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「魔法少女まどか☆マギカ10(展)」見に行ってきた【感想とレビュー】

今年10周年を迎えた「魔法少女まどか☆マギカ」の展示イベントに行ってきたので、レビューを行いたいと思う。アニメ放映から10年たった今でもなお、ファンを熱狂させて止まないアニメの魅力を堪能できる。

 

これから行く方については、多少のネタバレもあるので、まっさらな状態で見に行きたい方はブラウザの戻るボタンをクリックしていただきたい。

「魔法少女まどか☆マギカ(10)」とは

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まどマギの10周年と展覧会の「10(てん)×展(てん)」を掛けた遊び心あるタイトルではあるが、内容については全く遊び心はなく、製作者たちの並々ならぬ熱量を感じた。

2011年1月よりTVシリーズとして放送され、様々な分野で大ブームを巻き起こし、
現在も多くの人を魅了し続ける「魔法少女まどか☆マギカ」。

本展示会では、みなさまを「魔法少女まどか☆マギカ」の世界観へ誘います。

制作資料、イラスト、映像など多数のアニメーション資料の展示や
空間演出にて作中の名シーンを再現し、
魔法少女達が歩んできたストーリーを追体験できる
複合型展示会となっています。 

10th.madoka-magica.com

魔法少女まどか☆マギカ 10周年記念サイト

「魔法少女まどか☆マギカ」とは

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いまさら語るのもおこがましいが、まどマギ初見の方もいると思うので、念の為に概要を記載しておく。

願いを叶えた代償として「魔法少女」となり、人類の敵と戦うことになった少女たちに降りかかる過酷な運命を、優れた魔法少女となれる可能性を持ちながらも傍観者として関わることになった中学生・鹿目まどかを中心に描く。本作はすでに類型が確立している魔法少女ものというジャンルに新たな切り口を導入することを意図した作品であり[4]、題名に魔法少女を冠してはいるが、いわゆる魔法少女ものというよりも魔法少女をモチーフにしたダーク・ファンタジーとしての作風が色濃い[2]。「マギカ (Magica)」は、「魔法の」を意味する形容詞「magicus」の女性形。 

魔法少女まどか☆マギカ - Wikipedia

 

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展示内容について

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展示品については以下を楽しむことができる。(一部抜粋)

  • 台本(台詞集)
  • 作画、原画
  • 衣装(鹿目まどか、美樹さやか、巴マミ、佐倉杏子、暁美ほむら)
  • 魔女(劇団犬カレーの作品展示、書き下ろしイラストあり、設定画集)
  • パネル(12話すべての制作秘話、5人の全身など)
  • ソウルジェム(鹿目まどか、美樹さやか、巴マミ、佐倉杏子、暁美ほむら)
  • コメント(声優陣、虚淵玄、蒼樹うめ、劇団犬カレー、宮本幸裕)
  • 動画(作成中作画、ミニシアター、変身シーンまとめ、OP、その他)

※ちなみに、ミニシアターとして展示の後半に暗幕の中で動画を見ることができるが、見たらこれまでの展示に戻ることができないので注意したい。

※本当は写真をアップしたいが、できる限り現場で楽しんでほしいので、いまはカットしたい。展示イベントが終わったらアップしていきたい。

 

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グッズ販売について

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グッズは展示を見終わった先で購入することができる。つまり、チケットがないと購入することが難しいということである。グッズ購入を目的にしてある場合については、一度退場してしまうと、グッズ購入ができなくなることも考えられるため、中が必要である。

入場について

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入場は各時間帯ごとに決められている。時間外の入場については付近のスタッフに尋ねると良さそうだ。入場については、入場時間が近づくとアナウンスがある。松屋銀座店の場合は四階まで階段に整理券番号の記載があるので、その場所(階段や踊り場)に待機が必要だ。アナウンスがあると、階段を登って上に行くというシステムである。なかなか膝が弱い私にとっては過酷だった(笑)

 

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閲覧時間について

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ゆっくり見て一時間半ほどかかった。さらにじっくり見ても二時間あれば大分堪能できるのではないか。列は気にしないでみてもいいとのことだったので、自分のペースで楽しめるのはいいところである。

写真撮影について

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一部写真撮影が不可なところあるものの、それ以外については自由に撮影が可能だ。撮影が不可な場所は、

  • 原画及び作画
  • 設定集
  • 動画など

である。これらの展示については、しっかりと目に焼き付けておきたい。

 

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感想

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圧巻だった。アニメを見てからしばらく経つし、最後にまどマギを見たのも何年も前のことではあるが、こんなにも鮮明に記憶を呼び起こされる感覚は快感に近い。ファンであれば言わずもがなではあるが、必見である。さらにまどマギが好きになること間違いなしだ。正直アニメを一度見てから、行けばよかったと後悔しているくらいだ。展示会に行くと、より原画への思い入れやキャラクターたちへの感情移入ができる分、かなり楽しむことができる。アニメを見るだけではわからない細かな演出や設定など、興奮がやまない情報がてんこ盛りだ。「ほむほむの武器ってこういう感じだったんだ」とか「ワルプルってこんなイメージで作られたんだ」とか「手下の魔女たちってこんな段階を経て形になったんだ」とアニメ制作の過程が手にとるように感じることができる。前売り券で1100円だったが、むしろ5000円くらい出してもいいのではないかという満足感だった。

 

個人的に興奮したのは、さやかが影の魔女と戦うシーンである。モニターが二分割されていて、右にテレビ放映のアニメ動画、左に作画シーンとなって見比べることができる。このシーンはこういう作られ方をしたのか、と純粋に気付かされる楽しさもあるのだが、アニメってこんなにも大変なのだという苦労面の方がどちらかというと大きい。時代がいくら発展してもアニメは手書きで味が出るのも真実である。アニメーターの場面の見せ方の工夫を手にとるように感じられ、思わず立ち止まって見入ってしまった。アニメーターさん、本当にありがとう。

 

ホーリーマミのフィギュアが新しく発売され、クレーンゲームの商品としてまどかのスケールフィギュアやキュウベエのマスコットなどが店頭に並ぶらしい。この「魔法少女まどか☆マギカ10」が10周年の区切りたどいう位置づけはそうなのではあるが、ファンとしてはやはり、新作への期待が高まって仕方がない。虚淵玄のコメントで「人間化したキュウベエが見てみたい」とあったが、サイドストーリーとして制作されるのであれば、本編はやはり劇場版の続きである。ほむほむにとっては最高の終劇ではあるものの、「あれで終わりなのか?」と思うファンも少なくないはずだ。

 

魔法少女まどか☆マギカのアナザーストーリーとしてのスマホゲーム「マギアレコード」でも、様々なキャラクターが追加されているが「悪魔ほむほむ(ブラックホムホム)」はまだ搭載されていない。これがある意味で答えであり、次回作につながる布石なのではないかと思う。

 

今季で放映されている「マギアレコード」も作画をイヌカレーが担当しており、アクションシーンは今期屈指のレベルである。それほどまでに劇団イヌカレーも気合が入っているということだ。これは次回作を期待しないわけにはいかない。「魔法少女まどか☆マギカ10」も単体で素晴らしかった。素晴らしかったがゆえに、ファンとしては未来を感じずにはいられない。だって、魔法少女は夢や希望を叶えてくれる存在だからだ。私達ファンの夢や希望が叶えられる日が来てくれることを祈るばかりである。

 

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おまけ

一部すでに公式で情報が出ているものがあるので、少し写真を公開していく。

まずはおそらくデコマス(デコレーションマスター)と思われる、ホーリーマミのスケールフィギュア。なかなかにいい出来。装飾も細かいところまでこだわりを感じる。作りが非常に丁寧。

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数量限定復刻のまどかといろは。

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神浜の皆様方。

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10th.madoka-magica.com

魔法少女まどか☆マギカ 10周年記念サイト

 

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