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【映画】『エクソシスト 信じる者』【信じる物は救われるのか?何を信じたら良いのか?信じた先には何があるのか?】感想・レビュー

こんにちは、ぽんです

いつも訪問ありがとうございます(ブックマーク・スターもありがとうございます)

ブログ更新の励みになっています

今回は、あの!オカルト映画の金字塔である『エクソシスト』の続編のレビューです

その名も『エクソシスト 信じる者』です

原題は『The Believer』です

果たして、どんな作品なのか?!期待が高まります

夏の終わりに見る映画にはピッタリなのは間違いなしですね

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『エクソシスト 信じる者』概要

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『エクソシスト 信じる者』感想・レビュー

あの『エクソシスト』の完全続編

名作中の名作である『エクソシスト』

すべてのエクソシスト系の作品は、ここから始まり、この作品に戻ってきてしまうという輪廻を起こすくらいに奥深いものです

その直下の作品ということで、期待が高まっていましたが、やはり正直なところオリジナルである『エクソシスト』は越えられなかったと思います

どちらの作品も現代を色濃く反映している作品ではあるので、何かしらの異常を感じた際には、精神疾患を疑われて途方にくれるといったストーリーは同じなので、この辺りは監督のこだわりを感じるところです

あくまでも、“すぐそこにあるエクソシスト”を描いているように思います

さらに言えば、『エクソシスト 信じる者』は実際に起きた自身をモチーフにしていたりと、より視聴者に現実味を持たせている意図も感じることができます

『エクソシスト』もそうでしたが、あまり「怖い!」「二度と見れない」「トラウマだ!」みたいなことはなく、あとからじんわりくる作品です

完全続編ということで、オリジナルの作品に寄せているようなシーンも複数あったので、改めてオリジナルを見て、おさらいした上で見るのもひとつの楽しみかもしれないです

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なんだか、良いのか?この落ちで

個人的にはあまり腑に落ちないオチでした

というのも、オリジナルの方も「うーん、これが最善の終わりだったのかなー」とあまりスッキリしない気分で見終えたので、同じ気分になっています

結局のところ、この作品やの監督たちが言いたかったのは何なのか?と考えを巡らせています

“信じる者は救われる”なのか、“奇跡は起きる”なのか、“神はいる”なのか

そこまで、宗教色が強い作品ではないので、“神はいる”は違うかもしれません

“信じる者は救われる”も、最終的に神父さまも犠牲になったり、毎週欠かさずミサに参列していた家族も不運になってしまったので、これも違いそう

“奇跡は起きる”は、全員ではないものの、奇跡が起きたのでこれはそうかもしれません

となると、この作品含め、前作もそうですが、“悪魔は決して楽ではない”がてーまなのかとの思います

いずれにしても、悪魔と人間との戦いを表していますし、犠牲はゼロではありませんでした

悪魔は侮れない存在です

生き残るかは運次第、そして悪魔次第

“100%絶対”がない悪魔と人間との永遠の戦いを示しているのだと解釈しました

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信じる者とは、一体?

信じる者とは、何を意味していたのでしょうか?

個人的には、“自分や他者を犠牲にしても戦うもの”なのではないかと考えています

まずは、まさに不遇と言うべきマドックス神父ですが、彼は協会の威厳や神父としての立場を命を懸けて守り抜いたと言えます

はじめは協会という存在が裏にいましたが、それでも彼は現場を立ち去れずに残り、最後は悪魔を弱らせることには成功したと思われるので、彼も犠牲となって幼い二人の命を救ったわけです

次に、クリスです

クリスは両目を失ってしまいますが、最終的にはずっと会いたかった娘に出会うことができています

彼女自身、その障害を悪魔払いに捧げてきたわけですが、今回は物理的に視力を失いましたが、結果としてその代償として娘が戻ってきたと考えます

さらにいえば、娘は悪魔が隠していたのではないかと思うのです

そうでなければ、なんだか急に娘がフラっと現れてきたなというイメージです

悪魔が絡んでいたと思えばなんだか納得です

そして、主人公のヴィクターですが、彼は本編で何もしていないように見えますが、実は冒頭で「子供か?母親か?」と究極の決断を迫られています 

これが、ヴィクターに娘アンジェラを引き寄せた一番の理由だと考えています

もしもこのときの決断が違っていれば、ヴィクターはアンジェラを呼び戻せていなかったかもしれません

ここからはもっと想像なのですが、取り憑かれたキャサリンとアンジェラにも心の葛藤があったのかもしれません

アンジェラが生き残ったのは、もしかすると、アンジェラが悪魔との葛藤で「キャサリンを救って」と自己犠牲を働いたのかもしれません

反して、キャサリン含めキャサリン家族はアンジェラのことよりも自分達のことを優先して、その考えが悪魔に響いた結果なのかもしれません

悪魔でも、考察の域は越えませんが、そうだと私の中での納得感が高まるのでした

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最後に

以上、『エクソシスト 信じる者』のレビューでした

とにもかくにも、子役の演技がすごすぎて圧巻でした

前半はなんだか冗長だなぁと感じましたが、後半の加速感はなかなかです!

エクソシスト系の映画が好きな方は、どうぞ!

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます

お楽しみいただけましたら幸いでございます

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