品のひとつです
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死に逝くものは生き返らない
最新刊、6巻を読んだ方は皆思ったでしょう
「風張さん…」と
あんなにも素敵なシーンになるなんて、初登場でタバコと銃のシーンでは思いもよりませんでした
「カッケェ…」とも思いました
また登場してくれることを祈りますが、おそらく次会うときは私たちが知っている風張さんではないでしょう
ハッピーエンド展開であれば、ゾンビになった彼がかのめいに会いに来て、それでタイミング良くワクチンもあったりして、それで幸せな世界になりました!みたいなのが万々歳です
そのワクチンはなんちゃって文人が持ってました~なんて展開だと、作品として面白いかもしれませんね
命を奪った人が今度は人の命を助けるんですから(どこかでありそうな話だ)
そうなると、全員に救いの手をさしのべたくなるのですが、こうした展開で出てくるのが性善説と性悪説ですよね
悪いことをした人をやはり救うべきなのか?という議論です
命の選択はできないと分かっていますが、作品としてこういう視点で見るとまた違った見方ができるかもしれません
ただ、いままで犠牲になった方でせめても思えるのは、チー牛と一緒にいた女の子とかですかね
ただ、彼女含めて罪は犯してきているわけなので、全員白とは言えないですよね
みんななんだかんだ、悪いことをしながら騙しだまし生きているのだと思います
みんなただ、幸せになりたいだけなのです
チー牛も違う環境で生きていれば違う人生だったでしょうし、金子くんも違う方向で全うに生きてこれたと思います
風張さんだって、アイドルの追っかけという人生もあったはずです
そう思うとなんだかとことん切ない作品です
実在しそうだからこそ、現実味を帯びてくるそんな作品です
ただ、断言できるのは『コクソン』(映画)よりは今のところ胸くそではありません
まだ展開が読めない『アイ・アム・レジェンド』(映画)くらいの立ち位置です
さて、最終回はどうなる?
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最後に
以上、『不死と罰』の感想・レビューでした
最新刊が出たら、すぐに読みます!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます
お楽しみいただけましたら幸いでございます
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