北村匠海くん主演で映画化もされた「東京卍リベンジャーズ」。アニメの主題歌は今や泣く子も黙る「Official髭男dism」。「Cry Baby」はカラオケランキングでも上位にランクインしている。
作者の和久井健さんは、あの「新宿スワン」を描いた人でもある。面白くないわけがない。
そんな話題の「東京卍リベンジャーズ」のアニメ版を見終わったので、今更ながらレビューをしたい。結論「面白い」になるのだが、どんなふうに私が面白いと感じたのかをつらつらと書いていきたいと思う。
ちなみに、私はアニメ版しか知らないので、ガチ勢の方々はくれぐれも優しくしていただきたい。
あらすじ
2017年。26歳のフリーターとして底辺の生活を送っていた花垣武道は、中学時代の彼女だった橘日向が弟の直人とともに犯罪集団東京卍會(東卍)の抗争に巻き込まれ死亡したニュースを目にする。翌日、バイト帰りに何者かによって電車のホームへと突き落とされた武道は、轢死を覚悟した瞬間に人生の絶頂期だった12年前の2005年にタイムリープする。不良仲間と共に渋谷の中学へ乗り込んだはずが、地元の一大暴走族だった当時の東卍に袋叩きにされる過去を追体験した武道は、偶然直人に遭遇。彼に日向が12年後殺される運命であると伝えた結果、武道は死を回避した直人に命を救われる結果に改変された2017年に帰還する。武道は直人の奮闘むなしく日向が殺害された事実に加え、自身が直人との握手によって12年前にタイムリープできることを示され、日向を救い最悪の未来を変えるべく、東卍での成り上がりを目指す。
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面白いポイント①「主人公の強靭な精神力」
私が個人的に印象深いのは、主人公(花垣武道)の屈強なメンタルだ。世界線を越える系のアニメといえば、迷わず「シュタインズ・ゲート」と答えるのだが、そこでは主人公のオカリン(鳳凰院凶真)が幼馴染のまゆしぃ(椎名まゆり)を助けるために奮闘する話が先に出てくる。オカリンは何度も何度も世界線を変えてまゆしぃ生還ルートを探すが、まゆしぃはことごとくバッドエンドに誘われる。その過程でオカリンは自暴自棄になったりするのだが、その病み方が結構リアルだったからこそ、現実味を増して見ることができたのだと思う。
しかし、東京リベンジャーズ(以下、東リべ)の主人公は違う。ヒロインの悲劇的な姿(車の中に閉じ込められる)を見ても、「絶対に助け出す!」と力強い意志を見せて、新たな世界線へと飛び出す。
この点においては、マイルドに見られるセカイ系で非常に良い。
これまでのセカイ系は、どうも重い話が多かった。助けたい人のもがき苦しむ姿を見て、発狂しそうになったり、人格が変わったり。(魔法少女まどかマギカのほむほむとか)
ここまで心理描写がリアルだと、見ているこちら側も辛いし、キツいし、精神が病んでくる。
けれども東リベは、そういったしがらみがないので、逆に清々しく見れる。そこが東リべの面白いところだ。マイルドなシュタゲと言うといいだろうか。ヤンキーなシュタゲ、でもいいかもしれない。
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面白いポイント②「変化する世界線」
世界線を跨ぐ作品で面白いのが、バタフライエフェクト的に少しの変化が大きく未来を変えていく。それが面白い。それがタイムリープものの醍醐味であるので、ここは本当に面白い。見ていて飽きない。
主人公は、ヒロインの命を助けるために翻弄している。映画「バタフライエフェクト」であれば、ヒロインの命を助けるために、お互いが出会わない(出会うことがない未来)という結末になるが、東リべではどうなるのだろうか。漫画での進み具合が全く分からないので、どうなるのか面白い。
毎回目標を掲げてタイムリープするが、未来が少しずつ変わっていく。目標を達成しても、また未来が変わる。いたちごっこのようになっているが、必ずハッピーエンドの世界線になると信じて突き進む姿は非常に感慨深い。
さらに、主人公の周りの登場人物の過去も関わっていくので、同じ話を見ているのに、違う話を見ているようで、非常に見応えがある。
さらにいえば、タイムリープのスイッチもおもしろい。「握手かいっ!」と思った人は多いはず。このトリガーもなんだが、意表をついていて、個人的にはツボでした。ナオトが黒幕なのかな?笑
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面白いポイント③「ヤンキー×タイムトラベル」
これまで、タイムトラベルものとヤンキーものは数多くの名作が生まれてきたと思う。その中で、ヤンキーとタイムトラベルというのは、画期的だったと思う。(私が知り限りだと、東リベ意外知らないし、「ヤンキー タイムリープ」で検索してみても、東リベしか出てこなかった。もし知っている方がいれば、お知恵をお借りしたい。)
ヤンキーもそうでなくても守りたいものがある。その中で、ヤンキーは人一倍大切なものへの執着が強い気がする。友情とか、愛情とか。
割りと今までのタイムトラベルでは、普通の女の子や男の子がタイムリープすることが多かったので、ヤンキーとタイムトラベルを両方楽しめる美味しい作品だと思う。
完全に個人的な感想になるが、ヤンキーは喧嘩ばかりしているイメージがある。私の中では、ヤンキー=ビー・バップ・ハイスクールのイメージになるので、ビー・バップ・ハイスクールの登場人物がタイムリープして奮闘する姿が思い浮かばないので、とても斬新に思えた。
最後に
以上、私が個人的に感じた感想である。アニメ版は完全にハッピーエンドというわけではなさそうだ。最終的には主人公が、東京卍會のトップになるのだろうか。それであれば、ヒロインを完全に救い出すことができるのだろうか。それとも、アニメ版での黒幕的存在の稀咲鉄太をなんとかしないといけないのか。
これはもう原作を読むしかないということだ。アニメだけでは、東リベの本当の面白さは分かりきれないということになる。
次のクールもあるのだろうか?もしあるのであれば、ぜひ視聴させていただきたい。
映画の方もAmazon Primeビデオに出たら早速見たい。
一番くじとのコラボも売れ筋好調だったようだから、まだまだ人気は続きそうだ。そのうち、ミュージカルとかやるのかな。人気が出ると舞台になるイメージがある。(鬼滅とかグールとかもそうだけど)
最後までお読みいただき、ありがとうございます。オススメのアニメあったら教えてください。
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