こんにちは、ぽんです
いつも訪問ありがとうございます
今回は、『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』の感想・レビュー記事です
前回に引き続き、ITシリーズなのですが、チャプター2、完結篇となる本作は見応え十分でした
怖いもの・びっくりするもの・グロいものが苦手な方は、見るのが大変だと思いますが、日頃の育児や仕事のストレスをホラー映画にぶつけて、発散するのもおすすめです!
それでは、感想・レビューです!
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『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』概要
ルーザーズ・クラブがペニーワイズを撃退してから27年後、ついに“それ ”が帰ってきた。すでに大人となり、それぞれの道を歩んでいたルーザーズの面々だが、メイン州デリーで再び行方不明事件が発生すると、マイクは他のメンバーを故郷に呼び戻す。過去のトラウマを引きずりながらも、一人一人が心の奥底に抱いている恐怖を克服しなければならない。かつてないほど凶暴化した“それ ”、ペニーワイズを完全に葬り去るために。 Rating R15+ IT Chapter Two (C) 2019 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
Amazon Prime Videoより引用
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『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』感想
ホラー×アクション!友情あり、愛情あり、正義あり!
とにもかくにも、見終わったあとの、「終わった〜」感がある映画でした
それもそのはず!
2時間49分という超大作ですからね
完走しただけでも、達成感はひとしおです
さらにその達成感を広げてくれるのが、何と言っても敵・ペニーワイズとの戦いでしょう
結構ゴリゴリのアクションシーンでしたね
そして最後はまさかの”言葉攻め”で、敵を倒すというまさかの展開に思わず見入ってしまいました
人の言霊って、本当だったんですね
チャプター2ということもあり、前作を見ないと面白味が半減する作品ですね
かなり前作(チャプター1)のオマージュも多くあり、(手を繋ぐシーンや過去の思い出を探すシーン、27年経って変わったものやそうでないもの等)「こことここが堆肥になってるんだ〜」と発見が楽しい作品でした
しかしながら、怖さとびっくり加減とグロは、チャプター1よりも進化していました
中華料理屋で出てくる、フォーチュンクッキーのクリーチャーたちとか、スタンリーの成れの果てとか、突然出てきたペニーワイズの娘の成れの果てとか、なんだか「これはサイレントヒルか?」「いや、バイオハザードか?」と、錯覚するくらいの楽しさでした
27年後の街を描いた作品ですが、紆余曲折はありつつも、みんなで結託して敵に戦う姿は胸を打ちますし、それぞれが抱える心の闇を乗り越えていくシーンは、よかったですね
個人的には、ベン!
ベンが影の主人公だと思います
彼、すごい
27年間も財布に”あれ”を入れているなんて、本当に純愛ですね
リッチーも切ない
だって、本当はカミングアウトしたかったでしょうに・・・
しかし、それが彼のキャラクターを作って、幸せの形を見つけたのだと思うと、それはそれでハッピーエンドですね
もう全員切ないですよね
個人的には、やっぱりジョージーには生きてて欲しかったな(ヤンキーが生き残っているならワンチャンあるかと思ってたんですけどね)
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結局、”ペニーワイズ”の正体は一体何なのか?
ペニーワイズの正体については、いろいろな方がブログで考察を展開しているので参考になると思います
その中で、自分の意見も交えていうと、キーワードは”変化”や”恐怖”だと思いました
唯一変わらず生き続けるペニーワイズは、不変の象徴です
でも何においても両面があるように、不変も良かったり悪かったりするものです
しかし変化をしたのは子供たち
変化したのは体だけではなく、心もですし、考えもです
変化が力になって、ペニーワイズを倒したのでしょう
もしも彼らが変化していなかったら、ペニーワイズは倒せなかったと思います
エディやスタンリーが良い例ですよね
悲しい結末にはなってしまいましたが、彼らは彼らなりに変化をして、勝利を勝ち取ったのです
そして”過去”の自分とも決別して、新しい自分に生まれ変わることができました
ペニーワイズは、みんなが最後に罵ったように、あくまでもピエロであり、道化であり、変化を嫌う頭でっかちです
「自分が最強」と思うのは悪いことでは無いと思いますが、諸刃の剣というのを教訓として知りました
だって、27年間、決して手法を変えなかったですからね
自分の能力をおごるとこうなる、とう反面教師ですね
また、ペニーワイズは自身もですがマイクも言っているように”恐怖”を糧にしてるのは、間違いなさそうです
子供達やそれぞれが持つ恐怖を見せることで、力を得ているように見えました
逆に恐怖心がないことに恐怖を覚えているようで、たびたび恐怖心を払拭した登場人物たちがペニーワイズの策略を跳ね返すシーンもありましたね
ペニーワイズは、人間がそれぞれ抱える個別の恐怖を写す鏡の役割も果たしているのかなと思いました
とにかくモンスターで、クリーチャーで、人間ではありませんね
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最後はハートフルエンディング
最後は、ハッピーエンドでしたね
あの柔らかいタッチと懐かしさを醸し出す映像の光具合は、心癒されましたね
ハリーポッターのように、後半は基本的に画面が真っ黒で「いまどうなっている?」と感じることも多かったです(笑)
ラストシーンは、表しているものそのもので、”かつての幸せだったみんな”が戻ってきたということですね
確かに現実は厳しい結果に終わったかもしれませんが、最終的にはそれぞれが選んだ最良の選択肢の下で、未来が変わったのです
もしも彼らが立ち上がらなかったら、悲劇は何度も繰り返されます
それは彼らの一生の罪悪感にもつながると思うので、そうした呪縛からも解放されたのでしょう
また、マイクがようやく街を出られたように、彼らはあるべき幸せの場所にたどり着いたのだと思いたいです
別のいきすぎ解釈をすると、全員が生きている=別の世界線ができたとも解釈できます
未来を変えることで、過去も変わり、ペニーワイズの悲劇が起きない世界線が生まれ、最悪は抑止されたとも考えられます
そうすることで、全員生還ルートという楽しい結末もあると思います
(ジョージーには申し訳ないですが)
手の傷がなくなったのは、必ず意味があることだと思っています
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最後に
世界的にも評価されている映画です
見られて本当に良かったです
ただのホラーでは終わらないところが、視聴者を魅了していくのでしょう
また、登場人物は決して特殊な人々ではなく、どこにもでいる、社会の問題の縮図のような彼らです
だからこそ、最後まで応援したくなりますし、悲しい結末に胸が締め付けられるのですね
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます
お楽しみいただけましたら幸いでございます
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