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【映画】「ブドウ畑で離さないで(邦題)」【内容が掴みきれなかったけど、嫌味パパが良い味を出してハッピーエンドにしてくれた9恋愛映画】感想・レビュー

こんにちは、ぽんです
いつも訪問ありがとうございます

今回は、Amazon Prime Videoで公開中の2017年公開のアメリカ映画「ブドウ畑で離さないで(邦題)」のレビュー記事です

「ブドウ畑で離さないで(邦題)」概要


叔父の遺産相続のため、カリフォルニアへ呼ばれたキャリアウーマンのダイアナ。弁護士事務所へ行くと、そこには畑の管理を任されていた元カレのセスだった。しかも遺言書には「ブドウ畑とワイナリーはダイアナとセスで折半、条件は二人が一緒にブドウを収穫すること」と書かれていて。
Amazon Prime Videoより

マイナーすぎるのか、wikipediaはありませんでした

TVM ブドウ畑で離さないで (2017)について 映画データベース - allcinema

www.youtube.com




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正直内容が掴めなかった

私だけかもしれませんし、私が疲れていたのかもしれませんが、二回くらい冒頭を見ても、内容がすぐに把握できませんでした

さらには最後まで見ても、なんだかしっくりきませんでした(笑)


あらすじを見て、「あぁ、なんだそういうことか(笑)」となるくらいで、「玄人向けの映画か?」とも思うくらいです

内容はシンプルなんですが、まず映画の入りで一番大事であろう、「登場人物の相関図」が私の中ではっきりと認識できなかったのが、原因ですね

恋に落ちるであろう二人は、かつて同じ土地に住んでいて、恋人同士だったのは、なんとなく話の流れから読み取れましたが、恋人時代の描写も特になく、割りとさらっと流されてしまいます

それもあって、「二人が元サヤに戻る」のはなんとなく分かりましたが、ここに深い理由は特になく、本当になんとなくのなり行きなんだなぁと感じました


私かこだわりすぎているところもあると思いますが、「なぜ二人は付き合っていたのか」「なぜ二人は別れたのか」「なぜ二人はまた元サヤに戻ったのか」ここがはっきりと描写されていれば、もっとすっきりした映画になったんじゃないかなぁと思います

正直、冒頭で出鼻をくじかれたので、最後まで見るかも迷ったくらいでした(笑)

結果、ラストが面白かったら途中で切ったことを後悔するので最後まで見ましたが、なんだか釈然としない気持ちは残りましたね

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ブラックヒーローが皮肉めいていていい感じ

ヒロインとその恋人たちの邪魔をするあくやくが出てきますが、この悪役が「ザ・悪役」でそこが面白かったです(笑)

自分の思い通りにことを運ばせたい、気に入らないと息子の恋愛にも口を出す、息子の好きな人に嫌みを言って策略的に別れさせる…などなど、物語を面白くさせてくれる活躍をしてくれた彼には大称賛です(笑)

こうした嫌みっぽい人がいないと、のっぺらな話で終わってしまいがちなストーリーも、ひと味もふた味も違うスパイスをかけてくれるので、個人的には大賛成です


リアルなプライベートでやられたら、ぶちぎれますけどね(笑)


彼がいたお陰で、ヒロインと恋人も距離がグッと縮まり、サブストーリー的なカフェの店員と皮肉パパの息子の恋愛も盛り上がり、最終的にパパも自分の素行を見直すいいきっかけになりました

ハッピーエンドで、みんな幸せ、全員がWin-Winで幕を下ろす後味はそこまで悪くない映画なんじゃないかなと感じました

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古いタイトルがじわじわくる

「この映画を見てみよう!」と思ったのが、「なんだか、タイトルが昔っぽくて良い感じ(笑)」となぞの親近感を覚えたからです

「〇〇でつかまえて」「○○で離さないで」って、一昔前のっぽく感じませんか?

このノスタルジー感伝わりますかね?(笑)

ちなみに、原題は「LOVE ON THE VINES」

「VINES」は「ブドウの木」とか「ブドウの房」とかそういう意味です

直訳すると「ブドウ畑の恋」みたいな感じですかね

もうそのまま「ブドウ畑での恋」とかだと視聴者は釣れないですよね

ノスタルジックなこのタイトルが気に入りました

「ブドウと一緒に私を愛して!」とか「ブドウに負けない恋をする」とか、個人的に面白そうなタイトルを考えるのが、最近の映画をみている時のブームです

ポスターのキャッチフレーズである「豊潤な香りが醸し出す大人の極上ラブ・ストーリー」っていう煽り文句もいいですね〜

舞台は、カリフォルニアの現場だそうで、広い大地とブドウの描写が「ワイナリー行ってみたい!」「カナダのアイスワイン飲みたい!」と思わせてくれます

コロナが終わったら、本当に自由に旅行に行きたいですね

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最後に

名作と言われる映画や、ハリウッドなどの大きなお金を注ぎ込んで作られた映画、有名なアクター・アクトレスが出る映画ではありませんが、だからこそマイナーでB級の楽しさがある映画です

登場人物に既視感がないので、あるまがままの作品として受け入れることができ、登場人物で作品の良さが左右されないのが、面白いところだと思います

人によっては、「駄作だ」「見て損した」「時間を返してくれ」なんて思う人もいるかもしれませんが、私はある程度時間と労働力を費やした人々の成果物にあまり文句は言いたくないので(私も言われたくないので)、いいところを拾っていきたいと思っています

気になったら見てみてくださいね

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます

お楽しみいただけましたら、幸いです


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