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【アニメ】この違和感に気付けるか?闇深い「エイリアン9」【なぜ?が交錯するアニメ史に残る難解作品】

こんにちは、ぽんです
いつも訪問ありがとうございます

今回は久々にアニメのレビューしたいと思います

今回レビューするアニメは、知る人ぞ知る闇アニメの「エイリアン9」です

この違和感、あなたは気付けますか?

不気味な違和感ですが、かわいいキャラに隠されてうやむやにされているのですが、それが逆に怖さを助長させているようにも思えます

では、レビューいってみましよう!

「エイリアン9」概要

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第9小学校に通うゆりは6年生に進級して早々、危険で気持ち悪くて誰もやりたがらない係「エイリアン対策係」に選ばれてしまった。その活動内容は、ボウグと呼ばれる共生型エイリアンを頭にかぶり、学校に出没するエイリアンを撃退・捕獲すること。対策係となった3人の少女たちは、「エイリアン対策」の日々の中でそれぞれが抱える心の問題に向き合い、絆を深め合っていく。そんな彼女たちをよそに、次々に襲い来るエイリアン達や、学校の大人達は、様々な陰謀を張り巡らせ彼女らを巻き込もうとしていた。

エイリアン9 - Wikipedia

では、さっそくレビューですが、私が感じる3つの違和感ポイントに分けて、お伝えしましょう

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違和感1:学校への違和感

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そもそものこの作品への世界観の否定では全く無く、設定があると理解した上での違和感です

学校には、「図書委員」「生き物係」と同じように「エイリアン係」が存在しているのですか、みんなこの「エイリアン係」へなんの疑問もなく過ごしています

「設定だからでしょ?」と言わればそのとおりなのですが、エイリアンがいない世界にいふ私達からすると

「いや、エイリアンかかりの少女たち必死に戦ってるよ?体液とかかぶりまくりだけど、何にも思ってないの?」

「エイリアン来たら、授業サボれてラッキーなら、なんでみんな立候補しないの?」

「なんで学校にしかエイリアン来ないことに違和感ないの?」

と、見ているこっちが不安になってくるレベルで、特に説明もなくどんどんと話が進んでいきます

エイリアンは全く可愛いものではなく、相手の精神を乗っ取る奴や精神攻撃をしてくるやつなど、手がかかるものばかりです

主人公は、このエイリアンが大の苦手なのですが、それでもクラスの子どもたちは「がんばってね」と他人事で、むしろ「なせこわいの?」「なんでうまく戦えないの?」と主人公を責めるほどです

エイリアンとの戦いによって悪夢を見るほどに嫌なのに、学校側は何もしません

無責任ということではなく、それが「当たり前」だからなのかもしれませんが、見ていて何一つ疑問が解消されないので、もんもんとした気持ちがどこまでも続いていきます

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違和感2エイリアンたちへの違和感

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エイリアン係となってエイリアンと戦うのですが、目的も特になく何のために戦っているのかも明確に伝えられないまま、エイリアン係になった3人は言われるがままに戦います

なぜかは分かりませんが、エイリアンは主人公が通う学校にしか現れません

決まってこの学校に出現します

その理由も特にエイリアン係には明言されません

さらに言えば、エイリアン係の担当顧問である先生は「エイリアンは学校の外には逃げていかないわ」と意味深な発言をします

なぜ、逃げていかないのか?

その答えを探して最後までアニメを見ましたが、解説されずに終わりました

原作コミックでは、触れられているとは思いますが、アニメでは特に核心への言及はなく進んでいきます

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また、エイリアン係は頭にエイリアンを被ってエイリアンと戦っているのですが、空から落ちてくるエイリアンとこの自生?しているエイリアンの違いは何なのか?

エイリアン係への説明も特にありません

子供の気持ちをそのまま作品にしたのでしょうか

子供はそこまで深く「なんで?なんで?」と聞かないこともありますよね

そうした「大人に言われたまま行動する」子供のありのままの姿を描いているようにも見え、置いてけぼりの視聴者を描いているようにも思えます

アニメでは最後までエイリアンとの関係性を示してはいませんが、実は答えとして結構根深いんですよね

エイリアン同士の戦いが本当は裏でのテーマなのですが、それが途中まで全く言及されない

それが怖いです(笑)

人間はすでにうまいように飼い慣らされているわけです

エイリアンへの違和感はここから生まれてくると言うことです

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違和感2:大人たちへの違和感

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最後の違和感は、大人たちへの違和感です

ここの大人は「学校の先生」と「主人公の母親」への違和感がいちばん強く感じられました

まずは、主人公の母親への違和感ですが、いくら主人公が「エイリアンが嫌」と言っても「がんばりなさい」としか言わないことや主人公がエイリアンと戦ってボロボロになっても特別励ますこともなく、あたかもそれが当たり前かのように振る舞っています

個人的にはこの母の立場に違和感を覚えました

娘がこんなにも嫌がっているのであれば、なにか助言をしたり、学校に申し入れをすることもできると思いますが、母もエイリアン係を降りることを進めるわけでもなく、ただ現実を受け入れなさいと諭します

さらにもっと違和感があるのが学校の先生方です

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その理由は、このエイリアンの話の黒幕が先生方であることですべて説明が付きます

戦いによって頭に被っていたエイリアンたちが亡くなったとき、怪しい培養液でエイリアンたちを復活させたり、別のエイリアンをネットで注文したりしています

さらには「この先生もエイリアンだったの?」「他の学校でも同じようなことが行われているの?」とさらに突っ込みたくなるような核心的なシーンもアニメ後半では頻出してきます

違和感の正体は、まさにこの先生方(エイリアンたち)によってもたらされた必然です

うーん、難解過ぎて、解説が本当にほしい

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最後に

以上、今回は「エイリアン9」のレビューでした

この違和感は見た人でないと伝わらないと思います

コミックを最後まで読むとスッキリするかもしれませんが、少なくともアニメだけで終わるとモヤモヤ感が拭えません

タイトルの「9」も何一つ回収できていませんし、主人公たちはその後どうなったのかも不明です

なぜこんな中途半端な形でアニメが終わったのかも違和感がありますし、本当に「なんで?」が後から後から出てきて、なにも解決しないまま終わる不思議な作品です

かわいい見た目とグロいギャップの先駆けとなったアニメかもしれませんね(魔法少女☆まどかマギカとか、メイドインアビスとか)

面白い作品なので、よかったら見てみてくださいね!

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます!

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