こんにちは、ぽんです
いつも訪問ありがとうございます
今年、2022年の夏はいつもと違う夏にしようと、「大人の自由研究」を企てております
しかし、そっちはそっち、こっちはこっちということで、ブログも毎日更新していきます
仕事で疲れた脳には、ホラー映画でも見てすっきりしたいなぁと思い、アマプラを見ていたときに目に留まったのが、今回ご紹介する作品です
「家族愛」という大きすぎるテーマを語るには少し物足りなさを感じますが、「母への愛」といったテーマであればぴったりのホラー映画でした
そこそこのスクリーミングもあり、びっくりポイントもあり、グロテスクもありで、見ごたえはそこそこある映画です
夏のホラーの季節にいかがでしょうか?
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「MAMA(原題)」概要
投資仲介会社の経営者であるジェフリーは経営難の末に精神を病んでしまい、共同経営者2名を銃撃した後、自らの妻を殺害。幼い娘2人を乗せて車を走らせるが、雪道でスリップして車を駄目にしてしまう。森を彷徨う内に「ヘルベチア」という表札のかかった小屋へと辿りついた彼は暖炉に火を灯し、そこで2人を殺害しようとするも、小屋に潜む何者かに襲われ何処かに連れて行かれてしまった。小屋に残された姉妹が暖炉の前で暖まっていると、暗闇の中からさくらんぼが転がってくる。
MAMA (映画) - Wikipedia
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「MAMA(原題)」感想・レビュー
程よく楽しめる王道系エンタメホラー
「MAMA」は、そこまでスプラッター的な血がいっぱいでたりするものでもなく、ほどほどにびっくりさせてくれて、ほどほどにホラー感じがあるバランスがとれた作品だと思いますよ
そこまでめちゃめちゃ恐い!というわけでもなく、それでいてホラー要素はしっかりと押さえることは押さえられているので、ホラー初心者さん(私も含めて)には、オススメです
「あぁ、この人やられるな」とか「こういう人(図書館の司書)って基本ホラーに出てくるよね、ご意見番的な」とか「あー、このお父さん、やられるー、あ、やっぱり」といったように、ある程度ホラーをたくさん見ている人であれば、お決まりの展開を感じることができます
そういった意味では、約束されたホラー展開があるので、ホラー玄人にとっては、違う意味で楽しめる作品だと思います
こうしたB級ホラーっていいですよね~
なんだか言葉にはしにくいですが、日本でもウケそうな日本人が好きそうな展開になっていると思います
ホラーがホラー足らしめる要素は音だと思っています
音を消してみると、以外とホラーって怖くないんですよ
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テーマは「母との愛」空っぽの器に入るものは?
映画タイトルからも分かるように、テーマは「お母さん」となっています
悲劇的な死をとげた母が、子供を求めて行くという展開です
この映画でいちばんの味噌(クライマックス・盛り上がる点)は、やはり最後のシーンでしょう
幽霊になったママを目の前に絶壁に立つ二人
でもお姉ちゃんはママと共に崖の向こう側に行くことを拒否しましたよね
そして、妹はママと共に崖からおちました
この大きな分岐は、彼女たちの“幼少期”にあると考えました
私の好きな表現なのですが、「赤ちゃんは空っぽな器で生まれてくる。その器に愛情をいっぱい入れてあげる。あとは、赤ちゃんが好きになったものを入れる」みたいな表現があります
お姉ちゃんは、幼少期に人間のママからの愛情を受けて育ちました
しかし、下の幼い子供は物心つく前から幽霊のママの愛情を一新に受けて育ちました
崖での判断を分けたのは、ここなのかなと感じました
子供にとって愛情をくれる存在は、幽霊だろうと人間だろうと変わらないということです
それもあって、幼いリリーには幽霊のママしかいなかったこともあり、ママと離れることには抵抗があったのでしょう
でなければ、あんな満面の笑みで崖から飛び降りたりはりないでしょう
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リリーは初めから死んでいた?
映画のクライマックスで妹のリリーが幽霊のママと崖からダイブしたときに違和感を感じた人もいると思います
リリーの遺体は?と
そうなると、もともとリリーはいなかったと考えるのが普通だと思います
しかし、そうすると映画全体に色々矛盾が出てきます
正常なみんなが目にしているリリーは何だ?という疑問です
リリーは器的には人間のそれ(形)をしていましたが、中身は当の昔に空っぽだったのかなと私は考えます
リリーがむしゃむしゃと蛾を食べていたのが象徴的なものだと考えました
普通は生身の人間であれば蛾なんて好き好んで食べないですよね
さすがに極限の状態であれば食べていたと思いますが、姉はリハビリも順調にいきましたし、妹も少しずつではありますが、人間に近い存在にはなりました
しかし、魂だけはもう幽霊のママのところにあり、蛾はママのシンボルということから、リリー=普通ではない存在と解釈しました
さらには、ママの体から蛾が出てくるシーンがあるのですが、リリーの体もママのからだに近い状態にあって、崖から落ちるときにはもうすでにママ側の存在になっていたのだと思います
蝶がサナギから美しい姿になるように、リリーは人間のからだというサナギから出て、青い美しい蝶になったのでしょう
蛾=ママの愛情とも考えたブロガーさんもいましたね
子供が口にする母乳のようなものだったりと、やはりこの作品は母と子供との関係を描いた作品なのだと思います
最終的に血の繋がらないパンクロッカーの主人公と家族の形を築くと考えれば、親子に血の繋がりはあまり関係ないのかもしれませんね
そう思うと、昔見たこの映画を思い出して、また見たいなぁと思いました
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最後に
以上、「MAMA」の作品レビューでした
結構考察深くて面白い作品だと思います
私は深くは触れませんでしたが、二人が描いた壁画にも意味を意味出すことができるので、気になった方は見てみてくださいね
結構CGがCGっぽいので、あまり怖さはないと思います(笑)
ゲームの「零」シリーズの方がよっぽど怖いです(笑)
切なさを抑えた「幌ぐらい水の底から」みたいな作品ですね
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます
お楽しみいただけましたら幸いでございます
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