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【映画】『レッド・ドラゴン』ハンニバルシリーズ3作品目の名作【ハンニバルvs人間、どちらが勝つのか?】感想・レビュー

こんにちは、ぽんです

いつも訪問ありがとうございます

今回は大好きなハンニバル・レクター博士シリーズの4部作あるうちの3作目となる『レッド・ドラゴン』の感想・レビューです

ハンニバルファンも世の中にたくさんいるのではないでしょうか

また、このスリルある世界観もさることながら、主演のアンソニー・ホプキンスさんを慕うファンも多いことと思います

私もその一人なのですが、歯切れ良いハンニバル博士とイケメン刑事とのやりとりがとても癖になる作品です

あまりグロテスクなシーンはなかったので、その点も心穏やかに見られるためおすすめです(『セブン』とかの方が個人的にはトラウマになりました)

では、感想・レビューです!どうぞ!

▼アンソニー・ホプキンスさんのお勧め記事はこちら▼

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『レッド・ドラゴン』あらすじ

レッド・ドラゴン : 作品情報 - 映画.com

【レクター・シリーズ遂に完結!!!】【封印されていた衝撃のプロローグ。全てはここからはじまったー】天才精神科医、レクター博士(アンソニー・ホプキンス)が、連続猟奇殺人犯であることを見抜き、重症を負いながらも彼を逮捕したFBI捜査官グレアム(エドワード・ノートン)。しかし、精魂尽き果てた彼はFBIを辞職、妻子ともに隠遁生活を送っていた。そんなある日、元上司のクロフォード(ハーヴェイ・カイテル)が突然現れ、満月の夜に2つの家族を惨殺した殺人鬼“咬み付き魔”の捜査を依頼する。グレアムは事件解決の糸口を探るため、ガラス張りの牢獄にいるレクター博士と再会することを決意。だがそれは、レクター、グレアム、殺人鬼の想像を絶する新たな死闘の始まりにすぎなかった・・・!

Amaozon Prime Videoより引用

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『レッド・ドラゴン』感想・レビュー

頭脳派vs頭脳派のあくなき戦いの一部始終

レッド・ドラゴン (2002):作品情報|シネマトゥデイ

本作の『レッド・ドラゴン』は、シリーズで最も人気があるであろう『羊たちの沈黙』に続く作品なので、ラストの繋ぎはファンにはたまらないものになっています

しかし、今回の主人公はクラリスではなく、かつてハンニバル博士を命からがら逮捕したウィルの物語です

手に汗握る展開は、最後まで目が離せません

本当に最後の最後までドキドキしました

特にラストの家のシーンは「まさか」が本当になり、「えー、やっぱりー!」と案の定の展開にどう転ぶのかハラハラしっぱなしでした

レクター博士のキレッキレの頭脳展開もなかなかなものです

運をも味方にするレクター博士が、まんまとウィルの住所を割り出したときには、背筋がぞくぞくしたものです

今回はレクター博士がどっちサイドについているのかはあまり分かりませんでしたが、退屈しのぎの余暇の過ごし方にも感じられました

まあ、レクター博士がこっちサイドにつくことなんてそうそうないでしょうね

脱獄しようと思えばできそうな彼ですが、あえて囚人生活を楽しんでいる様にも思えます

それがあの豪勢な監獄での食事のシーンですよね

思わず笑ってしまいました

今回のメインはレクター博士ではないので、登場シーンも半減してますが、彼のヒントがこれまた秀逸でした

それに、ウィルは残虐性のないレクター博士のようで、狂人と善人の境は紙一重なんだと感じました

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真犯人、そしてもう一つの物語

https://cinemarche.net/wp-content/uploads/2020/05/22734d50c0c927b36abe83ce437193de.jpg

もしも、を考えてしまう物語でした

犯人が犯してしまった罪は決して許されるものではないですが、彼がもしも少しでも間に触れる幼少期を過ごしていたならば、こんなにも悍しくて悲しい結末にはならなかったはずです

レッドドラゴンだった犯人が、人間の優しい心に触れて葛藤するシーンは、何か訴えかけてくるものがありますね

モンスターといえども、心の根幹は人間です

もしも、彼が彼女にもっと早く出会っていたならば、きっと幸せな家庭を築いていたことでしょう

本作は、犯人vsウィル(&レクター博士?)ですが、サイドストーリーとして犯人サイドの裏側も描かれています

あまり海外の作品だと、犯人の心情に重きを置いた作品は少ないと思うのですが、本作は同情してしまう犯人像を描いているので、日本人が好きそうなものだと思いました

しかし、それでも犯人には完全に肩入れできないのは、ウィル家族の完璧な家族像があったり、犯人の歪んだ犯行が心の中を複雑にさせます

犯人の幼少期とウィルの子供の幼少期が、なんだか意図的に対照的に描かれているようで、じんわりと来てしまうのでした

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『レッド・ドラゴン』とは何だったのか?

ハンニバル3.08『レッド・ドラゴン ~序章~』自身から遁走する男たち 深読みネタバレ - エンタメ 千一夜物語

個人的には、レッド・ドラゴンは犯人が逃避した先だと思います

厳しい幼少時代を過ごしたが故に、もう一つの人格が現れたりすることがあると思いますが、その類と同じ様に犯人も救いが欲しかったのだと考えています

犯人は最終的には愛が欲しかったのでしょう

愛の矛先が、こうしたものへの執着だったり、そこから歪んだ思想が生まれて、レクター博士を尊敬したりと、何かとすがりたい生き物である人間が行き着いたひとつの終着点なのだと感じています

なりたい自分になるためにレッド・ドラゴンの刺青をしたりとまさに陶酔ものの片鱗でしょう

人間の愛に触れて、心が動揺し始めた犯人は、自分のミッションを達成すべく、物理的な行動としてあの絵を食べるという強行に打って出てのだと思います

物理的にレッド・ドラゴンの力を自分の物にして、達成すべき目的を果たそうと考えていたのではないでしょうか

さらに言えば、レッド・ドラゴンの下にいるのはまさしくあの盲目の美女であるのは間違いないでしょう

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最後に

レコメン広場】「オールタイムベスト・ホラーキャラ選手権」投稿11:人を殺して絵を食べる男。フランシス・ダラハイド『レッド・ドラゴン』(2002) |  MOVIE MARBIE

以上、『レッド・ドラゴン』の感想・レビューでした

個人的にはやはり『羊たちの沈黙』が秀逸すぎて、『レッド・ドラゴン』はその狂人さや完成度がやや劣るようにも思えます

ただ、シリーズとして見ると非常に興味深い作品ですので、ぜひご覧いただだきたいです

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます

お楽しみいただけましたら幸いでございます

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